自動チェックイン機を使っても預ける荷物があったら結局は並びます

空港に行くと、自動チェックイン機の前に立って何もせずに悩んでいる人をよく見かける。

実は、預ける荷物がある場合は自動チェックイン機は無視していい。

その理由を説明する。

自動チェックイン機は搭乗券を受け取るだけの場所

飛行機に乗るためには搭乗券が必要。
その搭乗券は主に空港で発行される。

航空会社によっては事前にオンラインチェックインすると搭乗券のバーコードがメールで送られる。
それを紙印刷したりスマホ画面で機械にピッと当てれば飛行機に乗れる。



だけどほとんどの人は事前にそんな準備をしない。

だからみんなは当日に空港で搭乗券を受け取ることになる。

空港で搭乗券を受け取れる場所は以下の二つ
・チェックインカウンター
・自動チェックイン機

国際線の場合はパスポートさえあればどちらに行っても搭乗券を受け取れる。

ただし自動チェックイン機のデメリットは搭乗券を受け取る事「しか」できない。

荷物を預けたりとか、車いす向けの特別なサービスは対象外。
もし、そういうサービスを受けたければチェックインカウンターに並ぶ必要がある。

預ける荷物があるのに自動チェックイン機を使うとどうなるか?

自動チェックイン機で無事に搭乗券をゲットしました。
でも画面を読むと「預ける荷物がある場合はカウンターへお越しください」と書かれている。

飛行機へ預けないといけないような大きな荷物があるので仕方なくチェックインカウンターへ行く。

チェックインカウンターは長蛇の列になっている。
ひたすら自分の番になるまで待つしかない。

長い事待たされてやっと自分の番になった。
そして受付の人へパスポート、搭乗券と預ける荷物を出す。

やっと預けてもらうことができた。
これで搭乗エリアへ行けるぞ!

・・・じゃあ自動チェックイン機を使った意味が無いじゃ~ん!

実は直接カウンターへ行けば、以下の二つがまとめてできるんだよね・・・
・搭乗券をゲット
・荷物を預ける

預ける荷物がある人は自動チェックイン機はガン無視してチェックインカウンターへ直行したほうが早い。

じゃあなんで自動チェックイン機があるの?

自動チェックイン機で恩恵を受けられるのは預ける荷物が無い人だけ。
預ける荷物が無ければ、空港で搭乗券だけをゲットして飛行機に乗れる。

預ける荷物がある人でも座席は自分で選べるメリットがある。
(ただし、空いている席しか指定できないが…)

まぁ、それくらい

機内食とかは自動チェックイン機では選べない。
事前にオンラインチェックインをすれば機内食も選べるんですけどね。

だから、預け荷物がある人だと自動チェックイン機は全然役に立たない。

だけど実は自動チェックイン機はひそかに役に立っている。
それがチェックインカウンターに並ぶ人の削減。

預ける荷物が無い人は自動チェックイン機でチェックインを済ませることができる。
言い換えると、その人の分だけ並ぶ人が少なくなる。

だからチェックインカウンターのそばに自動チェックイン機を置くことには意味がある。
荷物を預けるために待たされる時間を減らすっていうのは航空会社にとっては大切。

荷物を預ける人にとっては自動チェックイン機は無縁だけど、そういう理由で置いてあるんだな~っていうのを知っておけば旅行当日に迷わなくて済むね。