いつも海外旅行に行く人がたまに国内旅行に行くとどうなるか?

海外旅行は国内旅行よりも敷地が高い。

でも、世の中には海外旅行ばかり行く人がいる。
そういう人がたま~に国内旅行するとどうなるかをまとめた。

準備

持ち物にパスポートは不要

当然だが、国内旅行の行き先は日本国内。
なので「私は日本人です」と証明する資料は不要。

だって日本に住んでいるんだからね。
パスポート以外の身分証明書を持って行かなくても国内旅行はできる。



海外旅行保険は不要(ただし健康保険証は必要)

国内なので海外旅行みたいにちょっとお医者さんに診てもらっただけでバカ高い治療費を請求されることは無い。

それに日本国の健康保険証を見せれば負担額を減らせる。

国内旅行に行く場合は海外旅行みたいに特別な保険に入る必要は無い。
その代わりに健康保険証は持って行きましょうね。

航空券代が安い

国内の移動なので航空券代を安く抑えられる。
LCCなら2万円以下で旅行先に行けちゃう。

遠い北海道や沖縄はLCCがたくさん飛んでいるので購入も簡単。

ただし問題点は微妙に遠い場所。
例えば鳥取とか高知県は東京から遠い。
にもかかわらずLCCが飛んでいない。

そういう場所は仕方なくJALやANAのような大手の航空会社を使う事になるが・・
それでも2か月以上前に購入すれば早割で2万5000円程度で買える。

微妙に遠いような近いような場所は電車やバス,新幹線で済ませられる。

移動

制限エリアに入る前にうっかりペットボトルを捨ててしまう

空港の制限エリアに入る前にはセキュリティチェックを受ける必要がある。
その時に持ち込めない荷物がある。

国内線の場合、持ち込み不可の荷物は国際線と比べて緩い。
でも、国際線ばかり乗っている人は国内線でうっかりある事をやらかしてしまう。

それがペットボトルを間違えて処分という事件。

私はいつも国際線ばかり乗っている。
そんな私でも、たま~に国内旅行で国内線に乗る機会があった。

セキュリティエリアに入る前にペットボトルを捨てる場所を探したけど入口の近くはどうしても見つからなかった。

仕方なく周りをうろついてペットボトルを捨てる場所を見つけた。
ゴミ箱へペットボトルを捨ててセキュリティチェックの所へ行った。

セキュリティチェックを受けて制限エリアに入った後で自動販売機を見た時にやっと気づいた。

「あっ!そういえば国内線ってペットボトル持ち込み可能だったんだよね・・・」

海外旅行慣れした人ならあるあるですね。

出国審査が無い

海外旅行では、セキュリティチェックを受けた後で嫌~な出国審査が待ち構えている。

結構並んで待たされる。
運悪く前に並んだ外国人の家族が出国時に何か問題があって揉めると最悪。

まぁ、出入国自動化ゲートを使えば10秒で終わりますが・・

なんで皆は超便利な出入国自動化ゲートを使わないんですか?

でも国内旅行ではそんなの不要
別に国から出るわけじゃないので近所の散歩感覚で旅行先へ行ける。

飛行機に乗る時にパスポートを提示しなくて済む

国際線に乗る前には必ず航空券とパスポートを係員に見せる必要がある。
マスクも外す必要がある。

そのせいで乗客一人ひとりのチェックに時間がかかる。
だから国際線は搭乗時間が早めに設定されている。

大手だとフライトの30分~40分前
LCCだとフライトの50分前から搭乗開始になる。

だけど国内線の場合は大手の場合10分前から搭乗開始でちょっと不安になった。
「え?そんな直前に搭乗開始してフライト時刻に間に合うの?」

でも国内線は搭乗前にパスポートチェックが無いのでさっさと飛行機に乗り込める。
楽だねぇ

フライト時間が短い

国内は狭いから当然と言えば当然

国内線で一番長いフライトは北海道の新千歳空港から沖縄の那覇空港。

千歳→那覇ならフライト4時間

逆に那覇→千歳ならフライト3時間半。

とは言え、千歳→那覇のフライトを利用する人はほとんどいない。
ぜいぜい北海道民か、沖縄県民。

普通の人は東京からどっかのフライト便を使うことになると思う。
それでも1時間~2時間程度で済む

飛行機内で寝ていればすぐに着く。
国際線と違って暇つぶしをしなくてもいい。

国内線はフライト時間が短くて本当に助かる。

入国審査が無い

海外の入国審査は日本みたいに出入国自動化ゲートが使えない。
なのでおとなしく長蛇の列に並ぶ必要がある。

しかも運が悪いと結構待たされる。
1時間待たされるとかザラ

なので、空港に着いたらさっさと飛行機から出て入国審査までダッシュしている。

でも国内旅行ではダッシュなんて不要。
入国審査が無いからダッシュする必要もない。

預け荷物が無ければ飛行機から降りたらすぐに空港から出れる。

帰りの時に嫌な関税の係員に会わなくて済む

海外の税関は緩いのか、何もしないで通り過ぎる事ができる。

もしくは係員へ税関申告書だけを提出してスルーできる。
(アメリカや韓国)

だけど日本に帰国した場合は税関が厄介。
旅行者一人ひとりがパスポートと税関申告書を係員へ提出して荷物チェックを受ける必要がある。

特に以下の人はしつこく聞かれる傾向が強い。
・一人旅で荷物が少ない人
・荷物が多すぎる人
・特定の国の外国人

何度も海外旅行に行っていると空港の関税に立っている係員が嫌になってくる。
運が悪いと色々質問される

一人旅で軽装な荷物だと,帰国時に税関でしつこく聞かれる理由

荷物の中身まで調べられる。
(しかも荷物の調べ方がマニュアル通りできちんと中身を見ているとは思えない・・・)
だけど国内旅行では帰国が無い。
なので関税に通る必要無し!

