旅行中は細かく景色を見ようとしないほうが良い2つの理由

旅行先だと、街中や自然がどんなものでも魅力的に見える。

そういうモノについ目がいってしまう。
それが旅行の楽しみ方。

だけど、景色をあまり細かく見過ぎないほうが良い。
その理由を説明する。

いちいち景色を細かく見ることをお勧めしない2つの理由

いちいち細かく景色を見ていたら疲れる

例えば走るとか重い物を持つ時はたくさんのエネルギーを使う。

たくさんのエネルギーを使うと疲れてしまう。
だから人はできるだけ楽な行動をする。

例えば通勤の電車ではできるだけ座るように行動するよね。

できるだけ楽になるような行動をすることで疲れを抑えることができる。

だけど、自分が熱中して集中している時は疲れを感じない。
電車に乗るのが好きな人は長時間電車の中で断っていても疲れない。

これは旅行でも同じ。
特に海外旅行だと珍しい風景をよく目にする。

そういうモノに対して何度も集中して見てしまう。

見ている時は楽しいんだよね。
だけどあまりにも色々なモノを集中して見すぎると体だけでなく、頭も疲れてしまう。




しっかりと「見る」動作をするだけでもかなりのエネルギーを使っている。

映像を脳の中で処理するにはかなりのエネルギーが必要と言われている。

例えば映画を長時間見続けると気持ち悪くなった経験は無いかな?
動く動画を脳で認識するためにはかなりの負荷がかかる。

旅行中も同じ。

周りの風景をずっと集中して見続けると疲れてしまう。
疲れてしまうと「ああ、私は何をやっているんだろう・・・」というネガティブ思考に陥ってしまう。

だから、旅行中の景色はさらーっと見るのが良い。
その中で「おおっ!」って興味が出てきたモノだけちょっと集中して見ればいい。

海外の市場とかは特に注意。
お店一つ一つの商品をじっと眺めていたら、後半はもう疲れ切って市場巡りが楽しめなくなる。

旅行中の後の体力も考えて、ほどほどに風景を見ましょうね。

いくら景色を見ても旅費の元は取れない

海外旅行はお金がかかる娯楽。
海外に行くだけでも10万円は軽く飛ぶ。

だから少しでも元を取ろう!と考えてしまう。
そして旅行中の限られた時間内で海外の景色を必死に見ようとする。

だけど、そんなことをしても無駄。

海外の景色をたくさん見ようが、少しだけ見ようが、旅費自体は変わらない。

例えば日本にある美術館の見学で考えてみよう。

入場料はどんな人でも同じ。
美術オタクの人であっても、美術に全然興味が無くて無理やり連れて行かれた人であっても入場料自体は変わらない。

美術館内に入って一つ一つの作品をじっくり眺めようが、サーっと素通りでそのまま出口へダッシュしようが入場料は戻ってこない。

お金を払ってその対価として美術館内の作品を見る。
作品を見た後で「つまらなかったから金を返せ!」と言うのはおかしい。

じゃあ、できるだけ入場料の元を取ろうとしてわざわざ興味のない作品を見ますか?
それこそ時間とお金の無駄。

そう考える人ははじめから美術館へ行かなければいい。

それは海外旅行でも同じことが言える。

海外へ行って日本では決してできない事を体験したい!
だから高い金を払って海外へ行っている。

そのお金を少しでも元を取ろうとしてたくさんの景色を見ようとするのっておかしくない?

そう考えるのであれば、最初から海外旅行に行かなければいいんじゃない?
海外の風景自体はネットで画像検索すればいくらでも出てくるよ。

その画像に満足できないから海外へ行ったんじゃないの?

なので、旅行中は「たくさん景色を見て元を取ろう!」と考えるのは止めたほうが良いよ。

旅行中も日常生活と同じ感覚で風景を見ればいい

普段の生活の時は、どうやって外の風景を見ていますか?
毎日の通勤時に道を歩くときは、どこを見ていますか?

大抵はスマホを見ながら歩くか、ぼーっと歩くかのどちらかだと思う。

目には見えているけど「見ていない」っていう感じだよね?

海外旅行中でもそれでいい。
自分の興味のない風景は日常生活と同じ感じで見ていい。

面白くない風景まで頑張って見る必要は無い。
頑張って景色を見ようとすると疲れてしまう。

別に仕事で行っているわけじゃないから、きちんと全部の景色を見る必要は無い。

「おおっ!これは面白そうだ!」とピーンと来たモノだけ見ればそれで充分。

海外の景色は貴重なようで、じつはアナタにとっては貴重なモノではなかったりするんだよね…

そういう事も頭に入れて海外の景色を見てみませんか?