将棋初心者が400年前の棋譜解説をしてみた(左海久円 VS 二代大橋宗古)

将棋の知識が付いてくると、棋譜並べが楽しくなってきたゾ~

一手一手の局面図を作って「なぜそこに指したのか?」を言語化してみたぴょん!
将棋解説が間違いだらけかもしれないけど、許して♡




棋譜のソース

1635年9月18日の対局

将棋データベースにアクセスすれば、今から400年くらい前の棋譜が無料で見れるゾ~
こんなマニアックな情報がいつでも得れるとか、かがくのちからってすげー!

1635-09-18 江戸時代の古典棋譜 左海久円 vs. 二代大橋宗古

 

二代大橋宗古(そうこ)は、当時の将棋名人
強い人なので、角落ちで挑んでいるゾ~

挑戦者は左海(さかい?)久円(?)
多分、無名の棋士だと思います。

 

79手で二代大橋宗古の勝ち

あえて無名の棋士で手数が短い棋譜を選んでみた

多くの将棋指しは、有名な棋士による名局の棋譜並べをする傾向にある。
そっちの方が実力が付くからね、しょうがないね。

一方でワイは「あえて」無名の棋士による、知名度ゼロの棋譜を並べているゾ~
これが「良い棋譜」かどうかは知らんけど。

序盤

角落ちのハンデあり対局

青色二代大橋宗古
角落ちのハンデ戦なので、先に指す指すゾ~
(棋譜では後手扱い)

に指すのが左海久円(黒色)

対局、ハイ、よーいスタート(棒読み)

初手で歩を突かずに飛車側の銀を上げているゾ~
後手は角が無いので、5筋攻めでカバーする作戦なのかな?(すっとぼけ

 

相手は角が無いので、堂々と角道を開けてイキますよ~

 

相手が5五角に来られると8二の飛車が狙われていやーきついっすー
(7三歩が前に進めなくなる)
なので5四歩と突いて5五角を阻止

 

将棋盤の中心である5五(天王山)を確保するための歩突き

 

銀を中央へ上がって攻撃の準備!

 

5~7筋を確保するために銀を前に出す

 

守りはOKなので、堂々と飛車先の歩を突き始めるゾ~

 

敵の8二飛先の8四歩は銀で対応
(実際に対応するとは言ってない)

 

更に歩を突いてイキますよ~イクイク~

 

6筋の確保

 

6筋を取られないように応答

 

がら空きの7筋をけん制

 

7筋は金で守りまっせ

 

右側から回り込んで8二飛を攻める準備をする為に、角を引く
飛車はいつも敵から狙われてんな

王、玉「・・・」

 

棒銀ではなく「棒金」戦法

 

7筋を確保ね!

 

△8四金「そろそろ狩るか…♠

 

8筋の戦いは飛車に任せた!(他力本願)

8筋の力関係は 3 vs 3 なので(多分)互角
(8五歩+8四金+8二飛 vs 8七歩+7六銀+8八飛)

 

王様の近くをガード
銀の下に金を置く形が良いらしい

 

追加で桂馬も参戦してイキますよ~
8筋の力関係は 3 vs 4 なので、先手(左海久円)が(多分)優勢

 

8四金が居るから、7筋も攻めるZE☆

 

宣☆戦☆布☆告(序盤終了)




中盤

7筋がガラ空きなので、飛車で守る!
こいつ、いっつも働いてんな

 

隣の6筋も攻めるZE☆

 

敵のヒモが付いていない7六銀をけん制

 

角で敵の8四金と7四飛をけん制

 

8四金を捨てて7六銀を取るッ!

 

角で金を取るのと同時に、王手をかけるZE☆

 

王は逃げる。
やっぱり居玉はあかん!

※居玉(いぎょく)=王様を初期位置のまま放置プレイ

 

敵の7七飛で桂馬を取られたらヤヴァイので、金で守る

 

飛車を引きつつ,敵の8四角をけん制

 

角は敵陣に入れないので、一旦自軍へ引く

 

桂頭を攻める歩打ち
桂馬は前のマスに進めないからね、しょうがないね

 

角の利き上に歩を置いて、敵の7四飛にプレッシャーを与える

 

飛車を引かずに、狙いを8筋へ変更

 

こいつ、いっつも飛車を狙ってんな

 

「と金」を作って、敵の8二飛と7八金の守りを崩す

 

飛車周辺の守りをチョイ崩された

 

敵の5七角の利きがヤヴァイので、一旦飛車を引っ込める

 

▲4六角でしつこく飛車を追いかける

 

ストーカーの4六角を△3四桂打でけん制

 

ひたすら飛車を追いかける

 

左海久円「アッー!」
(左海久円のミス?)

