旅行中はどんなに体調に気を付けても風邪をひいてしまうモノ。
「あ、風邪っぽい!」と気づいたにもかかわらず、普段通りの旅行を続けてしまうと、後になって風邪が悪化したり、帰国、帰宅後に長引いてしまう。
「なんか風邪っぽいなぁ~」「鼻水がズルズル出てくる・・・」と思ったら、早めの対処がカギ。
軽い風邪を抑えつつ、旅行を続ける方法を紹介する。
軽い風邪をひいた時の旅行方法
旅行中はただでさえ時間が限られている。
軽い風邪を引いた程度でホテルのベットで一日中休むのはあまりにももったいない!
私は旅行中に軽い風邪をひいて鼻水がズルズル出てきて辛かった経験が何度もある。
そういうときはどうやって過ごしたかを紹介する。
風邪の症状を抑えつつ、旅行が継続できるようなスケジュールになっている。
7:00 朝風呂にゆっくりと浸かる
風邪だからと言って、あまり遅くまでベットで寝ているのはあまりよくない。
時差ぼけが酷くなって帰国後の日常生活や仕事に響く。
だから朝はいつも通りの時刻に起きる。
朝、体がだるくてなかなか起き上がれないときこそ、お風呂に入るタイミング。
お風呂に入ることでばっちり目が覚めて旅行モードへ入る心の準備ができる。
部屋にお風呂が無くてもシャワーがあればどっぷり浴びよう。
とにかく体を洗ってスッキリさせる。
8:00 朝食
お風呂から上がったらホテルの食堂へ行って朝食を食べる。
食堂が無ければ近くのコンビニとかどっか適当な飲食店とか何でもいい。
とにかく朝は何か食べる。
食べることは、体の回復のためには大切な事。
果物でもいいしジュースでもいい。
特に風邪をひいている時はビタミンCが豊富なミカンやオレンジジュースがオススメ。
9:00 ベットで寝っ転がりながら歯磨き
ゆっくりと朝食を食べたらそのまま出発しない。
ホテルの部屋に戻って、ベットに寝っ転がりながらゆっくり歯磨きをしよう。
朝食後にゆっくりと歯磨きをすることで朝の疲れを取ると共に、歯の状態をよくする。
出発前に歯磨きをしておけば精神的にも余裕ができる。
9:30 軽くホテルの周辺を歩き回る
風邪をひいているので無茶しない。
まずはホテルの周辺を歩き回ってみる。
少しでも面白そうだな!と思う風景があれば、じっと見てみる。
ベンチ等、座る場所があればゆっくりと座って現地の風景を眺める。
全く知らない土地でベンチに座ってぼーっと景色を眺めるのも立派な旅行だよ。
11:00 ホテルで早めの昼食
外で軽くブラブラしたらホテルに戻る。
帰る途中で何か食べ物を売っているお店があったら食べ物を買っておく。
食べ物はサンドイッチやパンよりもゆで卵、チキンの入った野菜、フルーツのほうが良い。
免疫力の回復のためにはタンパク質とビタミンを多めに取ったほうが良い。
ホテル内でゆっくりと昼食を食べたら歯磨きをしてベットで寝る。
なかなか寝れないなら、テレビを見ながらゴロゴロ過ごしてもいい。
とにかく昼食は早めに食べて体を休ませておく。
12:30 乗り物に乗ってどこかへ行く
午前から午後に切り替わる辺りで体も活発になってくる。
朝と違って体が温まってくる。
軽い風邪をひいている時でも、この時間帯はまぁなんとか元気に過ごせる。
とは言っても、まだ風邪をひいている状態。
無理して歩き回らずに何か乗り物に乗ってどっかへ移動しよう。
でもタクシーだと高い。
そんな人におすすめなのが市内電車やバス、地下鉄等の公共交通機関。
これなら安く乗れるし、特に外を走っている乗り物なら外の景色も見れて一石二鳥
私は市内の路面電車に乗り込んでホテル付近の駅から終点までずっと乗っている。
鉄道だったら、ホテル付近の駅から一番近くの大きな駅まで行ってみるのが良い。
乗り物に乗るだけなら体力もあまり使わないしただぼーっと外の景色を見るだけなので結構楽しめるよ。
15:30 ホテル部屋に戻って昼寝
ここらあたりが眠くなってくる時間帯。
特に風邪をひいていると外を歩いていても眠くて目を開けているのが辛くなる。
そうなり始めたらまだ外が明るくても無理せずにホテルへ帰る。
部屋のベットで思いっきり寝る。
旅行中だから・・・と恐縮せずに遠慮なく寝まくる。
18:00 軽く夕食を食べる
日中に眠くなって思いっきり昼寝ができれば、この時間帯には目が覚めると思う。
体がだるいだろうけど、とりあえず夕食を食べておく。
何度も言うけど、食事は体の回復には必要不可欠。
夕食は、スパイシーなカレー等を食べて代謝力を上げる。
しょうが、ニンニク、唐辛子など、辛いモノが入った食べ物は鼻水が出て苦しい鼻をスッキリさせる効果もある。
・・・とは言え、今は旅行中。
食べ物を選ぶほどの余裕はないはず。
なのでホテルの近くに何か食べるお店が無いか探す。
朝と違って開いているお店が増えるので食べ物が食べられる場所を探すのにそんなに苦労しないハズ。
注意点としては、食べ過ぎない事。
夕食時にあまりにもたくさん食べすぎると夜寝れなくなる。
特に今は風邪をひいている身。
食べ物の消化機能も弱っているハズ。
夜は色々な食べ物が目に入ってたくさん食べたくなりがち。
だけど風邪の時くらいは胃袋をいたわって少なめに食べよう。
19:00 お風呂で体を芯から温める
風邪をひいている時は入浴しないほうがいいと言われている。
だけど軽い風邪の場合はむしろ風呂に入ったほうが良い。
手足や体中を温めることで疲れを取ることができる。
おまけにお湯の蒸気で、ノドや鼻水等の辛い症状を和らげることができる。
なので夕食後はさっさとお風呂に入ろう。
お湯は38度~40度のぬるま湯にして30分程度は入浴しよう。
20:00 10時間以上はベットで眠る
快眠のためには、夜になってからのコーヒーやアルコールは避けたほうが良い。
他にもテレビを見ると脳が休まらないのでNG
なので、お風呂から上がったら余計な事はせずにさっさと部屋の電気を消してベットでそのまま寝る。
まぁ、国によっては夜でも明るい事もあるが・・・
とりあえず風邪をひいている時は夜8時には寝よう。
いつもより早く寝るのは辛いけど、風邪の時は案外と寝れるものだよ。
旅行は頑張らないのが基本
旅行中に風邪をひいたからって焦らないのが重要。
そもそも旅行は仕事じゃないよ。
風邪をひいてしまったから旅行先の観光地や景色をあまり見れなかった・・・とマイナス方向に考えるのはあまりよろしくない。
旅行中は自分の体力管理が大切になってくる。
でも、いくら体力管理に注意したとしても風邪をひいてしまう時は風邪をひく
人間は風邪をひかないような優秀な生き物ではない。
だから旅行中に風邪をひいてしまうのは仕方ない。
大切なのは現地の場を楽しむこと。
風邪をひいてしまった場合でも、風邪の体なりに現場を楽しめる。
「風邪をひいた時に辛いのは自宅でも旅行先でも同じなんだなぁ・・・」ということが理解できると思うよ。
ついでに体力管理をゲームみたいに楽しめばいいんじゃないかな?
何事もプラス方向で考えれば、旅行中に風邪をひいたとしても後悔しない旅行になると思うよ。