「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」をVBAで表示させてみた

エクセルの作業効率化に定評のあるVBAはなぜか翻訳されていない。

なので、私の方でVBAを作ってみた。




「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」とは?

色々な言語で翻訳された「こころぴょんぴょん」を解読してみた

そもそもVBAって何?

一行で言うと?

VBA=エクセルに付いているプログラミング言語

なんでエクセルにVBAを付けたの?

アナタはエクセルで色々な操作をするよね?


・文字を入れる
・コピーする
・計算させる


これらの操作を100回やって♡

って言われたらアナタはどうする?

確かに100回繰り返してやれば作業は終わる。

だけど・・・


・ものすごい時間がかかる!
・疲れる!
・ミスする!


じゃあ、人間の代わりにコンピューターにやらせればいいんじゃね?

と考えて生まれたのがVBAだよ!

VBAで何ができるの?


・文字を入れる
・コピーする
・計算させる


これらの操作を100回やって♡

とVBAに指示したら、なんと!

0.01秒

で終わるぞ!
(※時間は処理内容によります)

1000回でも一万回でもVBAはヘーキヘーキ

 

・・・その代わりにVBAプログラムを作るのが面倒だけどね・・・




VBAで「心ぴょんぴょん」を表示させる方法

適当なエクセルを作って開く

エクセルの名前は何でもいい。

私は「chino.xlsm」にした。

注意してほしいのはエクセルの拡張子

拡張子と言うのは、パソコンにあるファイルの最後に付く文字。

例えば・・・

ah114514.txt

の場合、拡張子はtxtだよ!

 

ファイルの最後に付く文字(=拡張子)xlsmでないとVBAが使えない。

 

普通にエクセルを開いた場合の拡張子は「xlsx」になるハズ

その状態で

「名前を付けて保存」

から拡張子xlsmを指定して保存する必要がある。

なお、エクセルのシートは特にいじる必要は無い。

VBAプログラムの編集画面を開く

[Alt]+[F11]コマンドで開くのが一番早いと思います。

プログラムを作る場所を確保する

プログラムの編集画面を開いただけではプログラムが作れない。

まず、プログラムを作る場所を確保するゾ~

「標準モジュール」がプログラムを作る場所だよ。

「標準モジュール」「挿入」すると・・・(意味深)

プログラムを入力するための場所ができたよ!
やったね!チノちゃん!

プログラムを入力する

今回使うプログラムは以下

Public Sub pyonpyon()
   MsgBox "あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~"
End Sub

↑コレをコピペすればOK

プログラムを動かす

プログラムを入力しただけでは動きません!

人間が「プログラムよ!動け!」と命令しないと動かないです。

 

エクセルからプログラムを動かす方法はいろいろあるけど・・・

VBAを知らない兄貴にとって一番分かりやすい方法を紹介するよ!

「開発」→「マクロ」をクリック。

すると以下のウィンドウが出る。

「pyonpyon」を選択して「実行(R)」ボタンを押す。

するとメッセージが出るゾ~

あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~

VBAプログラムの解説

Public Sub pyonpyon()
   MsgBox "あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~"
End Sub

のコードについて説明するね。

基本はC言語と同じです

VBAはプログラミング言語の1つです。

プログラミング言語は他にもたくさんあるよ!

詳細は以下を読んで、どうぞ。

「こころぴょんぴょん」のC言語を分析してみた

Public Sub pyonpyon()=動かす場所の宣言

Public Sub pyonpyon()
   MsgBox "あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~"
End Sub

一行目の「Public Sub pyonpyon()」は、プログラムを動かす場所の宣言をしています。

プログラムを動かす場所の範囲は


Sub
・・・・
End Sub


のように指定する。

その場所の名前が,「Sub」の右にある「pyonpyon」

pyonpyonの右にある「()」は何?

おまじないだと思って♡
(ガチで説明しようとすると「引数」とかいう難しい話になるので)

Subの左にある「Public」は何?

Public=どこからも見れる状態

↑の逆が↓

Private=関係者以外の人は立ち入り禁止!

 

Privateで指定すると、マクロ一覧からプログラムを動かせなくなるヨ

「pyonpyon」と言う名前のプログラムは人間から直接動かしていいのか?
動かしたらダメなのか?

をハッキリ示すために「Public」を付けた。

一応、「Public」を書かなくてもプログラムは動くんだけどね。

MsgBox=テキストを画面へ出せ!

Public Sub pyonpyon()
   MsgBox "あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~"
End Sub

二行目の「MsgBox」は、テキストをウィンドウに出すコマンドだと思ってくれ。

 

MsgBox 「ここに文字を入れる」

 

ね?簡単でしょ?

End Sub=プログラムの終わり

Public Sub pyonpyon()
   MsgBox "あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~"
End Sub

「End Sub」は「pyonpyon」と言う場所の終わりを意味するゾ~

これをハッキリと示さないとエラーになるぞ!
(パソコンがフリーズするようなモノ)

アナタもVBAを使って作業効率をしよう!

外国語を扱う人もエクセルを使います

通訳や翻訳・言語学の人はエクセルを使って単語を整理している。

だけど・・・
単に単語をエクセルに書くだけだと、後で探す時に大変!

一応

[ctrl]+[F]

のコマンドで単語の場所が分かるけど・・・

一か所の単語の場所しか表示させられないのが問題!

複数の単語が引っ掛かった場合、単語同士を比較するのが面倒になる。

一応エクセルの「関数」もある

エクセルの「関数」は電卓みたいなモノだと思ってくれ。

「関数」をうまく組み合わせて単語検索する方法もあるけど・・・

複雑な処理をしようとすると、関数の式がすごーく長くなってしまう。

それでもVBAならきっと何とかしてくれる

もしアナタがVBAを知っていれば


・ユーザが検索した文字に該当する単語だけ抜き出す
・ヒットした単語を一瞬でずらーっと表示させる


という処理ができるぞ!

 

まぁ、VBAプログラムを作るのは面倒ですが・・

一度作ってしまえば、今までの面倒な手作業をやらなくて済むぞ!

外国語を扱う人はVBAくらいは使えるようになった方がいいと思います。

【関連】語学マニア向けのソースコード

ユーザが検索した単語をまとめて抜き出すVBAを作ってみた





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