観光地は「見せてもらっている」という意識を持たないと嫌な思いをするよ

海外旅行では珍しいモノをたくさん見ることになる。
しかし「見せてもらっている」という意識を持たないと嫌な思い出になってしまう。
その理由を説明する。

観光地に行くと必ずいる迷惑な人

観光客って、現地の人からは迷惑な人だと思われている。
迷惑な観光客の特徴は以下

・パチパチ写真を撮りまくる
・仲間と大声で騒ぎまくる
・場所をずっと占領している

最近では日本に来た中国人の観光客が多くて迷惑!って思われている。
しかしそう言っている日本人でも海外の観光地では迷惑なツアー客が必ずいる

海外に行くと、興奮してついテンションが上がってしまう。
だからハメをはずして日本ではしないような行動をしてしまう。

その気持ちは私も分かる。
私だって海外ではハイテンションになってつい見知らぬ人と話しかけてしまう事がある。
しかし,観光地でそんな奇怪な行動をされたら現地の人はどう思いますか?
アナタは考えたことがありますか?

観光地を見せてもらっている意識が無かった頃の私の失敗例

私が海外旅行の経験が少なかった頃,観光地でとても嫌な思いをした
その経験を紹介する。

とある施設の子供たちを見るために海外へ行きました

私はヨーロッパ旅行を決心した。
目的は,ある施設にいる子供たちを見るため。

もちろん事前にその施設へメールで問い合わせて訪問の許可を得ておいた。



そして海外旅行当日

予約した時間通りに施設へ行った。
案内係の人がやって来て中へ入らせてもらった。
そこまでは良かった。

施設へは入れたけど、子供たちがどこにも見えない・・・
「あのー、子供たちの様子を見たいのですが。」と案内係の人へ英語で質問した

すると案内係の人の態度が突然変わった。
嫌そうな態度ではなかったけど,何か反論しているような雰囲気だった。

私は案内係の人の英語の内容がなかなか理解できなかった。
なので「なぜ子供たちの様子を見れないんですか?」みたいな質問を何回か繰り返した。
相手と何回か質問のやり取りをするうちに,相手の言いたい事がなんとなく分かってきた

施設の子供たちを見ることができなくなって私はキレました

案内係が言おうとしていることをまとめると以下

「子供たちは見せ物じゃない!」
「ここは動物園や美術館じゃない!」
「ただの観光客であるアナタは子供たちを見る資格は無い!」

海外で施設の子供たちを見れない事を悟った私は「はぁ?」ってなった。
心の中でプチってキレた。

せっかくわざわざ遠い日本からやってきたのに「見てはダメ!」って、酷すぎる!
「日本だったら見れるはずなのに・・・」って反論したくなった。

でも反論しても絶対に私が負けると悟っていたので,素直に相手のいう事に従った。
結局は施設の子供を見れないまま帰国することになった。

観光地は「見せてもらっている」意識が無いと,トラブルになる

海外の観光地なんだから「見せてもらって当たり前」って思っていると必ずどこかでキレる場面が発生する。

過去の私は、施設の子供たちを見れるのは当然と思っていた。
でも案内係の人から「見てはダメ!」って完全否定された。
自分の期待とは正反対の反応をされたら誰でも怒りたくなるよね。

自分も観光客もせっかくの海外で浮かれている。
楽しい気分で歩き回っていたのに、突然係員から「入ってはダメ!」って言われた。
せっかく楽しく歩き回っていたのに気分を害した・・・

そこから係員とケンカになる場面だってあり得る。

アナタが海外旅行で気分を害したくなければ「見せてもらっている」意識を持って街を歩き回ることが大切。

ある国の教会の入り口には「入場料100円」と書かれていました

ある教会は昔、観光客に対して無料で公開していた
しかし教会に入る観光客の振る舞いがあまりにもひどすぎる。

本来教会は祈りの場所。
歩き回らずに静かにすべき場。

教会の中は写真を撮りまくったり友達とわいわい騒ぐ場ではない。
観光客は旅行で浮かれていてそういう常識すら忘れてしまう。

そういう観光客が教会に入られるのはとても迷惑!
だから教会に入るだけで入場料が必要になってしまった。

教会は素晴らしい場所なのに,観光客のせいで外部者お断り!の場所になってしまった
悲しい話だね。

自分は心がけているから大丈夫!と思わず,もっと心がけましょう

ここまで記事を読んだアナタは「俺は現地の人に迷惑にならないように心掛けているから平気平気!」って思っているんじゃない?

自分は大丈夫って思っている人ほど大丈夫じゃない。
自分を過信しすぎ。

そう書いている私も海外旅行では「見せてもらっている」という意識を忘れそうで怖い。
もっと現地の人の立場になって行動することを心がけるべきだなって思っている。

海外で嫌な思いをしたくなければ、現地の人の視線も気にしながら行動しましょう。