【海外旅行】そもそも空港って何?

旅行に無縁の人は,空港を利用したことが無いんじゃないかな?


空港って飛行機が離陸したり着陸したりするところじゃないの?って思うかもしれない。
でも,海外旅行に行くとほぼ必ず空港を利用することになるよ。
本記事では,海外旅行の目線で空港の説明をする。

空港は,電車の駅みたいなもの

電車の駅なら,日常でも使う人が多いと思う。
よっぽとの田舎で,駅を使ったことのない人でも,駅で電車に乗る人を見たことはあると思う。

空港も駅みたいな感じ。
人々が駅みたいな建物に行って飛行機っていう乗り物に乗るだけ。

ただし,電車の駅よりも乗るための手続きがちょっと面倒になる。

空港に着いたらすぐ飛行機に乗れるわけじゃない

電車の乗り方は

  1. 駅に着いたら切符売り場で切符を買う
  2. 改札のところに行って切符を入れる
  3. ゲートがパカって開いたら,駅の中に入る
  4. 次に乗る予定の電車が止まるホームまで行く
  5. ホームに着いたら電車が来るまで待つ
  6. 電車が来たら,ドアが開く
  7. 電車の中に入って適当なところに座ったり,立ったりする
  8. あとは,目的地の駅に着くまで待つだけ

空港の場合は,乗り物に乗るためのステップが面倒になる。

  1. 前日に航空券を予約しておく
  2. 空港に着いたら,飛行機に乗る会社のカウンターへ行く
  3. カウンターのお姉さんから飛行機に乗るための切符をもらう
  4. 荷物検査をする場所へ行って荷物検査を受ける
  5. 荷物検査が終わったら,飛行機に乗る場所まで行く。
  6. 飛行機に乗る時間になるまで待つ
  7. 飛行機に乗る時間になったら,お客さんはみんな一斉に改札へ向かう
  8. 改札へ切符を入れてOKサインがでたら飛行機の中へ向かう
  9. 飛行機の中に入ったら,決められた席まで移動する
  10. 席に座ったらシートベルトをして飛び立つまで待つ
  11. あとは空港に着くまで待つだけ

空港に着いたらすぐに飛行機に乗って出発!ていうわけじゃないからね。



空港は電車の駅に荷物検査が付いただけ

空港で飛行機に乗るのは,港で船に乗る作業に荷物検査が付いただけ,と考えて良い。

飛行機の中は密閉された空間。
簡単な武器を持っただけでも飛行機内を占領できてしまう。
ハイジャックが怖いよね。
だから,飛行機に乗る前に荷物検査が必要になる。

荷物検査とはいっても,面倒なことはしないよ。
自分の手荷物をベルトコンベヤーにおいて調べてもらう
あとは金属探知ゲートをくぐって危ない物が無いか調べてもらうだけ

荷物に引っかかると係員のお兄さんがあなたの体を触って調べられる。
初めは怖いけど,二回目以降は慣れるよ。

空港は国際線と国内線に分かれている

日本の電車が通る線路は日本国内のみしかつながっていない。
外国とつながっている線路は現在は存在しない。

しかし,空港の場合は違う。
飛行機って日本国内だけではなく,外国へも飛んでいるよね。

だから,空港は国内線と国際線に分かれている。

  • 日本国内の範囲内で飛ぶ飛行機は国内線
  • 日本から別の国へ飛ぶ飛行機は国際線

大きな空港になると,空港の建物のてっぺんにデカデカと「○○国際空港」っていう文字が書かれている。
「国際」っていう文字があれば,外国行きの飛行機が飛ぶ空港。

そう考えると,日本の電車の駅は全部国内線と言える。
将来,日本とニューヨークをつなぐ地下リニアモーターカーが開通されたら,その路線だけ国際線になるね。



海外旅行では,ほとんどが空港から日本を出る

日本は島国
しかも,ほかの国までの距離は船で10分で行けるような距離ではない。
なので,船で日本の隣の国に行くだけでも時間がかかる。

だから,日本人のほとんどは飛行機で日本から脱出する必要がある。
だから海外旅行では空港が頻繁に利用される。

ほとんどの人が事前に予約してから空港にやってくる

航空券は当日でも買えるけど,電車と違って必ずしも買えるとは限らない。

飛行機の座席数は事前に決まっているから、当日になって席が空いていなかったら航空券を買えなくなる。
それでは飛行機に乗れなくなって困る。

だから,事前に航空券を予約して空港に来る人がほとんど。
空港に行って飛行機に乗る人は全員が事前に航空券を買ってあると思っていい。

空港内はスーツケーツが運びやすいような設計になっている

空港に初めて行く人がびっくりするのは,空港内のデザインじゃないかな?
空港内はひたすら平らでまっすぐな空間が続く。
スーツケーツとか,荷物が運びやすい設計になっている。

ただし,空港から出ると,急にスーツケーツを運ぶのに苦労するから気を付けてね。

空港は駅に商店街が付いたようなもの

飛行機の待ち時間は長い。

国際線だと,飛行機が飛ぶ一時間前には飛行機に乗る切符の発行が終わってしまう。
だから国際線に乗る場合は飛行機が飛ぶ二時間前には空港に着いておく人が多い。

さっさと切符をもらって荷物検査を受けて,飛行機に乗る場所まで行ったけど,あと一時間ある・・・っていうケースも珍しくない。

待つ間の時間つぶしのために,空港内には商店街のような施設がついていることもある。
空港内では普段は見ない高そうな飲食店やお土産屋さんが多い。
ほかにもシャワーを浴びるところがあったり,有料のラウンジがある。

だから空港はただ飛行機に乗るだけじゃなくて,空港の施設そのものを楽しむこともできるよ。

初めての海外旅行に心配なら事前に国際空港に行っておくといい

初めての海外旅行で心配なのは,国際空港に乗れるかどうかだと思う。
海外旅行の不安は実際に海外に行かないと解決できないけど,日本の国際空港の中に入るだけなら日本でもできる。

事前に国際空港に行くだけでも大きな収穫だよ。

  • チェックインカウンターに行くと外国人だらけ
  • スーツケーツを持っている人が多すぎ
  • 見たことのない航空会社がたくさんある
  • 行先の電子掲示板を見ると,外国の大都市だらけ
  • 高そうなお店がたくさんある
  • コンビニもあるけど値段が高め

初めて国際空港に行くと,色々学べて楽しいよ