海外旅行でパチパチ写真を撮らなくてもいい3つの理由

海外旅行の観光地に行くと必ずと言っていいほどやたらに写真を撮りまくる人がいる。
最近はスマホ自撮り棒を持ち歩いて旅行している人もいるほど

そこまでして海外旅行の光景を写真に収める必要はあるんですか?




写真を撮るのがあなたの趣味なんですか?

写真を撮るのが趣味の人なら日本にいる時も普段からパチパチ写真を撮っていると思う
だから海外旅行でも思う存分に写真を撮りまくっていい。

でも大抵の人は写真を撮るのが趣味ではないと思う。
日常の生活では写真を全く撮らないけど,海外旅行などのイベントの時だけ写真を撮りまくる
イベントの時だけ写真を撮るってなんかおかしくない?

海外旅行=写真を撮る場じゃないよ

カメラ会社やスマホ会社は「海外できれいな写真を撮ろう」という広告が多いと思う
そういう風潮に流されて,海外旅行の時だけ写真を撮りまくる人になっていませんか?

実は海外旅行で写真を撮らなくてもいい三つの理由

  1. そもそも写真を撮らなくても旅行はできる
  2. 写真を撮るたびに立ち止まらないといけない
  3. 写真を撮って帰国後に見返しても面白くない

1.そもそも写真を撮らなくても旅行はできる

海外旅行では写真を撮ってはいけないケースが多い。
例えば

  • 空港内
  • 入国審査
  • 軍事施設

写真撮影が禁止されていることを知らずにうっかりパチパチ写真撮影してしまうと,トラブルになる。
いきなりカメラを取り上げられて撮影した写真の中身をチェックされる
この画像は削除しろ!と怒られることもある
最悪カメラやスマホを壊される。

だからこういうトラブルを避けるために「写真を撮ってもいいですか?」の旅行フレーズが用意されている。
でも,写真を撮るたびにいちいち許可を求めるのも面倒

逆に写真を撮らないことによるトラブルなんて皆無。
写真愛好家のような特殊な施設に行った場合は逆に写真を撮らないと怒られることもあるかもしれない。

でも普通の観光地や町を歩くときは,写真自体を撮らなければ写真関連のトラブルに遭うことはまず無い。
写真を撮らなくても旅行できる。
と言うか、写真を撮らないほうがトラブルを減らせる。



2.写真を撮るたびに立ち止まらないといけない

一般人が普通のカメラで歩きながら写真を撮るのは難しい。
だから写真を撮るときはいちいち立ち止まらないといけない。

あ,この風景はいいな!
写真に収めよう。

そう考えてあなたは立ち止まる。
そしてカメラをセットしてパチッと撮影した

撮影した写真が上手く取れているかチェックする。

あ~ちょっとブレている。やり直し
もう一回パチパチ撮影

う~ん。よし、これでOK

写真をパチパチ取りまくっていると,面白い風景を見る度にこういう面倒な動作を何度も繰り返す必要がある。

バスや電車の移動中に写真を撮ればいい?
風景が一瞬で現れたり消えたりするから写真を撮るのが難しいよ

あまりにも写真に集中し過ぎてしまうと海外で何を見たか忘れるよ。

写真を撮る人と撮らない人で,風景が印象に残っているのは写真を撮らない人のほうが多かった、という研究報告もある
見た風景をなんでもかんでも画像に収めようとすると,自分の目で見た風景が記憶に残りにくいよ。

写真を撮るよりも,現れた風景の一瞬を目で見たほうが良いんじゃない?

3.写真を撮って帰国後に見返しても面白くない

写真とは不思議な物で,現地で撮影した写真は現地で何度も見て楽しめる。
でも帰国すると,写真を見なくなってしまう

ぜいぜい友達に写真を見せて自慢するくらいしか使わなくなる。
海外旅行で撮影した写真はずっと放置されてしまう。

写真がどんどんたまっていくと,いつのまにかスマホやパソコンのディスク容量が圧迫するだけの邪魔な存在になる。

写真をパチパチ撮影して楽しめるのは現地だけ。
写真をそのまま日本に持ち帰れるけど,楽しみまでは持ち帰ることができない。

海外旅行での本当の楽しみは海外でしか味わえない。

海外旅行=写真を撮る呪縛から解放されてみよう

写真を撮るのは体力を使う。
しかも写真を撮るカメラやスマホは大抵高価な物なので,盗難の対象になる

こういうことで旅行中に精神をすり減らすなら,いっそのことカメラやスマホを持っていくことをやめよう

あなたが海外旅行に行く機会があったら,一度はカメラを持たないで海外に行ってみよう。
写真を撮らない旅行も楽しめることに気づくはずだよ