海外旅行では腹五分目に食事をするのがちょうどいい

日本語には「腹八分目」という言葉がある
でも海外旅行では「腹五分目」の考え方で食事をするといい
その理由を説明する




海外旅行中は胃袋が弱くなる

普段と全く異なる環境に居るだけで体が緊張してしまう。
それが胃袋にも影響を及ぼす。

海外の食事の時は胃袋の消化が普段よりも弱いと思ったほうが良い。

胃の消化が悪い状態で食べ過ぎると,いつまでたっても食べ物が消化されない。
むしろ胃袋が無理して消化しようとして胃もたれになる。

胃もたれというのは胃袋が心臓のようにバクバクする状態。
しゃっくりが止まらないような感じ。

海外旅行中に一度胃もたれになると食欲もなくなり水しか飲めなくなる。
夜も寝れなくなる。

海外旅行では日本にいるよりも胃袋の消化が弱くなるものと覚えておくといい。

食事は残すくらいがちょうどいい

海外旅行では基本的におなか一杯になるまで食べるべきではない。
弱まった胃袋の消化が入ってきた食べ物に追いつかなくなる。

だからといって腹八分目を意識して食べようとすると,どこで食べるのをやめるべきか判断しにくい。
目の前にはせっかく海外でしか食べられない料理があるから・・・という理由で無理して食べようとしてしまう。

そこで「腹五分目」の出番

「腹五分目」というのは,胃袋の半分に食べ物を入れた状態
少なくとも空腹は感じないけど,もうちょっと食べたいな,と感じる程度と考えて良い。
食事は,食べ物の一口目が一番おいしい。
二口目以降は単に食べ物を口へ運ぶ作業になりがち。

「もうこの食べ物の味は分かったからもういいや」と飽きてきたあたりで残そう
食べ物を残すことを罪悪感に感じなくていい。

せっかく作ってくれた人に気を遣ってしまって無理して全部食べようとすると,後で胃袋にダメージが襲いかかってくるのはあなた自身だよ。



ホテルの朝食は無料だからといって食べ過ぎないこと

海外旅行に慣れた人でも,よく失敗する例を紹介する。

ホテルの朝食は宿泊費に含まれている場合がある。
朝食は無料なので,朝にホテルの食堂へ必ず行く。
食堂に入ると,見たことのない種類の食べ物がたくさん置いてある。

どの食べ物にしようか迷う。
結局、全種類の食べ物をお皿に入れて食べる。
もうすでに朝食の時点でおなかがパンパンになってしまう。

この状態でホテルから外出して,適当な飲食店で食事を注文する
お店のテーブルに座って食べようとしてもホテルですでにおなか一杯

あまり食べれなかった・・・
ホテルではもうちょっと食べるようを抑えればよかった!と後悔する。

ホテルの食堂ではいろいろな食べ物があって食べ放題でも全種類食べるべきではない。
自分の胃袋は弱まっていることを自覚して,食べる量を抑えるべき。

私は3皿まで取る,おかわり禁止のルールを作っている。
でも目の前にいろいろな食べ物があるとアレコレ取っちゃうからルールを無意識のうちに破ってしまう。

その結果胃袋に負担がかかって後の旅行であまり食べれなくなる失敗をよくする。
その悪い癖を直したいと思っている。

海外旅行中は食事は少しずつ取るのが理想

一日の食事は朝昼夜の3食でなくてもいい
胃袋に入る程度の食事量であれば食事のタイミングや一度の食事の量は関係ない。

胃袋に負担が小さいのが,食べ物を少しずつ食べる食事スタイル。
これなら少ない量の食べ物を少しずつ消化することになるから胃袋はあまり働かない。
その結果,体の疲労も抑えることが可能。

例えば以下のように午前と午後に軽食を5回取ってもいい。

  • 午前に軽食を2回
  • 午後に軽食を3回
  • 夜は食事なし

海外旅行では一度に食べる量を少なく抑えて食事の回数を増やしてみよう
そっちの方が胃袋の負担が小さいくなるし,いろいろな物を食べられるよ!

海外旅行で食事をするときは常に腹五分目を意識するといいよ