海外旅行時のレートは一回調べたら二度と調べるべきでない理由

普段の日常生活では株やFXをやっている人でも無い限り、為替レートなんてほとんど気にならない。

だけど海外旅行に行く場合は為替レートの変動が直接自分のお財布に響く。

だからといって為替レートの変動をいちいち気にしても無駄。
その理由を説明する。




海外旅行中の為替レート変動なんてたかが知れている

短期間の海外旅行で両替、キャッシングや買い物をする程度ならば為替レートなんて気にしなくていい。

別に株やFXをやっているわけじゃないからね。
実際、海外旅行で使う費用が十万円程度ならたいして差は無い。

だからいちいち為替レートで損得を考えてるよりも、目先の海外旅行を楽しんだほうが良い。
むしろレートばかり気になって海外旅行を楽しめなくなる事こそ、金の無駄。

たまたま円高になったらラッキー、という程度の気持ちで海外に行けばいい。
それだけのこと。

運よくレートが良くても海外旅行では2~3万円程度しか得しない

昔は超円高で1ドル=80円の時もあった。
だからアメリカで買い物するときは凄く安く買えた。

だけど今は円安が進んで1ドルで110円~120円辺りで揺れている。

そんな現在にアメリカ旅行で20万円使ったと仮定する。
1ドル120円で計算すると、1667ドルになる。

もし昔1ドル=80円の時代にアメリカ旅行に行ったとしたら1667ドル=13万4000円。

現在よりも67000円得しているね。
だけど、それは1ドル=80円という異常な超円高の場合の話。

現在なら1ドル=100円でも円高って呼べるね。
それでも1667ドル=16万6700円。

1ドル120円の時と比べて33300円お得になっている。

3万円という金額を安く見るか、高く見るかは人それぞれ。
だけど逆に運悪くレートが悪い時期に海外旅行に行った時の事も考えると、結局はプラスマイナス0で相殺されているんじゃないかな。



為替レートは一度だけ調べたら二度と調べないのが鉄則

海外旅行に行くときに、行く国の為替レートを全然知らないのは大問題。

まず、お店にある商品の値段見てもボッタクリなのか判断できない。
キャッシング時も、いくらの現金を引き落とすべきか分からなくて不安になる。

だから海外旅行前には、行く国のお金の単位と為替レートくらい知っておくべき。

だけど一度為替レートを覚えたら、二度と調べない事。

為替レートを知っているのに何度も調べてしまうとレート変動を覚えてしまう。
すると事前に調べたレートよりも日本出発時のレートの方が悪くなったと分かった時、イライラしてしまう。

それだったら、レート変動なんて知らない方がマシだよね。
世の中には知らない方が幸せな事もあるんですよ。

為替レートの相場は生き物だから変動なんて無視したほうが良いよ

為替レートは生き物のように常に変わる。
例えると雨とか地震とか台風のような自然現象のようなもの。

自然の力に対して人間は無力。
それは為替レートでも同じ。

神様でもない限り、未来のレートの相場はハッキリわからない。

株のプロなら、ある程度はレートの推移を予測できるかもしれないけど・・・

私たちは株のプロじゃないよね。
だからレート変動なんて気にしても無駄。

年に一度とか数年に一回はやってくる超暴落や超暴騰とかに運悪く当たってしまった場合は素直に諦めたほうが良い。

そういうニュースが出たら、レートの事は調べるのを止めて目先の海外旅行を楽しんじゃったほうが良い。
そっちの方が良い思い出になるよ。

いちいちレートを気にするのが楽しいんだったら、海外旅行を止めて株とかFXをやればいいと思うよ。