語学書「ニューエクスプレス」を挫折せずに最後までやり遂げる方法

語学マニアなら、誰もが愛用している「ニューエクスプレス」という語学書がある。

しかし、残念ながら途中で挫折してしまう人が多い。

本記事では、最後までやり遂げる確率をアップさせる方法を紹介する。
挫折しないとは言ってない




そもそも「ニューエクスプレス」って何?

いろいろな言語の入門書

今の日本人にとっての外国語は「英語」

 

最近は中国語も人気がある。
ドイツ語・フランス語・スペイン語・イタリア語・韓国語辺りの語学書も本屋でよく見かける。

 

だけど、それ以外のマイナー言語になると語学書なんて全然見かけない。

そういうマイナー言語をカバーしたのが「ニューエクスプレス」って言う語学書シリーズです!

 

例えば (現代)ヘブライ語「ニューエクスプレス」は以下

ニューエクスプレスプラス 現代ヘブライ語 山田 恵子 著

 

ちなみに、ヘブライ語は以下のような文字を使う言語。

ニコニコ大百科にある「心ぴょんぴょん」の現代ヘブライ語訳を修正してみた

 

 

こういうマイナー言語の語学書が30~40冊もある。

語学マニアなら誰もが「ニューエクスプレス」で何かの言語を勉強したことがあるハズ!

挫折しないとは言ってない(二回目)

どんな言語があるの?

以下を読んで、どうぞ。

白水社の語学書『ニューエクスプレス』シリーズが最高すぎる件。

なんかアフェリエイトっぽい記事だけど気にしない

過去に「ニューエクスプレス」みたいなシリーズがあったのだが・・

今から40年以上前に「四週間シリーズ」という語学書があった。

 

例えば1986年にハンガリー語四週間が出版されているよ!

ハンガリー語四週間

ハンガリー語はあるのに、何故かヘブライ語四週間が無い

 

しかし・・・
「四週間シリーズ」の語学書を、文字通り「四週間」で終わらせるのは不可能

私から言わせてもらうと、「四週間」じゃなくて「四年」だと思う。
「四カ月」でも難しいと思うわ・・・

人によっては「四十年」かかるかもしれない

 

ネットでも「四週間シリーズ」は「四週間で出来ないじゃん!」とのツッコミが多い。
四週間で終わる人は100%人間を止めている

 

何故なら、あの出版社が「大学書林」だから!

 

「大学書林」は、難解な文法説明だらけの本を出版することに定評がある。

当然、「四週間シリーズ」でマイナー言語を勉強しようと思っても、99%の人は挫折するんじゃないかな?
(適当)

 

実際、私も「四週間シリーズ」で勉強したことがある。


・古典ギリシャ語
・ラテン語
・スウェーデン語
・フィンランド語


だけど・・
(最後までやり遂げた本なんて)無いです。

「四週間シリーズ」の改良版が「ニューエクスプレス」

「大学書林」の「四週間シリーズ」の語学書だと、挫折する人が多すぎる!

 

そこで、ある偉大な語学マニアはこう考えた。


・色々なマイナー言語を多くの人に知ってほしい!

・でも挫折するのはなんとかならないかなぁ~


と考えて生まれたのが「ニューエクスプレス」という語学書シリーズ

 

「ニューエクスプレス」は、かつての「四週間シリーズ」と比べてページ数が減って説明が分かりやすくなっている。

それでも、一般人から見れば難解な事に変わりはない

 

まぁ、「ニューエクスプレス」が出版されたことで、本の途中で挫折する人の割合が減ったんじゃないかな?
(適当)

 

ちなみに「ニューエクスプレス」の出版社は「白水社」
そこ、テストで出てくるからよーく覚えとけよ~

語学マニアの間では「大学書林」が言えても「白水社」を知らない人が多い気がする

実際に「ニューエクスプレス」で勉強した人の感想

ロシア語学習に挫折した人は『ニューエクスプレス ロシア語』からやり直すのがおすすめ!

 

注意点として・・・
「ニューエクスプレス」の「ロシア語」を作った著者は語学書の書き方・教え方が上手い事で有名。

「ニューエクスプレス」のロシア語「以外」の言語だと、書き方・教え方がねぇ・・・
後半に進むほど、難解な解説だらけになって挫折を誘っているようにしか見えない

 




で、「ニューエクスプレス」を最後までやり遂げれるの?