嫌な関税の人に会わなくて済む。
嬉しいね。



旅行先

外国のお金を準備する必要が無い

海外旅行では当然だが、日本のお金は使えない。

まぁ、ハワイとかグアム等のリゾート地なら日本の千円札が使える。
だけどレートが悪い。

なので海外の空港に着いたらATMの所へ行ってクレジットカードを入れてキャッシングをする必要がある。

キャッシングして海外のお金を引き落とす。
要は海外で借金をする。

キャッシングって何?っていう人は両替所へ行って日本円から外貨へ両替する必要がある。
とにかく外国のお金を手に入れる必要がある。

そういうステップが海外旅行では必須。
だけど国内旅行では外国のお金なんて手に入れなくていい。

というか国内だと日本円以外使えない
ドルやユーロを使える場所もあるけど、レートが悪いので素直に日本円を使ったほうが良い。

日本円の現金なんて日本人なら誰もが持っていると思う。
なので国内旅行ではお金の準備は事実上不要。

お金を貯める必要はあるけどね。

日本語が通じる

日本なので英語よりも日本語の方が通じる。

なのでちょっとした複雑な質問もできる。
「割引ってできますか?」的な質問も気軽にできちゃう。

海外旅行ばかり行っていると、日本語が通じるっていう状況にいちいち感動するようになるよ。

まぁ、海外でも空港とかでは日本語が通じる場面もありますが・・・

タクシー代が高い

東南アジアの国はタクシー代が安い。

そういう国でタクシーを使いまくると、改めて日本のタクシー代が高すぎ!って感じて使うのを控えるようになる。

同様に交通費も高く感じる。

中国ではバスで一時間半かかるような場所でも片道13元(225円)
だけど日本は50分程度の空港バスだけで片道1200円もする。

日本って交通費が高いんですねぇ・・・
って改めて思う

移動手段が分かりやすい

海外旅行だと地理感覚が全然分からない。
バスの乗り方も全く分からない。

だけど国内なら全く知らない場所でも日本式のルールになっている。
バスの乗り方もある程度分かっている。

日本語が読めるのでバス路線の掲示版も読める。
だから交通量が少ないような場所へも手軽に行ける。

国内旅行では日本語が読める分、行動の幅が広がる。
読めるっていいねぇ~

ホテルに温泉が付いていることも

海外だと温泉付きホテルなんて無いよ・・・
それで一泊一万円以上とか高すぎ

だけど日本のホテルでは温泉が付いている場合がある。

温泉付きホテルとかはマジで最高
旅行疲れを広いお風呂で癒せる。

おまけにサウナが付いている事も
これで一泊5000円とか本当に安い!と思う。

美味しい料理が食べられる

海外旅行だと、とんでもなくマズイ料理が出されることがある。
とても辛すぎる料理もあった。

そういう料理は全然食べれない。
なので結局はマクドナルドや日本食に逃げることになる。

だけど国内旅行ではそんな心配は無用。

料理に外れはほとんどない。
運が悪くても「まぁ食べれるか」という程度

メニューも日本語で読めるのである程度自分の好き嫌いを判断できる。

食事に関しては不安は無いのが国内旅行の大きなメリット。
美味しい物を食べれる確率も高い。

ホテルの水道水がそのまま飲める

海外では水道水をそのまま飲むとお腹を壊す。
なので飲み水の確保が重要になる。

海外の空港に着いたらまずは飲み水を確保しよう

だけど国内旅行では飲み水に関してそんなに神経質にならなくてもいい。
飲み水が無い場合はホテルの水道水でも十分なんとかなる。

お風呂場にあるボタンを押して水が噴水のように出てくるヤツあるよね。
そういう水も心配なく飲める。

海外だと衛生面で不安になってなかなか公共の水は飲めない。

だから国内旅行では飲み水に関してはあまり心配いらない。
水の確保を考えなくていいので楽になる。

まとめ

海外旅行は国内旅行よりも「面倒」

海外旅行ばかり行く人がたまに国内旅行に行くと、改めて海外旅行が敷地が高いモノだと気づく。

いや、敷地が高いというよりは「面倒」という言葉の方がフィットする。

海外旅行は国内旅行よりもやることが増えるだけで別に難易度が上がるわけじゃない。
海外旅行で面倒になる事は以下

・待たされる時間が増える
・言葉が通じない(けどなんとかなる)
・国内よりも無茶な行動ができない
・食事が不安

海外だと国内よりも行動が制限されることが多い。
だけど行動が制限されるからつまらない旅行になるわけじゃない。

むしろ海外は制限された世界だからこそ楽しいモノ。

まぁ、そう感じるかは人それぞれ。
「海外旅行は楽しいんだよ!」っていう主張を押し付けているわけじゃない

あくまでも私の主観的な感想。

国内旅行も楽しいよ!

海外旅行ばかり行く人でもたまに国内旅行に行くと楽しいよ!

海外旅行独特の「面倒」な壁が消える分、自由奔放に行動できる。
ある程度無茶な行動もできちゃう。

それに「あ~私って日本の事をよくわかっていなかったんだなー」って気づく。
まず知らない土地の地名の漢字が読めない・・・

海外旅行に行って海外の世界を知るのと同時に日本の事を知る旅になる。
そして日本国内旅行をすると、改めて日本を深く知る旅になるし海外と比較できて面白い

いままでの旅行経験は国内であれ海外であれ、決して無駄にならない。

知らない場所へ旅行に行く時に、今までの旅行経験が生きる。
過去の旅行経験と現在やっている旅行の風景と比較して楽しめる。

だから、海外旅行ばかり考えている人も一度は国内旅行を検討してみてはいかが?