空港は結構待たされるもの
かと言って、空港にギリギリで着くのも良くない。
もしチェックインや荷物検査、出国審査がすごく混んでいると、最悪飛行機に乗れなくなってしまう。
だからある程度時間に余裕を持って空港に到着しておくのが確実。
でも大抵は飛行機に乗る前に時間が一時間以上余ってしまう。
その間は暇で死にそうになる。
本記事では事前の準備なし、無料で暇つぶしする方法を紹介する。
空港の待ち時間ってすごいヒマ
空港や待ち時間は凄く長い。
そういう待ち時間に慣れてしまうと、日常生活での待ち時間が気にならなくなる。
例えばレジの待ち時間とか。
でも待ち時間に慣れたとしても、待っている間は本当にヒマで苦痛になる。
空港に早めに着いたけど、すんなりチェックインや荷物検査、出国が済んでしまって時間が余った・・・という人が多い。
その間はショッピングとかマッサージ等で楽しめばいいんだけど、お金がかかる。
時間を潰せばつぶすほどお金が飛んでいくのってアホらしいよね。
テトリスをやれば暇つぶしになるけど、テトリスをやるための準備が面倒
テトリスをやるためにニンテンドーDSを買う?
スマホにアプリをダウンロードしておく?
たかがヒマつぶしのために、事前にそんな面倒な準備はしたくない!
お金をかけたくない!
そんな人向けに無料でできる暇つぶし方法を19個紹介する。
19個全てやれば、待ち時間が感じなくなるハズ!
多分ね!
空港内で無料でできる暇つぶし方法
空港内を走っている無料シャトルバスに乗る
空港に早く着きすぎてまだチェックインができない…っていう人向け。
まだ制限エリアに入れない。
制限エリア外なので人が多くてイスが埋まっている。
ゆっくりと座って待つことができない。
そういう場合は、意味もなく空港内でシャトルバスに乗るのをお勧めする。
シャトルバスは無料で乗れる。
国際空港内をぐるーんと一周してみると面白い。
キャリーバックを持った色々な人がバスに乗ってくるので面白いよ。
ただし、シャトルバスに乗る前にきちんと運転手に行先を確認したほうが良い。
空港シャトルバスは、空港職員向けのタイプもある。
一般の人が職員用バスに乗ってしまうと空港から外れて変な場所まで連れて行かれる。
私はロサンゼルス国際空港でそういう失敗をした。
ロサンゼルス国際空港の場合はターミナル間を行き来する無料のシャトルバスが走っている。
私は間違えて職員用シャトルバスに乗ってしまった。
なので空港からどんどん離れた場所まで連れて行かれて不安になった。
最終的に空港職員用の駐車場まで連れていかれた。
そのまま座り続けていたら、バス運転手が私のところまで歩いてきた。
「降りないの?」って聞かれた。
私は、全力で謝った。
「すいません!乗り間違えました。私はターミナル3へ行きたかったのですが…」
と言ったら、特別にターミナル3で下ろしてくれた。
結果的には時間を潰せたし、飛行機にも乗れた。
だけど、もしあの時にターミナル3まで戻れなかったら飛行機に乗り遅れたなぁ~とヒヤヒヤした。
空港内を適当に散歩
国際空港は広い。
空港の端っこから端っこまで歩くだけでも30分かかるのも普通。
広いので歩き飽きないはず。
歩きながらいろいろな飛行機が見られるし、空港内の珍しいモノが発見できるかも。
ただし歩きすぎると、疲れてしまうのがデメリット。
でもこれから帰国する場合は、疲れを気にせずに歩いてもいい。
帰国した後はどうせ自宅へ直行してベットで寝るだけ。
旅行の最後と思って空港内を思う存分に歩き回っておくといい。
要らないモノを捨てる
旅行中はレシートや地図、パンフレット等いろいろなモノを入手することになる。
それが自分の荷物の中にドンドンたまっていく。
旅行中は荷物を整理して不要なモノだけを捨てる作業をサボりがち。
かといって、そのままにした荷物を自宅まで持ち帰ると捨てる作業が面倒になる。
だから空港で暇な間に不要なモノを事前に捨てておく。
それだけでも帰宅後の負担を減らせる。
サイフの中を整理
旅行中はお金が荷物のあちこちに分散していると思う。
そういうお金を一か所にまとめて整理する。
その時に、現地の小銭がたくさん余っていると気づくと思う。
その小銭を空港内で処分する準備をしておく。
空港フードで食べ物を注文する時やミネラルウォーターを買う時が小銭処分のチャンス。
店員さんにクレジットカードと小銭を混ぜて払えるか聞いてみよう。
「coin + credit card」の紙を見せるだけで通じるよ。
現地のお金を数えて計算する
いくら現地通貨が余ったか数える。
それが日本円でいくらに相当するか計算する。
そのお金はどこで両替しようかな~と考えてみる。
オススメは香港の重慶大厦。
ここの一階にある両替所はレートが良い事で有名。
たまたま香港での乗り継ぎ時間が長くなってしまった場合は香港の重慶大厦まで行って両替してみてはいかが?