最後までやり遂げれない人に見られる3つのタイプ

「ニューエクスプレス」語学書を買ったのは良いけど、気づいたら本棚の隅っこに置いてあった。
久しぶりに取り出してみたらホコリだらけ・・・

 

そういう人を3タイプに分類してみた。


1.コレクション型
2.燃え尽き型
3.とりあえず資料として型


コレクション型

艦隊これくしょんとは関係ない

要するに

「本を買いそろえて満足~♡」

っていうタイプですね、分かります?

 

「ニューエクスプレス」はたくさんの言語版が用意されている。
マイナー言語の語学書だけでも30~40冊くらい用意されている。

 

だから危険なのだ!

 

実際、「ニューエクスプレス」語学書のコレクターがいるらしい。

同様に、四週間シリーズのコレクターもいるらしい

 

30~40言語も用意されている「ニューエクスプレス」はコレクション要素が強い。

だから、


・色々な言語の「ニューエクスプレス」語学書を買っただけで満足!

・本の中身をパラパラめくって読んだだけ

・本腰を入れて勉強はしていない

・複数の語学書を持つと、なんだか頭が良くなった気分になる


 

・・・という人が多い。

 

例えば、北欧の5言語の「ニューエクスプレス」を買いそろえた人がいらっしゃる。

『ニューエクスプレス アイスランド語』発売!

 

フィンランド語・スウェーデン語・ノルウェー語・デンマーク語・アイスランド語、の5言語の「ニューエクスプレス」を所持するのはいいんだけど・・・

 

これらを全部やり遂げたのか???
と疑いたくなる。

 

まぁ、「ニューエクスプレス」の本をコレクションする事自体は否定しない。

こういう楽しみ方もあるんですよ!
っていう話。

燃え尽き型

この記事を読むような語学マニアのほとんどが「2.燃え尽き型」タイプだろう。

そういう人の行動パターンは大体以下
(私も含む)


1.本屋さんで「ニューエクスプレス」の●●語を買う

2.家へ帰ったら、「ニューエクスプレス」の●●語を開く

3.ノートとペンを用意して会話文を書き写す

4.分からない単語の意味・文法をノートにメモする

5.たったの一日で5課とか10課も進めてしまう
(↑そこ重要)

6.何度も音読、暗唱、書き込み

7.気づいたら、語学書やノートが自分のメモでぎっしり埋まっている


 

そういう人は、大抵は2週間くらいで●●語に冷める
一カ月も経てば●●語の勉強なんて止めているのがオチ

 

気づいたら、今は●●語ではなくて別の△△語を学んでいる。

 

一方、●●語の単語や文法なんてキレイさっぱり忘れた。
今思い出しても、単語が一語も思い浮かばない・・・

でも「ニューエクスプレス」の語学書だけはキレイに手元に残る

 

・・・のループで「ニューエクスプレス」の語学書がどんどん本棚に埋まっていく。

 

学ぶ言語や「ニューエクスプレス」は増えたけど、頭の中の知識は全然増えていない

これが「2.燃え尽き型」タイプ。

 

語学マニアなら、だれもがこういう経験があるハズ!

 

ちなみに「ニューエクスプレス」の語学書がどんどん増えるたびに

「オレは今までこんなにたくさんの言語を勉強したのか!」

と気づいて、自分は語学の秀才になった気分になる。

 

酷くなると「2.燃え尽き型」から「1.コレクション型」へ移ってしまう事も珍しくない。

とりあえず資料として型

外国語が好きだ!

と言っても、色々なタイプがある。

 

先程説明した「2.燃え尽き型」「語学タイプ」

 

で、ここで説明する「3.とりあえず資料として型」「言語学者タイプ」

要するに「外国語のしくみ」そのモノを知ることに興味がある。

 

「言語学者タイプ」は「外国語」をマスターするぜ!

っていう発想が無い。

 

「言語学者タイプ」の人の部屋に入ったら、まず本棚をチェック!

