なかなか行けない海外旅行
だから気合が入って海外の観光地を全部見て回ろうとする。
でも結局は旅行疲れや予想外の閉館で、予定の半分しかできないまま帰国・・・という人も多い
この記事ではがっかりせずに帰国するコツを説明する
目次
海外ではすべての事ができない
ネットや本の旅行体験記を見ると,短期間で色々な場所を訪問するようなハードスケジュールで紹介されていることが多い。
「私は○○で△△をやったよ~」という自慢話がたくさん掲載されている。
旅行体験記ばかり読んでいると,ほかの人はこういうことをやっていたから自分もこういう旅行がしたい!と錯覚しやすい。
でも海外旅行は観光地や他の人がやった事のすべてを体験しないとダメなのだろうか?
あなたは日本のすべてを知っていますか?
日本は広い。
日本の面積だけで考えても,世界最小の面積を持つバチカン市国の85万倍の面積を持つ。
そんなに広い日本のすべての場所に行った日本人なんて存在しない。
寿命80年程度では日本のすべてを回れないよね。
面積だけではない。
日本には法律や経済、商業、農業、漁業等,あらゆるものが存在する。
日本人ですら,日本のすべての事を知ることは不可能
日本の全部の事を知ろうとしたら1000年でも全然足りない。
でもあなたは日本のすべてを知らなくても生きている。
自分に必要な日本の一部だけを最低限知っていれば生きていける。
例えば毎日の通勤で乗っている電車やバス。
あなたは乗り物の仕組みを知らなくても電車に乗れるよね?
海外のほんの一部を知るだけでも十分と考えよう
旅行者は自分の国のことすら全部を知っているわけではない。
なのに,旅行者の多くは海外のすべてを知ろうとしている。
だから海外旅行ではあれもこれも・・・と考えてしまう。
じゃあ逆に海外の一部だけしか分からない旅行はダメなのかな?
別に海外のごく一部しか分からない旅行でもいいじゃない。
日本だって,日本の一部さえ知っていれば楽しく生きていけるよね。
ほかの人の旅行体験話は話を盛っている
いや,それじゃ旅行が楽しめない。
ほかの人みたいに色々な体験をしたい,と反論する人もいると思う。
じゃあ「ほかの人みたいに」って言うけど,あなたはどんな旅行なら満足なの?
ほかの人が体験したことをそのまま100%体験できれば満足なの?
そもそもほかの人の体験話は本当の話なの?
私は他の人に旅行体験話をすることがあるけど,話を盛っていたなぁ~と自分でも思う
話を盛らないと旅行したことのない人に伝わらないからね。
だからほかの人の旅行体験話は100%受け止めなくていい
あなたの旅行はあなた自身しかできない
だからほかの人の旅行内容は一切見ないことが大切。
旅行に行く前にやらないことも決めておこう
旅行前は、普通は「やること」を決める。
逆に旅行先で「やらないこと」を決める人は少ない。
旅行先では,あれもこれも・・・と欲張って考えがちになる
でも,欲張る気持ちを抑えてここは行かない!ここは見ない!と事前に決めておく。
すると旅行中はこれも見なきゃ!!というプレッシャーが無くなって楽に歩き回れるよ。
例えば私はフランスのパリに行く前にやらない事を決めておいた。
- 美術館には行かない
- レストランには行かない
- アミューズメント施設には行かない
私は芸術やグルメには興味がないので,パリでやらないことをはっきり決めることができた。
やらなくてもいいことを決めておいたので,実際のパリ旅行では一切美術館に行かなくても後悔しなかった。
その代わりに,私がやりたかったことを思う存分にできて楽しい思い出を日本へ持ち帰ることができたよ。
- パリの日常の街並みを歩きまわれた
- パリの学校に入れた
- パリからロンドンまで高速列車で行けた
やりたい事が分からなくて迷っていたら,逆に「やらなくてもいいこと」を決めるといい。
ガイドブックなら,行かなくてもいい場所のページを破ったりペンでバツを付ける方法があるね。
旅行に行く前にはやることを決めるのもいいけど,やらなくてもいい事も考えておくことをお勧めする。
まとめ
海外旅行のコツは欲張りすぎないこと。
海外では自分がやりたかったことをたった1つやるだけでも十分!
海外旅行だからといって気合を入れずに,楽になって自由に歩き回ろうよ