囲碁の棋譜解説というと、普通はプロ棋士や上級者がやるものだ。
ではもし、囲碁10級の初心者が江戸時代のプロ棋士の対局を解説したらどうなるのか?
本記事では、本因坊丈和の棋譜を「初心者目線」でガバガバ解説していく。
前回の記事

囲碁ガチ勢「何やぁこの厨パァ棋譜並べ方法!」
ガバガバ解説対象の棋譜
本因坊丈和さんの囲碁
「ほんいんぼう じょうわ」って読む。
本因坊(ほんいんぼう)っていうのは、まぁ要するに囲碁が強い一家みたいなもん
で、本因坊丈和さんは江戸後期に生きていた最強クラスと言われる棋士らしい。
(↑本記事を書くまで知らなかった…)
詳細を3行でまとめると
・1787年~1847年に生きていたおじさん
・本因坊家の12世
・棋風は「力こそパワー」、「強力無双」
対象の棋譜
1819年11月17日(※江戸後期)の棋譜を使うゾ~
ソースは図書館の囲碁本(直球)
対局相手は安井仙知さん
「やすいせんち」と読む
囲碁史では「安井仙知」が2人居るので注意しようね!(N敗
多分、安井知得仙知(やすい ちとく せんち)の略称だと思います。
一応、安井仙知さんも囲碁ガチ勢ね!
安井仙知「え?俺の説明はこれで終わり?」
10級の人が囲碁ガチ勢の棋譜を偉そうに解説してみた
対局オッスお願いしまーす
先手:本因坊丈和(黒)
後手:安井仙知(白)
江戸時代の時も、黒石の人が先に打っていた模様。
当時、コミ6目半とかは無かったので先手が絶対有利になるんだぴょん!
1~4手
囲碁は黒から順番に1つずつ碁石を碁盤の上に置いていくゲームだよ~ん
本因坊丈和さんが「黒1」と置いたら、次は安井仙知さんが「白2」と置いて
次は本因坊丈和さんが「黒3」と置いて、安井仙知さんが「白4」と置いて・・・
っていう進行過程を整理した図↓(囲碁用語で「棋譜(きふ)」と言う)
現代の囲碁と同様に、最初の4手までは碁盤の隅(すみ)に打つことが多いゾ~
江戸時代の囲碁は、碁盤の上にある小さな黒丸(囲碁用語で「星」)には置かないで、星の隣に置くことが常識だったらしい
初手は星に碁石置かず、星から1つだけずらして置くことで領土(囲碁用語だと「地(じ)」)を確保する考え方が強かったのかな?(適当)
最初から星に碁石を置いちゃうと、敵さんが星の内側(囲碁用語だと「三々」)に碁石を置いて侵入されちゃうからね、しょうがないね
5~8手
本因坊丈和さんの黒5で、右上のお隣の黒と団結して、右上の地(じ)を固めてイキますよ~
安井仙知さんの白6で、左下の黒石に迫ってイクゾー
これ以上白石を侵入させないために黒7でガードや!
黒7のガードに対抗するために、白8でグイグイ入っていくZE☆
9~12手
左下は白石2個に対してつながっている黒石が1個だけなので心配。
なので、黒9とつなぐ!
黒石が2個にくっついちゃったので、白も白10でつないで防御力UP!
左下が安定したところで、次は右下を黒11で攻めるゾ~
白12で侵入を防ぐ!
13~16手
黒13で右下の奥へグイグイ侵入
このままだと右下の白石がマズイですよ!
ってな訳で、白14とつなぐ
白石が2個になって強化されたので、黒15とつないで補強
白16で、地(じ)を大きく確保予定や!
17~20手
黒17で、左上の領土を荒らしてイキますよ~イクイク~
あっ、そうだ(唐突
「荒らす」も囲碁用語だゾ~
相手の地をガリガリ減らしにイク意味らしい
白は黒17の相手にせず、左下からちょっと右側の場所に白18を置く
黒は白18になんとか対抗しなきゃ(使命感
と慌てて考えた末、黒19の場所に置いて白18を孤立させますよ~
白18を援助するために、白20で左下の黒石を挟むZE☆
21~24手
下側の孤立した白石の斜め上に黒21と置いて、プレッシャーをかけるお!
白はヤヴァイので白22と、碁盤の真ん中に向かって逃げる!
黒23で白石を逃がさない!
では白24で左側へ逃げるぜ!
まだ白地ができていなくてやべぇよ・・・やべぇよ・・・
25~28手
黒石が斜めで傷があるので、黒25で補強。
そのスキに白26で右側へ拡大。
これ以上白を右側へ侵入させないために黒27でガード
白28で下側へつないで、なんとか地を確保できたっぽいぽいぽい
29~32手
白石の上に黒29と置いて蓋をする。
白はこれ以上、上側へ行きにくくなったので、白30と右側へ這う。
黒31で白の侵入をガード
ならば白32で無理やりこじ開けて上を目指すゾ~
33~36手
黒33で白の領土内へ侵入ゥ~
白34で必死の抵抗
お次の黒35で白石をGET!
相手の石を囲むと、囲まれた石を消すことができるんだよー
白36で黒石を狙いつつ、上側へ逃げる。
下側の白石を捨てて、上側へ逃げて生きようとしていますねぇ!
あっ、そうだ(唐突)
「生きる」も囲碁用語だゾ~
自分の石が相手から絶対に取られない状態が「生きる」やで!
詳細は↓を読んでクレメンス

