旅行英会話の本で紹介されている英文って、一文が長いよね?
しかも例文が多すぎぃ!
結局は一文も覚えれないまま海外旅行に行く人が多いんじゃないかな?
でも、海外旅行ではしっかりとした英会話なんて使わないから!
質問する時だけ、簡単な英単語を並べていれば、その内通じる。
私が実際に海外旅行で質問した内容
海外旅行時に私が使う英語は間違いだらけ!と思っている。
それを承知の上で、現地の人にバンバン質問しまくっている。
間違った英語でもきちんと相手に通じる。
そして現地の人から自分が欲しかった回答をくれる。
なので、旅行の英語としては「合格」だと思っている。
ちなみに現地の人から英文法の間違いを指摘されたり、馬鹿にされた事は一度も無い。
ホテルでのチェックイン時
チェックイン時に「check in, please」みたいな英会話は使わない。
パスポートだけ渡せば充分。
チェックインが終わった後で、私は以下のように質問している。
late check out OK?
「レイトチェックアウトは可能ですか?」って言う質問。
チェックアウト時刻を遅らせたい場合に質問している。
「late check out OK?」の英文法自体は間違えていると思う。
だけど、いちいち「この場合はDo? Does? Can I? Would?」と迷う必要が無いので楽だよ。
相手に何か許可を求める場合は、とりあえず最後に「OK?」を付ければいいんじゃない?
(適当)
値段を聞くとき
例えばタクシーやバスに乗る前とか、値段が書かれていない商品を買う前は、どうしても値段が気になる。
そういう場合は、以下の英単語2語で通じる。
How much?
「How much is this?」みたいな長い英文を使う必要は無い。
私がやりたいのは「値段を知る」
それだけの事。
相手から値段を答えてくれれば合格です。
切手があるかどうか聞くとき
基本はホテルのフロントの人に聞こう
私の海外旅行の楽しみは、現地から日本へハガキを送ること。
ハガキ自体は観光地を歩けば、露店で売っている。
ヨーロッパやアメリカなら簡単に手に入る。
逆に中国や韓国の場合はハガキが手に入りにくいが・・・
観光地の施設内にあるしっかりとしたお店に行けばハガキが売っている。
問題は切手。
基本は郵便局に行けば買えるんだけど、場所を調べるのが面倒くさい。
なので、現地のホテルのフロントの人に「日本へハガキを送る切手はどこで買えますか?」と聞いている。
I want to send postcard to JAPAN.
Where can I buy stamp?
「postcard」=「ハガキ」
「stamp」=「切手」
堅苦しい英文法は不要!
海外旅行で英語を使う時は、難しく考えなくていい。
・「postcard」は単数形?複数形?
・「a」と「the」って要る?
迷ったら「単数形を使え!」「aやtheは使うな!」
また、以下の二つは中学一年生の前半で学ぶ表現。
・「私は~したい」事を伝える「I want to~」
・「どこで出来ますか?」を伝える「Where can I~」
こんな簡単な表現を組み合わせるだけで切手がどこで買えるか教えてくれる。
たまに「知らん」と回答されることもあるが・・・
それは自分の英文法が間違っているのが原因ではないので気にしなくていい。
このバスはどこへ行くのか聞くとき
目の前にバスが停まっているけど、どこに行くか分からない・・
そんな時はこんな風に聞く。
where to go?
日本語の「どこ」「に」「行く?」の語順をそのまま「where」「to」「go」に置き換えただけ。
文法としては思いっきり間違えている。
だけど、日本人から見たら使いやすい英文。
こんなテキトーな英文でも相手に通じる。
相手からどこに行くのか教えてもらえれば合格です。
飛行機内で寝てしまったから機内食が欲しいとき
海外旅行の帰りは疲れている。
なので、飛行機が飛んだ直後辺りは爆睡しているケースが多い。
飛行機内で爆睡して、目が覚めたら周りの人は機内食を食べている・・・
「あ~機内食が食べたいな~」と思ったらCAさんにお願いすればいい。
その時の英語は以下で充分。
I sleep.
I don't eat food.
Do you have food?
私は「残っている」の英単語をど忘れした。
なので、代わりに「Do you have~」の表現に置き換えた。
それでもCAさんに通じた。
結果、機内食を食べれたので合格。
接続詞「So」とか「Because」、過去形とかいう難しい文法なんて要らんかったんや!
飛行機の冷房が寒いから止めてほしいとき
飛行機で寝ていると、冷房の寒さが気になって寝れない場合がある。
でも、冷房の止め方が分からない・・・
なので、CAさんに質問した。
その時に私が質問した英文は以下。
I cold.
Wing power down, please.
今思うと,「風」の英語「Wing」を思いっきり間違えていますねぇ・・・
(正しくは「Wind」)
最初は冷房を弱くしてほしい事がなかなか通じなかった。
なので、私は「風」の身振りをしたり「寒い!」っていうジェスチャーして伝えた。
そしたらCAさんは、私のやりたい事が分かったみたい。
結果、冷房の止め方を教えてくれたので合格!
ちなみに飛行機内の冷房を止めたければ、座席の真上にある小さな大砲みたいなモノをぐるぐる回せばいい。
間違った英語最高や!英会話なんていらんかったんや!
海外旅行では英語ができないと無理・・・
と考えて不安になる日本人が多い。
ビジネス目的なら、きちんとした英語ができないと仕事にならない。
だけど、海外旅行の場合はそんなに高度な英語は求められない。
と言うか英語を一切使わなくても、パスポートを渡すとか、ジェスチャー等の身振りで何とかなる。
それも無理だったら、絵を描いて伝えればいい。
英語はあくまでも海外旅行をスムーズに進めるための「手段」にすぎない。
相手に自分の意図を伝える。
そして自分の欲しい回答をもらったり、自分のやってほしい事をやってもらう。
なので、英語自体は間違いだらけでもいいんです!
私はどうせ外国人なんだから、開き直って間違った英語をどんどん使いましょう!
どうしても相手に通じないのであれば質問内容を見直そう
海外で複雑な質問するのは止めましょう
英語やジェスチャーでも外国人になかなか通じない事がある。
その場合は、英文法以前に質問内容自体に問題がある。
日本に居る時と同じレベルの複雑な質問をしようとすると英文も複雑になる。
結果、英語がめちゃくちゃになる。
相手がたとえネイティブであっても、何を言っているのか分からない。
なので外国で英語を使う前に、一度日本語で簡単な質問分に訳したほうが良い。
例えば・・・
このコーヒーが飲みたいんですけど、割引って適用できますか?
これをそのまま英語に訳すると、大抵の人は無茶苦茶な英語になると思う。
一瞬で正しい英語に訳できるのは、通訳する人とか、語学に堪能な人。
アナタは英語のプロですか?
英語で仕事をするような達人ですか?
大抵の人は英語ペラペラじゃない。
だから、複雑な質問をそのまま英語で伝えるのは止めたほうが良い。
子供でも通じる内容で質問をするのが基本
代わりに、日本語の質問文を小さな子供でも通じるような表現に置き換える。
コーヒー飲みたい
安く買える?
これなら、子供でも通じるよね?
その日本語を日本人風の間違えた英語に訳すると・・・
I want to drink coffee.
Can I buy cheap?
これで外国人に通じる。
海外旅行で質問する時は、相手が簡単に答えれる内容だけにしましょうね。