ヨーロッパで滑走路が3本以上の空港を整理してみた

前回はアジアや中東を整理した。

今度はヨーロッパの滑走路に目を向けてみる。




【前回】アジア・中東版

アジア・中東で滑走路が3本以上の空港を眺めてみる

滑走路の鑑賞

滑走路が3個以上ある空港一覧


空港数:12

国の数:11


ヨーロッパの中ではオランダ、フランスが強そう。

イギリス?知らない子ですね。

ロシア

 

シェレメーチエヴォ国際空港
滑走路の長さ:3200~3700メートル

フィンランド

 

ヘルシンキ・ヴァンター国際空港
滑走路の長さ:2901~3440メートル

スウェーデン

 

ストックホルム・アーランダ空港
滑走路の長さ:2500~3301メートル

デンマーク

 

コペンハーゲン空港
滑走路の長さ:3070~3600メートル

ドイツ

 

フランクフルト空港
滑走路の長さ:2800~4000メートル




オランダ

 

アムステルダム・スキポール空港
滑走路の長さ:2014~3800メートル

以下は滑走路の拡大

ベルギー

 

ブリュッセル国際空港
滑走路の長さ:2987~3638メートル

フランス

 

パリ=シャルル・ド・ゴール空港
滑走路の長さ:2700~4215メートル

 

パリ=オルリー空港
滑走路の長さ:2400~3650メートル

スイス

 

チューリッヒ空港
滑走路の長さ:2500~3700メートル

イタリア

 

フィウミチーノ空港
滑走路の長さ:3309~3900メートル

スペイン

 

バルセロナ=エル・プラット空港
滑走路の長さ:2540~3552メートル

まとめ

3行で

・滑走路の数は国の豊かさに比例する

・イギリスはヨーロッパのハブ空港になりにくい

・ヨーロッパは滑走路がクロスする事が多い

滑走路の数は国の豊かさに比例する

滑走路が3本以上の空港を持つ国って、メジャーなヨーロッパの国だらけじゃん!

 

・・・実は、マイナーなヨーロッパの国も調べているのよね。

私が調べた「ヨーロッパ」の対象が以下。

Category:ヨーロッパの空港 – Wikipedia

アイスランドから、エストニア、アルバニア等のマイナーな国の滑走路も調べた。
だけど、ほとんどが1本。

首都だと2本、と言うケースがたま~にある程度。
(例:チェコやポーランドの首都)

 

もしかして、滑走路が3本以上ある空港を持つ国って
豊かな国だけじゃないのか・・・?

と思った。

 

ウクライナはヨーロッパの中では面積・人口が多い国だけど
首都の空港でも滑走路は1本だけ・・・

豊かでない国=飛行機を使える金持ちが少ない

よって、空港の需要も減る。

だからウクライナのようなマイナーな国は
人口や面積の割に滑走路の数も少なくなるんだね。

イギリスはヨーロッパのハブ空港になりにくい

「あれ?イギリスが無いんだけど・・・」
と思った兄貴向けに補足説明する。

イギリスの都市名を滑走路で覚えてみる

ロンドンにある大きな空港でも滑走路は2本だけ。

ロンドンはヨーロッパの隅っこに位置する。
なので、ヨーロッパ内での「ハブ空港」にはなりにくいのかな?

※ハブ空港=乗り継ぎの中継地点

ヨーロッパは滑走路がクロスする事が多い

アジア(特に中国側)だと、滑走路がキレイに平行に並ぶケースが多い
(羽田空港は滑走路がクロスしまくっているが)

 

だけど、ヨーロッパ方面に近づくにつれて
複数の滑走路の向きがバラバラになったり、クロスする空港が増える。

ヨーロッパ方面って、風向きが変わりやすいのかな?
(偏西風の影響?)