37~40手
下側の黒石(△)を取られると、右下の黒がやべぇよ・・・やべぇよ・・・
なので、黒37とつなぎますよ~
そのスキに白38で、上側へ脱出する基盤を固める。
真ん中下の白石たちが強化されてしまって、逆に左下の黒石たちが弱くなっちゃった・・・
なので黒39でバラバラになった黒石をなんとなつなげる。
白は余裕ができたので白40で予定地を広げる
41~44手
全体的に黒の地が狭いので、右側に黒41を打って地を広げるゾ~
黒が迫ってきたので、白42で右下の地を固める。
黒が白の領土に侵入されるのを防ぐために、まっすぐ(棋譜のA)ではなく斜めに置いたんじゃないかな?(適当)
右側の黒地はここらへんにしといてやるわ。
んじゃ、左上の黒石を助けますかー
っていう訳で黒43と白石を攻めてイキますよ~イクイク~
左側の白地を荒らされるのはマズいですよ!
白44でガードや!
45~48手
左側の白石が2個になったので、黒45でこっちも黒石を2個にして戦力を均衡にする。
白46で白石のつながりを強化!
黒47で左上の白石を挟むンゴwwww
左上の白石が孤立しちゃってヤヴァイので、白48で真ん中へ逃げるゾ~
49~52手
白が中央へ逃げられるとまずいですよ!
と言う訳で黒49で白の逃げ道を封鎖しますよ~
白は中央へ逃げにくくなったので、左上の領土だけで生きる作戦に変更すっかな~俺もな~(白50)
白を絶対に中央へイカせないための黒51
左上の白石3個だけで生きていると見て、白52と黒の領土へ侵入!
(囲碁に不可侵条約は)ないです
53~56手
黒53で、右上の黒地だけは死守するで!
それに対して白54で真ん中へ向かって逃げる!
そうはイカのキンタマ(黒55)
ならば、下側へ逃げて右下の白石とつながってイクゾー
57~60手
黒57で右上の暴れている白を押さえつける。
多分(△)の黒石は捨てることになると思うんですけど(名推理
この時点で白地はまだ少なさそうなので、上側の開いている場所に白58を置くゾ~
すると左上の黒石がちょいピンチなので黒59とつないで壁を作っておくよん
そのスキに白60で白地を確保!
61~64手
黒61で、左上の白石を取りに来ましたよ~
はわわ、ご主人様、黒石が来ちゃいました!
よろしい、ならば戦争だ(白62)
黒63で白の逃げ道をガードすると同時に、左側、真ん中の黒石とも連絡するとか誇らしくないの?
色々考えた末、白64が生きる為の手らしい。
なんでそこに打ったのかは知らんけど
65~69手
黒65で左上の領土へグイグイ侵入
単独の黒石とつながせないために、白66でガード。
黒67で隅っこの白石(△)を取りますよ~
そのスキに白68で眼(め)を2つ確保したのかな?(すっとぼけ)
あ、眼(め)も囲碁用語ね。
最低でも2つの「飛び地」領土があれば、相手から絶対に取られないの。
とりあえず、眼(め)を2つ作っとけばええんやで(ニッコリ
多分、赤枠2か所が眼になる場所だと思います。
黒は左上の白が生きたと見て、取りに行くのは諦めた。
んじゃ、黒69で黒の領土を広げると共に、上側真ん中の白へプレッシャーをかけるゾ~
ワイが書き写した棋譜はここまで
実際は、まだ勝負は続くのよん。
何手で終局とか、どっちが勝ったかは知らんけど。
ガバガバ棋譜解説はこれで終わり!閉廷!…以上!皆解散!
棋譜解説を完走した感想
ぬわああん疲れたもおおおおおおん
パワポに碁石をペタペタ配置して、その上に数字を打ち込むの、チカレタ…(小声)
囲碁の本にある碁盤って、どうやって編集しているんだろう?
ChatGPTに聞いたところ、現代は
「ほぼ全部」囲碁専用ソフトで作っているらしい
・SmartGo
・MultiGo
・GoWrite
・囲碁きっず用の編集ソフト
・SGFビューア
棋譜から4手ずつ切り抜く場合、MultiGoがオススメらしい
MultiGoをインストールして使ってみた
使ってみたけど、便利すぎィ!
直近4手の碁石の番号も表示できるのか・・・(汗
直近N手の碁石番号はこ↑こ↓で調整できるゾ~
Options→Set Up→Markers and Number
[F8]キーで碁石の数字表示オンオフを切り替えれるゾ~
パワポで作るよりも楽ち~ん
次はMultiGoでガバガバ棋譜解説しなきゃ(使命感
ChatGPTに相談して、ブログ用に見やすいフォーマットに修正したゾ~
これで次のブログ時の準備バッチェですよ!

で、今回のガバガバ棋譜解説の反省は?
囲碁なんて知らんわボケ!
っていう兄貴向けに囲碁用語をできるだけ使わずに棋譜解説するのは、いやーキツイっすー(素
そもそも囲碁って、地が広い方が勝ちっていう事すら知らん兄貴の方が圧倒的だって、それ一番言われているからな。
逆に細かく説明しようとすると、本因坊丈和さんや安井仙知さんがこ↑こ↓に打った理由がますます分からなくなるんですよ~
囲碁を知らん人には軽く説明できるけど、細かい事を突っ込まれたら説明に困るのが棋力10級かな?(すっとぼけ)
逆に言うと棋力10級程度でも、江戸時代の対局がなーんとなく理解できて楽しめるって事。
これって…勲章ですよ…
次は是非ともMultiGoを使って江戸時代のガバガバ棋譜解説をしてイキたいですねぇ!
MultiGo「そうだよ(便乗」























