この記事を読んでいるアナタの趣味は海外旅行だろう。
で、他に何か趣味はありますか?
スポーツでも読書でもゲームでも何でもいいんだけど。
でも「趣味が海外旅行だけ」というのは危ない。
他にも何か趣味を持ったほうが良い。
その理由を説明する。
「趣味は海外旅行だけ」はなぜ危ないのか
海外旅行の事ばかり考えてしまう
・自分のスケジュールを海外旅行のためにびっしり埋める
・まだ海外へ行っていないのに、航空券を取っただけでエヘヘ
・通勤時に歩いている時はいつも海外旅行の事で頭がいっぱい
だけどいずれは会社をクビになって収入が無くなったり、年を取って海外旅行ができない体になってしまうかもしれない。
・・・とかそんな遠い未来の話ではなくて、海外旅行にのめり込んでしまうから危ない。
趣味が海外旅行なのはいい事。
楽しい事があるだけでも素晴らしい。
だけど、趣味が海外旅行「だけ」だと危ない。
アナタの趣味枠で感じたい幸せを全て海外旅行に任せないといけない。
だから自然と海外旅行のために注ぐ時間が伸びる。
海外旅行の中のいろいろな事を無駄に極めるようになってしまう。
色々考えても結局行き着く先は頑張る海外旅行になってしまう。
趣味は海外旅行だけだから、海外旅行廃人になるしかねぇ。
でも廃人になっても所詮は趣味。
海外旅行を極めても、お金がもらえる訳じゃない。
生活が豊かになるわけでもない。
悲しいですねぇ・・・
海外旅行以外にやることが無いとロクな事をしない
人々はヒマになるとロクな事しかやらない
アナタは以下の言葉を聞いたことがありますか？
「小人閑居して不善をなす」（しょうじんかんきょしてふぜんをなす）
要するに、ヒマすぎて死にそうな人は何もせずダラダラと過ごしてしまうという意味。
現代人もそれに当てはまる。
休日に何もやることが無かったら大抵の人は以下の事をやっている。
・ダラダラとネットサーフィン
・Youtubeやニコニコ動画をずっと見る
・テレビをダラダラ見る
・スマホゲームをやる
通勤中の電車の中にいる人を見ると、みんなスマホだらけ。
だけど、みんながやっていることは全然大したことじゃない。
単に電車の中の時間つぶしにスマホをやっているだけ。
ヒマが適量で収まっているならいい。
だけど、適量を超えたヒマはロクでもない事を考えてやってしまう。
忙しければ考えずに済む、考えても嫌になる事ばかり思い浮かべてしまう。
お金とか老後とか政治とか。
私たちは現実と戦ったら死んじゃうタイプの生き物。
余計な事を考えたらダメ。
現実と戦いたくないから、忙しくなれる海外旅行に逃げ込んだんじゃないですか？
海外旅行以外の時は何をしてる？
海外旅行は毎日できるわけじゃない。
現実的に考えると、お金もかかるし長い休みを取らないといけない
そういうのができないから、海外旅行は年に数回程度になってしまう。
一般の社会人が海外に居れる日数は、一年の３６５日あたり３０日～４０日が限界だと思う。
多く見積もっても一年の１０％が限度。
それ以外は海外旅行ができない。
日本の会社で働いたり、普段の土日は自宅でじっとしなければならない。
海外旅行の準備も終わってしまった・・・
他にやることが無い・・・
何をしようかな～？とヒマを持て余してしまう。
そのヒマを潰すためにどうでもいい事ばかりやってしまう。
ダラダラとネットサーフィンしたりボーっとテレビを見たり。
それで楽しいんだったら別にいいけど。
だけど、ラクすぎて「楽しくない・・・」と思うのであれば時間を無駄にしているだけ。
「オレの趣味は海外旅行だけなんだぜ！」と思っている人ほど、日常ではこういう過ごし方をしている人が多い。
幸せの担い手を分散する
趣味が複数あれば頑張らない海外旅行ができる
海外旅行以外にも趣味があればいい。
そうすれば海外旅行が担う幸せは減る。
海外旅行だけ追求する必要がなくなる。
そうすれば結構楽になる。
幸せ１００を海外旅行からひねり出すには、必死になって吸い尽くさなければならない
だけど、趣味が他に一つあれば５０ずつ取り出せばいい。
趣味一つあたりに注ぐエネルギーが減る。
海外旅行を頑張って準備しなくても気にならなくなる。
おまけに趣味が複数あれば、ある事情で海外旅行ができなくなったとしても路頭に迷わずに済む
