アナタは何度も海外旅行に行っているんだ。すごいね

海外旅行に実際に何度も行っている人は海外の知識や旅行の経験量がたくさんある。
だからすごい。それは間違いない。

でも「すごい」は別に褒め言葉ではない。
その理由を説明する。

「すごい」は褒め言葉ではありません

世の中には「すごい」と言われると、とてもうれしくなる人がいる
特にプライドの高い男性に多い。

他の人から「すごい」って言われるために努力している人が多いと思う。

・テトリスが上手すぎ!すごい!
・うわっ!すごく綺麗な美人!
・すげぇ恰好の人

アナタは女性から「わぁ!OO君、すご~い。」と言われた経験はありませんか?

女性が良く言ってくる決まり文句の一つが「すごい」

女性は「すごい」って言っているけど,本心では全く褒めていない。
「すごい」は別に褒め言葉として言っているわけじゃない。

とりあえず男性に「すごい」って言っておけば男性から好感を持たれる。
だから女性はとりあえず「すごい」を連発しているだけ。

「すごい」と言う女性ほど、本心ではアナタの事なんかどうでもいいと思われている。
アナタの自慢話がうっとおしいからとりあえず合わせているだけ



他の人が「すごい」と言っているのは、別にアナタを尊敬しているわけじゃない。

単にアナタの海外旅行に関する経験や知識量が一般人と比べてぶっ飛んでいるだけ。

「海外旅行に何度も行っている」というのは、普通の人の海外旅行経験が0~1くらいなのに100も200も経験しているから、程度がぶっ飛んでますねってだけ。

ハイハイ、アナタはすごいね。
そーなんだー。すごいねー

「すごい」って言われる人はゴキブリと変わらない

ゴキブリって、だれもが大っ嫌いな生き物だよね。
実際にゴキブリを見ると「ゴキブリはすごく気持ち悪い!」って思う。

そう思わているゴキブリも気持ち悪い面で「すごい」。

「キャー!ステキー!」「本当に素晴らしいわ!」と違って「すごい」は褒め言葉じゃない。

単に「気持ち悪い!」の程度を強調しているだけ。ゴキブリってすごいね。

大切なのは「すごい」ではなく「自分が楽しい」こと

「海外旅行の経験量がすごい」はすごいだけで、誇ることじゃない。
すごいだけならゴキブリだってすごい。

「海外旅行の経験量がすごい」が自分が楽しいと感じることにつながっていないのなら、それは「ゴキブリの気持ち悪さがすごい」と変わらない。

ゴキブリは誰もがすごく気持ち悪く感じる。
そのせいで殺虫剤をぶっかけられる。

もしアナタがゴキブリと同様だったら,ほかの人から殺虫剤をかけられているだけの存在。
これでは、全く楽しいとは言えないよね?

海外旅行の経験量がアナタの楽しいコトにつながっていますか?

海外旅行についての知識が豊富であれば、あるほど有利に旅行ができる。
例えば、

・マイルを使って上手くファーストクラスやビジネスクラスに乗る
・できるだけ安く航空券を買う
・ホテル予約なし、飛び込みで宿に泊まる
・安宿に何日も滞在する

それが、楽しくて幸せならいい。
だけど、

・海外旅行の損得やコスパばかり気にしてしまって素直に旅行を楽しめなくなった
・ビジネスクラス以上の飛行機でないと海外へ行けなくなった
・最近、理想の高い海外旅行を目指し過ぎて辛くなった

これだと自分の楽しいコトにつながらない。
あなたの「すごい」はちゃんと楽しいコトにつながっていますか?

「すごい」に頼るのはもう止めよう

「オレの海外旅行経験量はすごい」などの「すごい」に頼ってばかりいると、幸せと思える海外旅行が安定してできなくなる。
それどころが、「すごい」の維持が面倒になる。

海外旅行のビジネスは毎日変化している。
ドンドン最新情報が出てくる。

だからアナタの「海外旅行の知識量がすごい状態」もそれに合わせて変えて行かないといけない。
だから維持は大変。

しかも、アナタよりももっとすごい人の登場で幸せを得られなくなる
自分の海外旅行がほかの人よりも劣っていると分かってしまうと、素直に楽しめなくなる。

だから他人と比較する「すごい」に頼るのは止めよう。

アナタ自身が楽しい!と感じる旅行にしよう

アナタ自身が直感的に「こんな海外旅行にしたい!」という旅行にしよう。
そっちのほうが楽だよ。

「自分で好きなように旅行できれば幸せ」なら他人がどうであれ安定した楽しい旅行になる。
安定した楽しい旅行っていいよね。
周りの人々の変化をいちいち気にしなくて済む。

楽しい海外旅行は自分で努力して追求した先にあるわけじゃない。
自分の本能のままにやりたい旅行を見つけて、実際に行って感じるモノ。それが楽しい旅行。

別に海外旅行は仕事ではない。
だから、アナタは海外旅行の経験量が「すごい」状態にならなくてもいいんだよ