海外から日本へ手紙を送るときは税関申告しなくていい

私が海外旅行に行く時は,現地で手紙を書いて日本へ送っている。
初めて手紙を送る時は,手紙を海外から日本へ送るから税関申告は必要なのかな?と不安になった。


結論から言うと,海外から日本へ手紙を送る場合、税関申告は不要。

今までにいろいろな国から日本へ手紙を送ってみたけど,帰国時に税関申告しなくても手紙が無事に届いていたよ。

日本へ帰国するときは税関申告書の提出が必要

海外旅行で悩ましいのが,帰国時の税関申告。
税関申告するための「携帯品・別送品申告書」は,帰国時に機内の美人のお姉さんから配られる黄色い紙。
面倒で嫌だけど,絶対にやらないと日本へ入れない。

たとえ日本人であろうが外国人であろうが全員記入して係員のお兄さんに提出することが義務付けられている。
面倒くさくても書かないといけない。

税関申告書には「3.別送品」の記入欄がある

以下のような質問がある。

「入国の際に携帯せず,郵送などの方法により別に送った荷物がありますか」

郵送」っていう日本語があると,手紙も含まれているのかな?と不安になるね

私の場合,海外から日本へ手紙だけを1~2枚送っている。
帰国前に,税関申告書の「別送品」は「無し」で係員のお兄さんに渡している。
でも,特に何も注意されることもなく,手紙も無事に自宅へ届いていた。

そもそも「別送品」って何?

別送品というのは,本来は外国から高価な物を日本へ送るときにかかる税金を0円にするために申請するもの。
税金を0円にすることを免税って言う。
正直に「携帯品・別送品申告書」に記入して提出すれば,トータルで20万円を超えなければ免税になる。

要は,外国で買ったものに税金を上乗せされたくないから「別送品」として申告する
逆に免税されちゃっても構わないっていうお金持ちの人は面倒くさい税関申告をしなくてもいい。

送った手紙やハガキは「別送品」扱いにならない

国際郵便を出すときは税関申告が必要になる(手紙、ハガキを除く)

(手紙、ハガキを除く)が重要
国際「郵便」と書いてあるが,手紙やハガキやは「郵便」には含まれない
つまり,海外からハガキを1000枚書いて日本へ送った場合でも税関申告はしなくていい。
国際郵便はありませんって日本の税関のお兄さんに伝えても処罰は無いよ。

なんかややこしいなぁ。
国際郵便じゃなくて,国際輸送っていう日本語を使えば誤解が減りそうだと思うんだけどねぇ。