海外旅行に行くには何が必要?

いつから海外旅行=スーツケーツっていうイメージが定着してしまったんだろうね?
スーツケーツは確かに荷物がたくさん入るが,街中で運ぶと結構疲れるし,スリからも目を付けられるよね。

実際,海外旅行に行くときに絶対に必要となる持ち物を考えるとスーツケーツなんて要らないよ。

その理由を説明するよ。

海外旅行未経験者が思い浮かべる海外旅行者のイメージ

海外に行く為に「絶対」に必要なもの

 

パスポート

 

それだけ。

 

ほかにも「ビザ」っていうものが必要になるけど,日本国の場合はほとんどの国でビザなしで訪問できるので本記事では考慮しない。

パスポートだけでいいの???ってなった方へ

海外に行く「だけ」ならパスポートだけで実行可能

極端な例として,日本の那覇市と台湾の間が陸続きの世界だった場合を考える。


那覇市民が台湾へ行く方法

那覇市民が持ち物「なし」で歩いて行ける限界は日本国内。
(服は持ち物に含めない。)

歩いて台湾へ入るためには那覇市民は「パスポート」を家から持っていきます。
ズボンにある大きなポケットならずっぽり入ってしまうサイズ。
那覇市民はズボンのポケットにパスポートだけを入れて歩きます。
お金とかスーツケーツはもっていないよ。

これから台湾へ行く那覇市民のイメージは以下。

まず,「出国審査」をやっている国境の場所まで歩きます。

「出国審査」をやっている場所へ着いたら日本人の係員のお兄さんに「パスポート」だけを見せます。
日本人の係員のお兄さんがパスポートを見て,日本から出国させても問題なければ日本国から出国できる。

ここで「出国」というのは,書類上はどの国にも属しない状態。宇宙空間にでも入ったと考えればいい。

ここからちょっと歩くと,「入国審査」をする場所が見えます。
ここで台湾人の係員のお兄さんに「パスポート」だけを見せます。
台湾人の係員のお兄さんがパスポートを見て問題なければ那覇市民は台湾へ入れる。

ね?海外に行く「だけ」ならパスポートだけで行けちゃうでしょ?

※実際には「台湾入国カード」に記入して台湾人の係員のお兄さんに提出する必要があるが,すでに宇宙空間の中で用意されているので,持っていく必要はない。

「出国審査」と「入国審査」のイメージを以下に示す。

那覇市民が台湾から日本へ戻る方法

さっき行ってきた「入国審査」をやっている国境まで逆戻りします。
「入国審査」は日本から一方通行で入る場所なので,台湾からは入れません。
かわりに,台湾の「出国審査」をやっている場所まで歩きます。

あとは日本→台湾の逆の作業をするだけ。

ね?海外から日本へ戻る「だけ」ならパスポートだけでいいでしょ?

※実際には「税関申告書」に記入して日本人の係員のお兄さんに提出する必要があるが,すでに宇宙空間の中で用意されているので,持っていく必要はない。



【再】海外に行く為に「絶対」に必要なもの

 

パスポート だけ

 

したがって,海外旅行であっても,特別に持っていく必要がある荷物はパスポートだけ。それ以外は必要に応じて持っていけばいい。

要はパスポート以外の持ち物は「国内旅行」と同様に考えればいい。

危険な国とか,衛生がめちゃくちゃな国に行くなら,パスポート以外にも何らかの特別な装備を持っていく必要があるが,海外旅行未経験者がまず最初に行く国じゃないでしょ・・・・

でも、海外って日本と違うんでしょ?

確かに海外は日本とは違うが,社会の仕組みは日本と全く同じ。

例えば外国のお金が必要になったら空港とかの両替所へ行って日本のお金と交換すればいい。
トイレに行きたくなったら,外国の現地のトイレに行けばいい
おなかがすいたら食べ物を売っているお店へ行って買えばいい。
寝たくなったらホテルへ行ってお金を払ってベットで寝ればいい。

砂漠とかジャングルとかでない,人類の文明がある場所なら国内旅行と同じ感覚でなんとかなる。

海外の水道水とかを日本人が飲むとおなかが壊す場合があるけど,別に死ぬわけじゃない。そういう失敗は「勉強」として、次の海外旅行で生かせばいい。

まとめ

海外旅行に行くためには「パスポート」は必須。
あとは国内旅行の感覚で荷物を持っていけばいい。

べつにスーツケーツとか持っていかなくても海外へ行けるよ。