 

歩で取り返す
角と銀の交換は、いやーきついっすー

 

ゲットした角を使って、相手の7七金と8八飛にリーチをかける

 

6六歩は打てない・・・(二歩で反則になる)
9九角成されるとピンチだから、とりあえず飛車を引っ込めるゾ~

その時点で6六銀を打っとけばよかったと思うんですけど(名推理

 

がら空きの8筋にプレッシャーを与えるゾ~

 

相手の8二飛の利きがあるため、▲同歩で取る

 

自分の王様を安全地帯へ移動

 

「と金」を作って、8二飛と5二金を狙う

 

「と金」を放置すると8二飛がヤヴァイので、潰しておく
ついでに歩を調達

 

歩で金をゲット。駒得

 

先ほど調達した歩を、9九角成する準備のために△7六歩打

 

仕方なく金を避ける

 

二代大橋宗古「よし、じゃあ角を敵陣へぶちこんでやるぜ!」

左海久円「アッー!」(2回目)

 

終盤

「と金」を作られないように飛車で7六歩を取りつつ、敵の馬から離れるゾ~
将棋のお馬さん、怖い…(´・ω・`)

 

飛車狙いの尻銀
それと同時に、敵の玉を狙うゾ~
「詰めろ」をかけている状態っすね~

 

9九馬の利きがあるので、6六飛は☆無☆理☆
なので、飛車を引いて9九馬をけん制!

 

飛車の利きを避けながら、8七金を狙う

 

8七金を守りつつ、8六銀取りを狙う

 

逃げながら成る銀
銀が成ると「全」みたいな漢字に変わるよ~

 

そろそろ攻めないと負ける…(´・ω・`)

 

8七金と7七飛の守備バランスを崩す歩打ち

 

飛で取ると8七金が取られるので、金で取る
これで7七飛は前へ進めなくなったゾ~

 

引き続き、7七飛を威嚇

 

「と金」で8二飛取りのリーチをかける

 

忘れた頃に、桂馬でガード

 

金で、再び飛車狙い

 

引いて逃げるのと同時に、自分の王を守る

 

7六金と7七飛が離れても良いように、▲7八歩打で飛車とヒモを付けておく

 

「と金」狙いの「垂れ歩」

 

敵から5七香を打たれると王手になってヤバイので、事前に歩で埋める

 

「と金」で7七飛にプレッシャーをかける

 

7七飛で「と金」を取っても5六成銀に取られる
なので、仕方なく▲5六歩で玉前の5六成銀を潰す

 

左海久円「やめたげてよお!」

 

5八に金などの合駒を打っても良い未来が見えないので、とりあえず逃げる

 

敵を詰ませるために、馬を捨てて飛車を調達

 

玉が逃げるよりも、強力な馬を潰す方を優先してしまった

 

左海久円「あっ、ふーん…(察し)」

 

ここで左海久円は投了

なぜこ↑こ↓で投了したのか?

敵の5七香と6八飛の利きがあるので、4八玉は動けない
なので5八に合駒をするしかないゾ~(黄色マス)

 

初心者のワイなりに考えた詰みの手順


▲5八銀打(合駒)
△同と
▲同金
△同飛成 まで


 

合駒は歩以外なら何でもOK
とりあえず余っている銀を打つ

 

まずは、価値が一番低い「と金」で相手の銀を取る

 

初期位置に居た4九金で取る

 

香車の利きが効いている場所に、最強の竜を作る

 

これで玉は逃げれない。Q.E.D
チェックメイトだってハッキリわかんだね

棋譜並べを完走した感想

ぬわああああん疲れたもおおおおん

一手一手をすべてエクセルで作るのは、いやーきついっすー(素

将棋の局面図を作るのは大変な事が分かった(小並感

初心者でも「なぜそこに打ったのか?」を言語化できる

将棋初心者(10級くらい)の人でも、解説ナシの棋譜を実際に並べてみるだけで色々な事が書けるんですねぇ~
ガバガバ解説なのは許して♡

 

間違えている箇所があったら、すいません許してください!何でもしますから!

左海久円・二代大橋宗古「ん?今何でもするって言ったよね?」

左海久円の敗因

多分、角を取られた箇所だと思うんですけど(名推理)

あそこは▲6四角ではなく、▲6五歩で敵の6四歩を取るべきでしたねぇ・・・(初心者並みの感想

▲6五歩で取れば、次に▲6四歩と突けば次に敵の8二飛を取るZE☆
っていうプレッシャーをかけれるゾ~

 

ま、結局は相手が取った角を上手く使われて、自軍を荒らされまくったんですけどね。初見さん
将棋が強い人でもミスするからね、ま、多少はね

 

・・・という事が400年前の棋譜からわかる。

たったの400年で、人間というハードウェアは変わらないんだぴょん!

無名な対局の棋譜並べは楽しい

棋譜の内容を言語化すると、その棋譜なりのストーリー(物語)が見えてくるゾ~

 

言語化する内容がお粗末で、間違いだらけでも気にしない。
ワイはプロ棋士とかガチ勢じゃないからね、ま、多少はね。

指し将棋よりも棋譜並べの方が楽しい~
勝ち負けが嫌いなタイプだから・・・(震え声

棋譜並べの続き

将棋初心者が江戸時代最後の棋譜解説をしてみた(松本竹朗 VS 小野五平)