実際に行った国が気に入った後で外国語の勉強を始めても遅くない

アナタは海外旅行前に張り切って外国語を勉強していますか?

でも初めての国へ観光で行く場合、事前に外国語学習をしても無駄ですよっていう話
その理由を説明する。

外国語はアナタが思っている以上に全然使わない

観光旅行で外国語を使う機会はかなり限られる

外国語が本当に必要になるのは空港やホテル、お店の注文の時くらい。

それ以外は外国語を全然使わない。
と言うか逆に日本語でも通じる場面が結構ある。

外国にある標識も全く読めなくて問題ない

英語を使わなくても海外旅行はできます

海外旅行では、言語情報が全く分からなくても周りの雰囲気で分かるもの。

本当に立ち入り禁止の場所なら、文字が読めなくても禁止マークや立ち入り禁止を示すロープ等を見れば分かる。

本当に危険な場所は、言葉が全く分からない外国人でも分かるように配慮されている。
だから外国語が全くできなくても過度に心配しなくていい。



どうしても海外で外国語が使いたい人へ

観光の海外旅行で学んだ外国語を使いたい!
と考えている人は多い。

外国語を使う機会を増やしたければ現地にいる見知らぬ人へ話しかければいい。
見知らぬ人に話しかけまくれば外国語を使う機会は増える。

でも実際の海外旅行で、現地の人へ話しかける必要性がある場面は全くない。
ぜいぜい道に迷ったときや、電車内で食べ物を持って行ってもいいですか?って質問する時くらい。

それ以外の目的で見知らぬ人に話しかけないと外国語を使う機会は無い。

見知らぬ人へ話しかけまくってもただの迷惑な人

世間話程度の軽い気持ちで見知らぬ人へ話しかければ外国語を使う機会が増えるかって?
それだと、現地の人にとっては迷惑
現地の人から見れば、アナタは外国語を使いたいだけの外国人

日本でも外国人からいきなり日本語で話しかけられて、日本語のトレーニング台として使われてサヨウナラ~ってされたらどんな気持ちになる?

嫌な気持ちになるでしょ。

だから外国語を使う事自体を目的にして見知らぬ人へ話しかけるのは避けたほうが良い

外国語を使おう!と考えるよりも何かを伝えることのほうが重要

外国人とのコミュニケーションにおいて大切なのは外国語を使う事自体ではなく、何かを話すこと。
その「何か」が重要

例えば海外にあるカジノ。
同じゲームのテーブル台に座っている外国人へカジノの内容や状況を聞きたい。

その時の言語は英語でもいいし、現地語でも全く問題ない。
絵でもいいしジェスチャー等の非言語情報で伝えてもい。

もし外国人が日本語を知っていたら日本語で話してもいい。
とにかく相手に伝わる言語や非言語情報を使って頑張って相手へ伝えようとする姿勢が大切



初めて行く国では「ありがとう」の現地語だけ覚えていれば十分

海外旅行に行ってもどうせ外国語は使わない。
だから、外国語の勉強は止めちゃえ。

最低限の努力で海外へ行こう!

もうちょっとだけ旅行を楽しみたい!と思ったら「ありがとう」の現地語だけ覚えよう。

海外旅行では「ありがとう」の現地語だけ覚えれていれば十分

「ありがとう」だけでも十分旅行を楽しめる。

日本でも、外国人から下手な発音だけど「アリガトウ」って言われたらうれしいでしょ?それは海外でも同じ。

私が現地語で「ありがとう」って言うだけで大抵の人は笑顔になる。
「ありがとう」という言葉は偉大。

逆に言うと、「ありがとう」以外の現地語は使う機会が全くない。
無理して覚えなくていい。

アナタが行った国が気に入ってから外国語学習を始めればいいい

ある国が気に入るかどうかは実際に行ってみないと分からない。
アナタが「この国が気に入った!何度も行きたい!」って思う国に必ずしも巡り合えるとは限らない。

私も色々な国に行っているけど、「この国が大好き!何度も行きたい!」って思うような場所は一度も無かった。
1~2回行けばもうおなか一杯っていう感じ。

アナタが本当に何度も行きたい!って思える国に巡り合えたら、その国で使われる言語を勉強し始めても遅くない。

アナタが心の底から好きな国に巡り合えるだけでも幸運。
もっともっとその国の事が知りたくなって当然。

だから外国語を勉強する。
それが楽しいんじゃないかな?

外国語はその国が好きだからこそ楽しんで勉強できる。
それが語学のあるべき姿だと思うよ。

外国語学習を頑張っているアナタへ。
語学は一体何のためにやっているか一度考え直してみてはいかがでしょうか?