ただし、両替できるのは紙幣だけ。
小銭はほぼ両替不可なので注意。
小銭は空港で使ってしまうのが賢い使い方。
現地のお金を眺める
旅行中はバタバタ忙しくて現地のお金をじっくりと眺める機会が無い。
だけど暇な空港内ならゆっくりとお金を眺められる。
空港内は治安が良いのでお金を出しても全然問題ない。
紙幣や硬貨に書かれている人物や模様をじっくりと眺めてみよう。
日本のお金とは違ったデザインで面白いな~って気づけたらいいね。
空港フードを食べる
免税店での買い物やマッサージはお金がかかるけど、必須ではない。
だけど食事を欠かすと栄養失調で体調を壊す。
なのでお腹が空いたら素直に空港内で食べよう。
そのお金は「元々払うべきお金だった」と考えていい。
空港内を歩き回っていれば、そのうちおいしそうな空港フードが見つかる。
料理は日本食でもいい。
むしろ海外の日本食だからこそ味が気になって面白い。
少しでも「食べてみたいなぁ…」と感じたら、素直にそのお店へ行こう。
そもそも暇なので料理中の待ち時間も気にならない。
ついでに空腹を満たせるし、小銭処分もできて一石三鳥。
フライトの電光掲示板で都市名を眺める
空港フードを食べるときは、フライトの電光掲示板が見れる席に座ると良い。
電光掲示板に、飛行機の行き先の都市名がズラッと出ている。
それを見て、どこの国行きかを予想してみる。
別に正解をスマホで調べなくてもいい。
分からなくてもいい。
答えが分からないまま電子掲示板を眺めるだけ。
「あ~こういう名前の都市もあるんだな~」と思えばいい
トイレで歯磨き
海外ホテルでも、日本のホテルと同様にアメニティとして歯ブラシが置いてある場合がある。
大抵は歯磨き粉もセットになっている。
それが余ったら持ち帰る。
歯磨き粉は荷物検査では引っかからないので制限エリアへ持ち込める。
空港フードで食事が終わったらトイレへ行く。
洗面台の鏡を見ながらゆっくりと歯磨きをしよう。
歯磨きが終わったら、歯ブラシと歯磨き粉をトイレのゴミ箱へ捨てる。
歯もスッキリするし、荷物も減らせてスッキリ!
空港のトイレに入りまくる
別にトイレに行きたいわけじゃないけど、とりあえず色々なトイレに入ってみる。
便座の形はどうなっているのかな~?と観察してみる。
空いているトイレだったら、個室トイレに入ってずっと便座に座り続けるのもいい。
周りの視野をシャットダウンできるので脳が休まる・・・はず
免税店で一番高価なものを探す
免税店で売られている商品の値札は小さい。
なので通路から見ても値段が分からない。
買うつもりはないけど、値段チェックのために免税店へ入るのも面白い。
実際に入ってみると、どの商品も値段が高すぎ!
万単位とか当たり前。
商品によっては航空券よりも高いモノもある。
その中で一番値段が高い商品を探してみる。
この免税店で一番高い商品はコレで、値段は○○○○円なんだな~と分かる。
まぁ、一般庶民がコレを知っていても全然関係ないんだけどね。
空港内の図書館で本を読む
空港ではたまに本が自由に読める場所がある。
図書館と言うよりはリラックスルームという感じのエリア。
フィンランドのヘルシンキ空港内の場合、なぜか図書館に「らんま1/2」の漫画が置いてあった。
しかも英語じゃなくて日本語…
こんな風に外国の空港でも日本語の漫画が置いてある場合もある。
本があるエリアに入ったのはいいけど、「うわぁ…英語や現地語の本だらけだぁ~」と諦めずに、色々な本の表紙を眺めてみよう。
運が良ければ日本語の本が見つかるかもよ
快適なイスに座ってひなたぼっこ
空港内を歩き回れば、快適なイスが見つかることがある。
特に寝っ転がれるタイプのイスが見つかれば最高!
こういうタイプのイスは、搭乗エリアの端っこにあることが多い。
だれも端っこへは行かないので、大抵は空いている。
そういうイスに寝っ転がってゆっくりと空や飛行機を眺める。
別のターミナルがあればそれを眺めてもいいし、空港にやってきた鳥を観察してもいい。
眠くなってきたら横になって寝る
うっかり寝過ごさないように目覚ましセットをしておくと安心して眠れる。
イスに座って通り過ぎる人を観察
快適なイスが見つからなくても諦めない!