本棚には絶対に「ニューエクスプレス」の本が何十冊もズラーっと並んでるハズ。

 

外国語は勉強しないけど、比較言語学のためにとりあえず資料として「ニューエクスプレス」を買う。

あとで、比較言語学みたいな事をやる時に資料が必要になったら「ニューエクスプレス」も参照する、という感じ。

 

「外国語のしくみ」を調べるなら「ニューエクスプレス」が便利だから、仕方ないね。

私が語学書で挫折した経験

安心しろ!私も挫折だらけの語学ライフを送っているぞ!

ここまで読んでくれた語学マニア兄貴の皆さんへ朗報!

 

私の方がもっと酷いぞ!
今まで20~30言語くらい勉強したけど、ほとんどが挫折で終わりました・・・

語学マニアの私が学んだことのある言語を紹介するよ!

 

過去の私の恥ずかしい語学ノートでも紹介しようか

これまでの私の語学ノート

7言語分のノートが残っているので1つずつ紹介する。


・アラビア語
・チェコ語
・ポーランド語
・ハンガリー語
・ロシア語
・ラテン語
・ウルドゥー語


 

まず、アラビア語の語学ノート

 

次はチェコ語の語学ノート

韓国語・中国語が混ざっているけど気にしない

 

次はポーランド語の語学ノート

 

次はハンガリー語の語学ノート

 

次はロシア語の語学ノート

 

次はラテン語の語学ノート

 

最後にウルドゥー語の語学ノート

語学ノートから見る挫折原因の分析

今までお見せした私の語学ノートを見て、何か気づいたことがあるかな?

 

今の私から見ると・・・

書き込み量が多すぎィ!

 

とにかく赤字の書き込み量が多い。

特にラテン語の語学ノートが酷すぎる。

 

実際に、語学書の例文とか説明内容を熱心にノートに書き写すと分かるのだが・・・

あまりにも情報を書き込むことに集中しすぎてノート全体が見えなくなる

更に言うと、自分のやっていることが分からなくなる。


・外国語を学んでいるのか?

・語学ノートを作っているのか?


 

挫折した理由は人それぞれだけど・・・

 

私がこれまで20~30言語を学んできて挫折した原因は「語学のやり方」だと思う。

私の場合は「語学ノート」に情報を書き込むことに必死になりすぎた。

 

その結果、メインの外国語をほとんど覚えていない。

でも、語学書のページはどんどん先に進む。

当然、説明内容も難しくなる。

 

すると、語学ノートに書き込む情報量が増える。

その語学ノートを後でパッと見ると落書きしか見えない。

 

で、メインの外国語はどこだよ!?
ってなる。

 

そういう語学書を見ると、あまりにも情報量が多すぎて覚えるやる気を無くす・・・

 

まとめると、


1.語学ノート作りに熱心になる

2.つい情報を書き込んでしまう

3.その語学ノートの情報量が多すぎる

4.覚えるべき箇所が分からない

5.結局は覚えれない

6.にもかかわらず語学書は先に進む

7.内容がさらに難しくなる

8.ノートに書き込む情報量が増える

9.3.に戻る


 

「語学ノート作りが大変」+「覚えきれない」

のダブルコンボで挫折するわけですね、
分かります?

私なりに挫折しにくくする対策

私が今までの外国語学習で挫折した原因は2つ。


・語学ノート作りが大変

・覚えきれない


 

じゃあ、挫折を防ぐにはどうしたらいいのか?

答えは簡単。
上記2つの逆の事をやればいい。

 

つまり


1.語学ノートを作らない

2.覚える


の行動をすればいい。

 

「1.語学ノートを作らない」の行動として・・
今の私は「語学ノート」ではなくて「マイ単語帳」を作ることにした

 

以下はポーランド語で私が覚えていない単語リスト

 

以下はロシア語・グルジア語・ラテン語の単語リスト

当然、語学書の文章なんてノートに書き写さない。
だって、語学書に書いてあるんだもん

 

「でも語学書の説明内容が難解で・・・」

よろしい、ならば「2.覚える」をやろう!

 

という訳で、「マイ単語帳」に書かれている単語をほぼ全て覚えることにした。

何度も繰り返して、とにかく覚える!覚える!

 

単語を覚えれば、覚えるほど、語学書の内容がどんどん読める、読めるぞぉ!

 

でも、どーしても外国語を読んで慣れたい!

