海外旅行前に張り切って外国語を勉強する人が多いと思う。
私から言わせてもらうと、それははっきり言って無駄な努力
その理由を説明する。
目次
そもそも外国語を使わなくても旅行はできる
外国語が全くできなくても空港やホテルの人が誘導してくれる。
どうすればいいか分からなかったら飛行機のeチケット控えやホテルの予約確認書を係員の人に見せればいい。
極端に言えば、外国語は海外旅行の「オマケ」と考えたほうが良い。
ぶっちゃけ一言も外国語を話せなくても海外旅行を楽しめる
それよりも重要なのはアナタの母語である「日本語」。
外国語を覚える前に、eチケットとかホテル予約確認書などの旅行単語の意味を日本語で覚えるべき。
海外旅行における外国語は、旅行を楽しむ手段の一部にすぎない
実際、バックパッカーで世界中を回っている人ほど外国語の勉強をやらない。
だって外国語ができなくてもなんとかなることを知っているんだもん。
だから、アナタも外国語は本来勉強する必要はない。
でも旅行をもうちょっとだけ楽しみたいな~と思ったら外国語をほんのちょっぴりでも覚えればいい。
外国語を学ぶ前に覚える範囲を決めましょう
外国語の学習に終わりはない。
それは中学生で英語を勉強したことのある人なら良く理解していると思う。
旅行程度なら、中学生の英語勉強みたいに張り切る必要はない。
テストや受験があるわけじゃない。
だから自分で外国語を勉強する範囲を決めちゃえ!
外国語の学習本の通りに勉強しなくていい。
アナタが覚えたい内容だけ学習すればいい。
外国語を覚えるのが面倒なら勉強を止めてもいい。
そういうアナタは語学のエネルギーを別の事に当てたほうが100倍マシ。
で、外国語のどれを覚えればいいの?
結論から言うと、「ありがとう」の外国語だけ覚えればいい。
・英語ならサンキュー
・韓国語ならカムサハムニダ
・中国語ならシェーシェー
・フランス語ならメルシー
・イタリア語ならグラッツィエ
他の言語で「ありがとう」を何と言うのか知りたければインターネットで検索すればいい
「OO語 ありがとう」のキーワードで検索すれば0.5秒で検索結果が出る。
発音を知りたければgoogle翻訳のマイクボタンを押せば確認できる。
別に語学書を買う必要はない。
というか語学書を買うお金をガイドブックに回した方が200倍マシ。
現地語の「ありがとう」はカタカナ読みで通じます
でも外国語ってキチンと発音しないと通じないでしょ?と思っているアナタ
でも、そんな心配はしなくていい。
実際に私は色々な国で、色々な言語で「ありがとう」をカタカナ読みで言ってきたが、ほとんど通じた。
そもそも、「ありがとう」は感謝の気持ちを表すときに言う言葉。
「ありがとう」と言う前に、必ず相手とのやりとりがあるはず
例えば空港のチェックイン。
あなたはパスポートを係員の人に渡します。
そしたら航空券がゲットできました。
その時にアナタは何を言ってくるかは、係員の人は簡単に想像できる。
たとえ下手な発音で何か言ってきても「ああ、この人はありがとうって言いたいんだな」って分かってくれる。
外国人は日本人とは違って察してくれないと言われている。
そんな外国人だって場の空気を読む力くらいはある。
だから「ありがとう」の現地語はカタカナ読みでも十分に外国人に通じる。
逆に「こんにちは」の現地語は使うのを避けたほうが良い
「こんにちは」と言う言葉は、相手と会ったときに初めて使う。
語学書とかにある外国語テキストの最初の章の最初の文章はほぼ「こんにちは」から始まっている。
でも「こんにちは」と現地語で言うのは難しいし、あまりメリットもないから使わないほうが良い。
「こんにちは」は突然やってくる言葉
「こんにちは」は「ありがとう」と違って、相手とのやり取りが全く無い状態でいきなり使うもの。
初対面のお店の人に向かって「こんにちは」と言っても、アナタの発音が下手だと現地の人はなんて言ってきたのか想像できない。
相手に通じないと大抵は嫌な顔をされるだけ。
見知らぬ人に頑張って現地語で「こんにちは」って言ったのに、相手から嫌な態度をとられるのって嫌だよね。
私は「こんにちは」の現地語は諦めて「ハーイ」で通しています
私は初対面の人に対しては「ハーイ」って言っている。
「ハーイ」って言えば,相手の人の注意を自分へ向けてくれる。
それで充分じゃない?
別に外国人から歓迎されるように頑張る必要はないよ。
「こんにちは」の現地語が簡単なら現地語で言ってもいい
例えばフィンランドでは「こんにちは」を「ヘイ」って言う。
たったの二文字で言える
実際にフィンランドで初対面の人に対して「ヘイッ!」って言いまくったけど、ほぼ通じた。
逆にロシア語の「こんにちは」は難しい。
「ズドラーストヴィチェ」って読むらしい。
実際にロシア人に「ズドラーストヴィチェ」って言ったけど、初対面のロシア人は嫌な顔をされただけ。
だからロシア旅行中は全部「ハーイ」で通した。
こっちのほうが楽しく旅行できたよ。
「さようなら」は「ありがとう」で代用できる
「さようなら」は一見,重要キーワードに見えるが、別に覚えなくていい。
アナタは日本で見知らぬ人に対して「さようなら」って使っていますか?
使うのはある程度顔見知りした人間関係に限られる。
ホテルのチェックアウト時や、タクシーから降りる時は「ありがとう」と言う。
だけど「さようなら」までいう人は少数派だと思う。
「ありがとう。さようなら」まで言われたら、なんかしつこく感じるよね。
「さようなら」は「ありがとう」のオマケにすぎない
外国語学習初歩の段階で、「さようなら」と「ありがとう」を同時に覚えたら、どれが「ありがとう」だっけ?って混乱してしまう。
だからまずは「ありがとう」だけしっかり覚えるべき。
「さようなら」の現地語は忘れてしまってもいい位。
「ありがとう」だけで「さようなら」の表現もできる。
だから「さようなら」の現地語は覚えなくていい。
その他の難しいコトは現地語よりも英語を使いましょう
私は、最初の頃はできるだけ現地語で質問していた。
例えば空港のリコンファーム時も現地語でお願いしていた。
でも私が現地語で質問してしまうと,相手から意味不明の現地語でバーって言われてしまう。
私はネイティブの現地語を理解できるほどの語学力を持っていない。
だから相手から現地語で言われるたびに
「ワタシ、OO語、ワカリマセーン」
「英語、プリーズ」
っていちいち言っていた。
海外旅行を何度も経験するたびに、いちいち英語で言ってもらうやりとりが面倒になってきた。
だから今の私は「ありがとう」以外は全部英語で話すことにしている。
ネイティブの現地語が理解できるレベルまで外国語を勉強するとなると、1000時間はかかる。
それじゃあ手軽に海外に行けないよね。
だから無理して現地語を使うのは諦めて英語を使ったほうが楽だよ。
まとめ
海外旅行前に張り切って外国語は勉強しなくていい。
たった1つの外国語「ありがとう」だけ覚えれば十分に旅行を楽しめる。
というか、「ありがとう」の現地語を知らなくても「サンキュー」で十分。
それよりは最小限の努力で海外に行こう
そっちの方が楽だよ!