ほかの人の旅行内容と比べないほうがいいよ

あなたが海外の国に行く前の事前準備としてほかの人の海外旅行体験記を見まくっていると思う。
事前に海外の情報を得るのはいいけど，あまりほかの人の旅行内容を知らないほうが良い。
つらくなるよ。

旅行記は素敵なことしか書かれないもの

ほかの人の旅行記は，誇張して書かれることが多い。
良いこと，得したことばかりの情報が多いと思う。

逆に旅行のマイナス面はほとんど書かれていない。
旅行記を書いている人も，旅行のつらいことは海外旅行中に何度も経験しているはず。
だけど，いったん帰国してしまうと，海外でのつらかったことも楽しい思い出になってしまう。
だから旅行記はつらかったことも楽しかったこととして置き換えて書かれてしまう。

ほかの人の海外旅行はずっと楽しかったよ！！と思い込んでしまう。

そうすると，

・自分はこの人みたいに楽しめるのか不安・・・
・海外旅行ときはもっとアクティブに動いたほうが良いのかなぁ・・・
・もうちょっとホテルの予約を考えればよかった・・・

と，マイナス方向に考えてしまう。

人間は何かと比べたがるんだよね。
比べることを通して，優越感を味わって自尊心を保っている。

これは誰でも持ちたい感情。
俺は別に自尊心とか無いから！！という人ほど，ほかの人と比べているんじゃない？

ほかの人の細かい事なんて知らない。
でも，あなたは常にほかの人の素敵な面しか見えない。
ほかの人の汚い面なんて見えない

逆にあなたの立場なら，あなたの汚い面をほかの人に見せていますか？
見せないよね。

だからあなたの周りに居るほかの人は常に素敵に見えてしまう。
旅行記もそう。

ほかの人の旅行記は素敵な面しか書かれていない。
汚い面は極力隠している。
または，汚い面を素敵になるように言い換えているだけ。

自分の汚い面を知り尽くしているあなたは，ほかの人の素敵な面ばかり知ってしまうと「俺ってダメなんだな」と落ち込んでしまう。

あなたの旅行は別にほかの人のように素敵な旅行じゃなくてもいい。
あなたが満足できた旅行にすればいい。

ほかの人の旅行内容は全く関係ないよ。

あなたの旅行が損しまくったり，効率が悪い旅行でもいい。
あなたが本当にやりたいことをやるべきだよ。

自分らしい旅行をするためには，事前にほかの人の旅行記は見ないのも一つの方法。
旅行情報はガイドブックやネットにある旅行の情報取得にとどめる。

サイトによっては旅行の情報と，旅行記がごちゃ混ぜになっているのもあると思う。
そういうサイトは，旅行の情報だけしっかり読んで，旅行記の部分はさっさと読み飛ばしちゃおう。

旅行の情報というのは以下に該当する。
要はあなたが海外旅行で知っておくべき情報。

逆に旅行記はあなたが知らなくてもいいどうでもいい情報。

ほかの人が，おじさんに話しかけられて親切にしてもらったからと言って，あなたは見知らぬおじさんから親切にしてもらえる保証はないよ

旅行記の部分はいらねぇ情報だと割り切って読み飛ばしちゃおう

海外旅行で初めての国に行く前のあなたは必ず心のどこかで不安になっているはず。
たとえいろいろな国に行ってきたバックパッカーでも初めての国に入る前はドキドキ不安になるとおもうよ。

事前に日本でいくらネットで旅行記を見ても不安は消えないよ。
だってその国に行ったことがないから，その国の環境を肌で感じていない。
ネットだけではその国に慣れることはできない。
「知る」のと「慣れる」のとは違うよ。

でも，実際にその国に入ると不安が急に消えるよ。
その国の事を少しずつ知って慣れていくと，「あ～こういう場所なんだ～。不安して損した～」ってなると思う。

海外旅行の不安を消す一番の方法は，とりあえずその国の空港へ行け！
これに尽きる。