適当なイスに座って人が歩く通路を眺めてみる。
色々な人が通り過ぎるので、観察してみよう
例えばカップルや家族連れを見て、「この人は中国人かな?韓国人?」と当ててみる。
たまにパイロットやCAさんが歩いていることもある。
そういう特殊な人を目で追うのも楽しいよ。
自分で足のマッサージ
旅行ではたくさん歩く。
なので足が疲れてカチカチになっている。
飛行機に乗ると、足をマッサージできるスペースが無い。
なので空港に居るうちに足をほぐしておく。
自分の手で足をもみもみするだけでも意外と疲れが取れる。
やり方は簡単。
周りに人がいないイスに座る。
靴と靴下を脱いではだしになる。
その状態で手で足をもみもみするだけ。
手で足を持つような感じで握る感じ。
もみもみして汚れた手はトイレへ行って洗えばいい。
自分の今までの人生を振り返る
イスに座りながら今までの自分の事だけを考える。
自分の歴史を振り返る感じで頭にイメージを浮かべる。
・自分が幼稚園だった時
・自分が小学生だった時
・自分が中学生だった時
・自分が高校生だった時
・自分が大学生だった時
・自分が社会人新米だった時
・今の自分
自分が生まれた時から今の自分までを映画のように映像を出してイメージする。
それが終わったら過去の自分と今の自分を比べる。
過去の自分から見て、今の自分はどう感じるか考えてみる。
例えば幼稚園だった時の自分から見て、今の自分はどう見えるか?
・立派な大人になっているか?
・だらしない大人か?
・汚い大人になっているか?
そういう事を小学生、中学生、高校生・・・と繰り返していく。
最後に未来の自分はどうなっているか想像してみる。
未来の自分を作り上げたら、未来の自分から見て今の自分はどう見えるか想像してみる。
自分の歴史に関するネタは尽きないね。
今回の旅行でやった事を思い出す
家を出発してから現在空港で暇つぶししている事まで思い出す。
例えば以下のような事を思い出す。
・どんなモノを食べたっけ?
・どんな乗り物に乗ったっけ?
・この買い物にいくら使ったっけ?
旅行中の細かい事は頑張って思い出さないと思い出せないもの。
そういう思い出す作業をやる
家を出発してからやった事を順番に思い出すだけ。
思い出せないシーンは飛ばしてOK。
頭の中で思い出す作業をやるだけで結構時間がつぶせる。
今後旅行したい国の妄想をする
帰国のフライト前にイスに座りながら、次の旅行を妄想する。
・あ~この国は楽しかったなぁ~
・また行きたいなぁ~
・他の国にも行きたいなぁ~
っていう事を考える。
「~したいなぁ・・・」と考えるだけならお金はかからないし、全然悪く事ではない。
妄想だけなら誰でも気軽にできる。
だけど実現させようとすると大変。
普段の日常生活では現実に追われてほとんど妄想しなくなる。
でも空港内は非日常。
非日常の空間で暇な時こそ、日常生活では絶対にやらないような妄想してみてはいかが?
旅行以外で自分がやりたい事を考える
旅行から帰って来た後も、旅行と同様に楽しめる趣味を探してみる。
趣味と言うよりは「自分の生きがい」を考えてみる。
ただし「結局は旅行がオレの生きがい」と考えるのは禁止
だって、今は自分がやりたかった旅行をやっているんだもん。
だから旅行以外の生きがいを考える。
いきなり生きがいを考えろ!と言われると難しいね。
なので、まずは今までの自分が時間を忘れるほど夢中になった事を思い出す。
例えばゲームとか漫画とか、そういう低俗のモノでも全然かまわない。
昔は熱中してやっていた事を改めてやってみようかなぁ~と考える。
そして旅行が終わって家に帰ったら、自分がやりたかった事をやるための準備をする。
自宅に帰った後でやりたい事をやる為の準備まで考える。
まとめ
飛行機の待ち時間って、日常ではなかなか体験できない。
こういう間の時間は普段の生活では絶対にやらないような事をやってみるのが楽しい。
さすがに2時間を超えるような待ち時間は普段の生活ではまず体験できない。
何かをやらないと暇で死にそうになる。
普段の生活だと、時間に余裕があっても結局はネットやスマホで時間を潰してしまう。
「何もしない時間」を過ごしている人は少ないんじゃないかな。
たまに公園のベンチでひなたぼっこしている人がいるよね。
そういう人は「何もしない時間」を楽しく過ごしている。
そういう過ごし方は空港内で暇な人なら誰でも簡単にできる。
飛行機待ちの時間を使って、有意義な事は一切せずに「何もしない時間」を過ごしてみてはいかがでしょうか?