海外旅行のための外国語学習は無理してやらなくていい

海外旅行に行かない理由の1つとして,「言葉が通じるか不安・・・」が頻繁にあげられる。

外国は日本と比べて自分が発信したり,得られる情報量が限られてしまうよね。
だって言葉が読めないし,どうやって言えばいいかわからないんだもん。

だから,海外旅行先でも情報量を増やすために外国語勉強をしているんじゃないかな?
それとも,単に語学が好きだから外国の言語を勉強しているのかな?




私が海外旅行に行って分かったことは・・・

「最小限の努力」で海外に行きたいのであれば,外国語学習は無視すべき

「最小限の努力」ってマジ大事だよ。マジで。

外国語学習に終わりは無い。
母語でない人が外国語を極めようとすると,何年もかかるよ。
何年もかけて外国語を学んで,結果あなたは外国語ペラペラになりました。

でも,実際に外国旅行に行くと,実際に使った外国語フレーズは中学1年生程度の英語と同レベルの外国語だけ。

ifとかbecauseとかの論理的な外国語なんて外国旅行では自分で発信しなかったし,役に立たなかったな。
外国の電車の中でぼーっと座っていたら壁の広告の内容が読めた,っていう程度
べつに外国の広告なんて読めなくても絵や画像でなんとなく内容が分かるよ。

何年も苦労して外国語を勉強した結果のリターンがたったのこれぽっち・・・・って私は思った。
外国語を学んで外国旅行に行っても最大限の努力でほんのちょっぴりの利益しか得られない
外国語学習って,割に合わない努力だなーって分かった。

情報は言語だけではない

海外で自分が伝えたい事,知りたい事は必ずしも「言語」を手段としなくてもいい。

中学1年生程度の単語を並べるだけの英語でも海外旅行はスムーズにできたよ。
中学1年生の英語すらわからなくても,周りの状況とか,身振りとか,絵を描く,等の手段でも海外旅行はできるんじゃないかな?

むしろ,海外旅行で面白いのは「非言語」の手段によって外国人に自分のやりたい事を伝えたり,周りの雰囲気を感じ取って「ああ~自分はこうすればいいんだな~」って考えるシーンじゃないかな?



外国語を心配する前にあなたの日本語語彙を心配するべき

私が海外旅行に行って分かった事は,

外国語を覚えるよりも,海外旅行に必要な知識を「日本語で」覚えるべき

っていうこと。

例えば,海外旅行時に頻繁に出てくる「日本語用語」を覚えるべき。
初歩的な語彙として・・・

チェックインカウンター
チェックイン
自動チェックイン
受託荷物
機内持ち込み荷物
液体物
出国審査
入国カード
入国審査
税関申告書
税関
免税
搭乗ゲート
搭乗口
登場開始時刻
到着予定時刻
リコンファーム
チェックアウト
ブッキング
オーバーブッキング
パケ死
空港コード(HND,NRT等・・・)
日本大使館

等々・・・・
上記で上げたレベルの言葉の意味すら知らないと,海外旅行時に焦るかもしれないよ。外国語を勉強する前に,まずは上記の日本語の意味を理解するほうが先だと思う。

じゃあ,外国語は全く覚えなくていいの?

外国旅行をより楽しみたければ,覚えて良いんじゃない?っていう程度。

英語で「サンキュー」って言えばほとんどの外国人に感謝の気持ちを伝えられる
でも,英語よりも現地の言葉で「ありがとう」って言ったほうが現地の人は笑顔になりやすいよ!!っていう程度。

外国語学習によって得られるメリットは期待しないほうが良い。
あくまでも海外旅行を楽しむための手段にしかすぎないよ
語学が好きな人なら外国語勉強すればいいんじゃない?っていう程度。

覚えたほうが良い外国語って何?

語学が嫌いな人なら,以下の5つの現地語だけ覚えればいい。
少なくとも「ありがとう」だけでも覚えておけば,相手は笑顔になるよ。

ありがとう
こんにちは
さようなら
いくらですか?
~はありますか?

「ありがとう」の外国語すら覚えられない場合は,外国に行く前にネットで現地語を調べて手帳にメモして,外国人に見せればいいよ。

まとめ

海外旅行のための外国語学習はあくまでも楽しむ手段。
外国語学習は別に海外旅行に必須ではないよ

それよりも航空便はあるか?とか,ホテルはどこにすべきか?空港までの交通手段は?で悩むべきだよ。