自分が海外旅行に行くと、海外に行った事を他の人に言いふらしたくなるもの。
やたらと写真を撮りまくってLineやtwitter等のSNSにアップしたり、お土産を買いまくる人がいる。
だけど、わざわざそんな労力をかけてまで自分が海外に行ったことを証明しなくていい。
その理由を説明する。
他人のための海外旅行をすると絶対に後悔する
アナタは海外に行ったんだ!すごいね!
他の人から「わぁ~。アナタは海外に行ったの!すごいねぇ~」って言われたら誰もが嬉しくなるもの。
だけど、他の人からの称賛の言葉「すごい」は決して褒め言葉ではない。
他の人が言う「すごい」は、別にアナタを尊敬しているわけじゃない。
アナタの海外旅行という行動が他の人と比べてスバ抜けているだけ。
もし周りの人が普通に海外旅行に行く人だらけなら、アナタは別に「すごい」って言われない。
「海外に行ったのー。ふーん。それで?」の反応で終わり。
だから、海外旅行に行った「俺はすごい」を他の人に示すのは止めたほうが良い。
ひたすら自分が楽しむ旅行を追求しよう
旅行上で大切なのは「自分が楽しい」ということ。
これは当たり前の事なんだけど、実際に実行できている人は少ないように思う。
観光地では「他の人のために写真を撮る」等の行動をしている観光客を良く目にする。
そういう「他人のため」にやる旅行は止めたほうが良い。
他人のために自分のやりたくない事をやるのってストレスになるよ。
写真を撮るたびにいちいち立ち止まらないといけない。
写真撮影中はスリに遭わないように色々神経を使う。
だけど、旅行は仕事で行っているわけじゃない。
自分の娯楽のために海外へ行っている。
他人を楽しませる義務なんて一切無い。
だったら、ひたすら「自分が楽しむため」の旅行を追求したほうが絶対にいい。
自分の本能の赴くままに歩き回れる。
ストレスも無く思いっきり旅行を楽しめる。
そっちの方が、楽しかった思い出をたくさん日本へ持ち帰れると思うよ。
旅行に行ったことを証明しなくてもいい事例
おみやげは買わない
観光地にあるお土産屋さんは眺めるだけで充分。
購入は無視していいです。
旅行後に職場の人へお土産を配らなくても何も言われない。
むしろ旅行から帰って来た後も仕事の成果を出し続ける方が大切。
写真は撮らない
観光地に行くと、やたらパチパチ写真を撮りまくる人が必ず居る。
だけど、実は写真を撮らなくても観光できるんだけどね・・・。
むしろ写真に収めようとすればするほど、その場所の記憶も薄れてしまう。
そういう研究発表や論文もある。
証明しようとすればするほど観光業のカモにされるだけ
お土産を他の人に配るために、お土産屋さんで爆買いする人がいるよね。
こういう人がいるおかげで観光業が成り立っている。
「~へ行った証明書」が売られているお店もある。
日本だと「最北端到着証明書」とかあるよね?
与那国島だと、「日本最西端の証」が売られている。
でも一枚500円だって!
紙切れ1枚だけなのにクソ高い値段で設定されている。
だけど人々は買う。
なぜだと思う?
「せっかくOOまで行ったんだから」
「自分がOOに居ることを証明したい」
「買い物をして楽しもう!」
そういう心理が働くと、紙切れ1枚500円とかの商品でも平気で買ってしまう。
自分が旅行で行ったことを証明しようとする気持ちが強ければ強いほど、そういうお土産をどんどん買ってしまう。
証明しようとすればするほど観光業のカモにされるだけの人、という認識を持って旅行するといいんじゃないかな?