残りの趣味で食いつなぎながら、また他に趣味を抱えればいい。
趣味が多すぎるのも問題
趣味をたくさん持ちすぎるのもあまり良くない。
趣味が１００個あれば一つずつでいいじゃん！と思うかもしれない。
だけど趣味が増えすぎるとそれぞれに充てられる時間が少なくなってしまう。
それに１つずつの幸せを感じるのさえ困難になる。
おまけに、それぞれの趣味用の道具を抱えておくのも面倒くさい。
だから趣味は数個あればいい。
海外旅行者向けの追加の趣味候補
「いきなり趣味を増やせと言われてもねぇ・・・」という人向けにいくつかの候補を紹介する。
海外旅行によく行く人ほど、お金に苦しんでいる人が多いと思う。
なので、お金がかからない趣味だけ紹介する。
見慣れた街の散歩
例えば通勤時は電車の途中の駅で降りて歩く。
それも立派な散歩。
他にも、休日に家にじっといるのが辛くなってきたら、一度家から出る。
一度家から出れば、余計な事を考えなくて済む。
家から出て散歩ならお金が全くかからない。
それに何かを作る趣味と違って上達の必要がないから楽。
ぼーっと歩き回るだけでも楽しいのが散歩の良いところ。
ただし、歩数や歩いた距離を気にするようになると面倒になってしまう。
ダイエットとか健康のために歩く、というのも考えないほうが良い。
気が向いたときに好きなだけ歩く。
外が雨だったら歩くのを止める。
その程度でいい。
本を読む
意識高い系の自己啓発とか技術の本を読め！と言っているわけじゃない。
別に自分を高めなくてもいい。
自分の家の近くに本屋さんがあれば、買うつもりが無くても中に入ってみる。
本屋さんの中をうろうろして「おっ！これは面白そうだな！」って思う本を手に取って立ち読みする。
立ち読みするだけなら無料。
ラバーがあって立ち読みができないのは漫画や一部の雑誌くらい。
それ以外の本は無料で立ち読みしまくれる。
本屋さんで３０分くらい立ち読みしても店員さんからは何も言われない。
目にとまった本をぺらぺらーっと読む。
別に全部読もう！なんて意気込まなくていい
「あっ・・この本つまんねぇ・・・」と少しでも感じたら、さっさと読むのを止めて本棚に戻す。
他にも面白そうな本が無いかな～って探せばいい。
近くに本屋さんが無かったら図書館でもいい。
本を読むだけなら無料だし、面倒臭い図書館カードも作らなくていい
図書館でも、本屋さんと同様にうろうろして面白そうな本を探す。
見つかったらその本を持ってイスの所へ行って座って読む
そういうのも立派な趣味の一つだよ。
ブログとかTwitterで自分の考えを発信
分野を絞って考察や感想などをネットに投稿する。
分野は海外旅行とか仕事、学生時代に学んだこととか何でもいい。
仕事じゃないから適当に感想を書けばいい。
分野を絞って考察とか自分の体験、感想などを書けば、自然と客が集まる。
アナタ自身は宣伝を考える必要はない
とにかく面白い記事を書くことに集中できる。
「最低でも１日１記事」「一週間に一回動画投稿」とかそういうノルマを設けなくてもいい。
そういう数値的な目標を立てると面倒になる。
気が向いたときに、考察記事を書くだけ。
自分の考えを整理するいい機会になって意外と楽しいんだよな。これが
ゲームでRTA（リアルタイムアタック）をやる
アナタは昔遊んでいたゲームはありますか？
そして、そのゲームに飽きてずっと押し入れの中に置きっぱなし・・・という事はないだろうか？
そうであれば、もう一度そのゲームを取り出して別の遊び方をやってみよう。
それがRTA（リアルタイムアタック）
RTAというのは、ゲームを最初から初めて最後のエンディングを出すまでのタイムを競う遊び方。
あなたが昔遊んでいたゲーム名で「RTA」を追加して検索して見ると動画が出るかもしれない。
特にマリオとかポケモン、ドラクエなどのメジャーなゲームなら、たくさんのＲＴＡ動画が引っかかる。
この動画を見ると「すげぇ・・・こういう方法でタイム短縮できたんだ・・・」と気づくと思う。
その動画を参考にして、アナタももう一度ゲームを最初から初めてプレイしてみよう。
できるだけ短時間でクリアするプレイをすると、過去にやっていたゲームとはまた別の楽しみができるよ。
