空港のチェックインカウンターに並ぶ前は、旅慣れた人でも係員の人に確認したほうがいい。
その理由を説明する。
目次
国際空港のチェックインカウンターって結構分かりにくい!
国内空港だと,大抵のチェックインカウンターは壁側にある。
でも国際空港のチェックインカウンターはフロアの真ん中に置かれている。
その表側と裏側でそれぞれ別々の航空会社が使っている。
にもかかわらず、チェックインカウンター番号自体は同じ。
同じチェックインカウンター「B」でも,表側と裏側の2通りが考えられる。
チェックインカウンター「B」の表側、裏側両方とも同じ航空会社がチェックインを受け付けている場合,どっちに並ぶべきか分かりにくい。
航空会社によっては、チェックインカウンターの表側、裏側のどちらに並んでもチェックイン可能な場合もある。
でも、ほかの航空会社の場合はきちんと表側に並ばないとチェックインを受け付けてくれないケースがある。
裏側に並んじゃったら「表側に並んでください」って言われて並びなおしになることもある
私はチェックインカウンターの列に並び間違えました
私が海外に行くとき,飛行機に預ける荷物が無いのでいつもセルフチェックインで済ませている。
なので、チェックインカウンターに並んだ経験はほとんどない。
でも、とある海外旅行ではセルフチェックインができなかった。
なので預ける荷物が無くても、チェックインカウンターに並ぶ必要があった。
旅慣れた事もあり、係員の人に確認しないで勝手に自分の判断で並んでしまった。
結果、並び間違えてかなり焦った。
その事例を紹介する。
そもそもセルフチェックインって何?
セルフチェックインとは,お客さん自身が機械でチェックインを済ませて搭乗券を受け取るもの。
JALやANAのような大手の航空会社ならセルフチェックインができる。
飛行機内に預ける荷物が無い場合、わざわざチェックインカウンターの列に並ばなくても飛行機に乗れる。
一方,格安航空会社(LCC)は飛行機に乗る値段が安い代わりにあらゆるところでコスト削減している。
セルフチェックインを省いているLCCも存在する。
私はチェックインカウンターに並びました
私は、LCCを使って海外へ行った。
でも、私が乗ったLCCの国際線はセルフチェックインができなかった。
(LCCの国内線ではセルフチェックインが可能)
だから飛行機に預ける荷物が無くてもわざわざチェックインカウンターの長蛇の列に並ぶ必要があった。
自分の判断で並ぶ列を決めちゃいました
私は早めに空港に着いてチェックインをしようとした。
係員の人に聞いてみたら以下のような回答だった。
・チェックイン開始時刻は20:15~
・チェックインカウンターは3番
私は空港内をぶらぶらして時間をつぶした。
そして20:15よりも少し前に3番のチェックインカウンターへ到着した。
3番のチェックインカウンターは,表側と裏側両方とも同じ航空会社が使っている。
裏側はすでにチェックイン中だったけど,表側はまだチェックインが始まっていない。
表側にはすでに15人位の人が並んでいた。
チェックイン開始時刻よりもちょっと前だから、まだチェックインは始まっていないハズ
裏側はすでにチェックインが始まっているから、違うな。
もたもたしていると、表側にどんどん他の人が並んでしまう!
だからさっさと並びたい!
私は焦っていた。
飛行機の行き先が書かれた案内ボードはまだ置かれていない。
係員へ確認する時間がもったいない!
よし、表側の列に並んじゃおう!
と思ってさっさと表側の列に並んでしまった。
私が並んだチェックインカウンターは実は反対側だった
40分くらい待ってやっと私のチェックイン順番が回ってきた。
パスポートを渡してチェックインをお願いすると,受付の人からこう言われた
「あのー、アナタのチェックイン場所は反対側のカウンターですが・・・」
私の頭の中は真っ白になった。
40分も待って、そんなことを言われるなんて・・・
「結局、反対側の列にまた並ぶのかよ・・・」と思っていた
でも,係員の人は気を利かせてくれて裏側のチェックインカウンターに案内してもらって列に並ばずにすぐにチェックインできた。
結果としては、無事に飛行機に乗れた。
危ない危ない・・・
今回の海外旅行の反省点
自分が並び間違えて係員の人から誘導されるくらいなら、並ぶ前に近くの係員の人に並ぶ列を確認すべきだったなぁと思った。
係員の人に確認するだけなら1分もかからない。
その間に2~3人位の人が先に並んでしまうかもしれないけど、それでも5分程度チェックイン完了時間が遅れるだけ。
並び間違えて、もう一度並びなおすと30分~1時間のタイムロスになる。
そうなってしまうくらいなら、ちょっとの時間を割いて係員の人に確認したほうがマシだと思った。
旅慣れた人ほど確認しなくなる。それがトラブルの元になる。
旅慣れた人ほど、ほかの人に質問しなくなる。
見知らぬ人、しかも外国人へ質問すること自体に膨大なエネルギーを使う。
それよりも、自分で問題点を解決しちゃった方が楽。
なのでほかの人に質問する前に自分で探したり調べて解決しようとする
私もまさしくそれのタイプに当てはまる。。
でも何でもかんでも自力で解決しようとするとトラブルの元になる。
それが、チェックインカウンターの列に並び間違える事例。
自分自身と航空会社との認識ズレはどんな旅行者でも起こり得る。
私の場合は、早くチェックインを済ませようと焦っていた。
だから事前に係員から教えてもらった内容やフライトボードだけの情報を頼りに並ぶ列を判断してしまった。
結果,列を並び間違えてしまった。
その上に係員の人から白い目で見られて余計に体力を消耗した。
簡単に質問できる状況ならさっさと質問しちゃったほうが良い
複雑な質問はできるだけ避けるべき。
誰だって、見知らぬ人からいきなり難しいコトを聞かれたら答えたくないでしょ?
でも「Yes」か「No」で簡単に即答できる質問なら回答されやすい。
自分のeチケット控えを係員の人に見せて、「自分の並ぶ列はここで合っていますか?」という質問なら、すぐに回答が来るはず。
特に国際空港では重要。
列に並び間違えると最悪飛行機に乗れなくなる。
だから、空港のチェックインカウンターに並ぶ前は、自分は正しいと思っていても係員の人へ確認の質問をすべき。
実際に並び間違えて恥をかいた私からの教訓です。