という場合は、一応ノートに外国語「だけ」書き写す。

ただし、外国語の意味や文法的説明は極力書かない!

 

メインは外国語の文だよね?
外国語の補足説明の方を覚えてもしょうがない。

 

補足説明を知りたければ、単語を丸暗記するか、語学書に書かれている文法説明を理解すればいいだけ。

 

どうしてもノートにたくさんの情報を書き込まないと読めない!

っていうのは単に語彙力不足文法を理解していないだけ

 

ラテン語の場合だと、動詞の活用や名詞の格変化表を丸暗記しないと、ノートに書き込む情報量が多くなる。

だから、まずは単語・活用・格変化を丸暗記して♡

で、挫折せずに最後までやり遂げる方法はあるの?

結論

「ニューエクスプレス」は「塗り壁方式」で学べ!

「塗り壁方式」って何?

ペンキで壁を塗る場面を想像してほしい。

筆に大量のインクを付けて一度で壁を塗るかな?
そうしてしまうと、壁のインクがぽたぽた垂れ落ちてしまう。

 

だから何度も壁に塗る。

 

一度に塗る時のインクの量はできる限り少ないほうが良い。

少ない量で何度も壁を塗る方法を「塗り壁方式」と言う。

「塗り壁方式」による外国語の学び方

根気も時間もないあなたが外国語習得の臨界点を越える一番ゆるいスタートアップの方

 

以下,引用文


壁を一度に分厚く塗ると、重みで落ちてしまう。
そのため薄く何度も塗るやり方をとる。

焦れるくらいの〈薄さ〉で重ねていく。
言い換えると、知りたいという欲望を追い越さない。

一度に大量に入力するより、
ちびちび入力した方が続く
(もう少しやりたいと思うくらいに留める)


「ニューエクスプレス」を「塗り壁方式」で学ぶ方法

「ニューエクスプレス」の構成

「ニューエクスプレス」語学書は以下で構成されている。


1.まえがき
2.発音
3.20課文の会話文(2課ごとに練習問題あり)
4.ナレーターからのメッセージ
5.単語リスト


多くの人は1→2→3→4→5の順番で学ぶだろう。

ページの順番に学ぶと挫折しやすい

今の私はあえて、「ニューエクスプレス」のページ順に学ばない。

 

私なりに「塗り壁方式」で学ぶなら以下の順番になる。


0.文字を覚えておく
1.まえがき
2.発音
5.単語リスト
3.20課文の会話文(2課ごとに練習問題あり)
4.ナレーターからのメッセージ


多くの人との違いは以下になる。

普通の人:1→2→3→4→5
私   :→1→2→→3→4

まず、文字とその発音から覚える

「0.文字を覚えておく」のステップは、アラビア語や韓国語のような未知の文字を使う言語を学ぶ時だけやればいい。

フランス語やドイツ語のような既知の文字を使う言語の場合はスキップしていい。
(特殊なアルファベット  [例:Ä ] は覚えておくといい)

 

なお、私はグルジア語を学んでいる

「こころぴょんぴょん」のグルジア語(ジョージア語)訳を分析してみた

 

なので、当然「0.文字を覚えておく」の作業が必要になる。

だから、「ニューエクスプレス グルジア語」を買う前に文字を覚えておいた。

 

グルジア語の文字とその発音は「ウィキトラベル」というサイトで覚えた。

グルジア語会話集 – ウィキトラベル – Wikitravel

次に発音方法をざっと理解する

「0.文字を覚えておく」が済んだら、次は「1.まえがき」「2.発音」をざっと読む。

 

特に「2.発音」が重要のように思われるが・・・

「塗り壁方式」で考えると、あまり発音にこだわりすぎないほうが良い。

 

正確な発音を求めようとすると、語学ノートに書き込む情報量が多くなる。

「覚える量が増える」=「挫折コース」ですね、分かります?

 

なので、私は「2.発音」の部分は軽く読む。
文字通りに読まないルールをちょこちょこチェックする感じ。

当然、ノートには書かない。

 

文字通りに読まないようなルールが多い言語の場合、一枚のコピー用紙に箇条書きすればいい。
(例:フランス語)

 

正確な発音を追求する作業は、次の「5.単語リスト」で嫌と言うほどやるからヘーキヘーキ

文法の前に単語をひたすら覚える

「2.発音」が終わったら大抵の人は「3.20課文の会話文」に入るだろう。

 

いきなり「こんにちは」や「私の名前は太郎です」みたいな例文を読まされると思う。

しかし、まだ外国語に慣れていない時点で「こんにちは」と言うだけでも苦しい。

 

グルジア語で「こんにちは」を言うだけでも辛いよ・・・


გამარჯობა
ガマルヂョバ


 

なので、私は「2.発音」が終わった後で、いきなり最後の「5.単語リスト」へ飛ぶ。

そこに載っているのは、単語とその意味の羅列だけ。
難しい事は何も書かれていない。

 

グルジア語の場合、
ღამე(ガメ)が「夜」だよ!

という事しか書かれていない。

 

これなら、外国語に慣れていなくても理解するのは難しくない。

単に「●△※◆」という記号が「夜」を意味するものだと覚えればいいだけ。

 

私の場合、短い単語の順番にノートに書き写した。

それが先ほど見せたロシア語・グルジア語・ラテン語の単語リスト

真ん中の赤字がグルジア語の単語リストです。

 

あとは、その単語をひたすら覚えるだけ。
発音もその時にチェック・修正すればいい。

 

発音ルールを忘れたら「2.発音」だけ読み返せばいい。
「3.20課文の会話文」は一切読まなくてもいいので気が楽だね。

で、単語をいくつ覚えればいいの?

結論から言えば、「ニューエクスプレス」の「5.単語リスト」
に書かれている単語を全部を覚えて♡

 

覚えるレベルは「あいまい(50%)」ではダメ!

ただし、「完璧(100%)」を目指すのも良くない
なので、「しっかり覚えた(80%)」レベルまで記憶しておく。

 

「ニューエクスプレス」の「5.単語リスト」にある単語の量は、言語版にもよるけど300語~600語くらい

 

「ニューエクスプレス グルジア語」の場合、300語だと思われる。
(7ページ分)
それだけ語彙が絞られている良本だと分かる。

 

逆に「ニューエクスプレス ポーランド語」の場合600語以上はあると思う
(14ページ分)

 

まぁ、「5.単語リスト」にある単語リストは最重要なモノで埋め尽くされている。
よって、基本的には「全部」覚えなければならない!

 

え~全部覚えれないよ~

と嘆いている兄貴は、その言語と合っていないだけ。
どうぜ先に「3.20課文の会話文」をやっても挫折するのが目に見えている。

 

それだったら「その言語を学ばない」のも立派な選択だよ

 

「ニューエクスプレス グルジア語」の場合は300語を全部覚える。

文法に入る前の下準備だけで1~2か月以上かかると思われる。

単語を丸暗記したら会話文に入る

長~い長~い単語暗記の作業が終わりました。

 

「ニューエクスプレス」の最後の単語リストを全部覚えていれば、テキストの1課から20課までなんとなく読めるハズ。

細かい文法は気にしないで、最後まで読み通す

 

一度読み通したら、また1課に戻る。

今度は文法解説も眺めながらテキストを再度読む。

 

テキストで出てきた動詞の活用表や名詞の格変化が出てきたら紙に書き写す。

私の場合はAnkiアプリに入れて覚えていますね。

会社でヒマな時でもポーランド語をAnkiアプリで勉強する方法

これを繰り返せば、あら不思議!

いつの間にか「ニューエクスプレス」を最後までやり遂げてしまったぞ!

っていう状態になる。

 

以上が「ニューエクスプレス」で挫折せずに最後までやり遂げる方法でした。

まとめ

「ニューエクスプレス」で挫折しないコツは「塗り壁方式」の考え方

 

具体的な流れは以下


1.文字と発音の関連を覚える

2.発音ルールを覚える
3.単語リストにある単語を全部覚える
(2と3を交互にやる)

4.1~20課のテキストを読む
5.文法解説を読む
(4と5を交互にやる)


 

「ニューエクスプレス」で挫折した経験がある兄貴は、騙されたと思って上記の順番で学んでみて♡

 

「ニューエクスプレス」を最後までやり遂げた人が一人でも増えてくれたら、私としては幸いである。(特にグルジア語)

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