ה(ヘ)やת(タヴ)と似ているח(ヘト)を紹介する。
前回の復習
新たに紹介するヘブライ文字
ח(Kh)
ח
上記のヘブライ文字の名前は「ヘト(khet)」
書き方
基本は「ה」と同じ。
ただし、二画目のタテ線は、一画目の始点をくっつけて引く。
二画目は、まっすぐ下へ線を引く。
「ת」みたいに、左へ曲げないように注意!
読み方
のどを震わせる「ハ」の音。
前回説明した「ה(h)」に対して、「のどを震わせる」動作を追加する。
日本語には無い音なので、説明しずらい・・・
アラブ圏の言語では、よくある音なんだけどなー
「ח」の英語アルファベット表記は「Kh」
「Kh」を「クフ」と読んではいけない(戒め)
カタカナ読みは「ח」と「ה」両方ともハ行で書くことにする。
日本語だと「のどを震わせる音」で区別しないから、仕方ないね
ח(Kh)を使う単語
2文字
חַג(KhaG・ハグ)=お祭り
אָח(aKh・アフ)=兄弟
חַי(KhaY・ハイ)=生きている
חֹק(KhoK・ホク)=法、定め
3文字
רָחֵל(RaKheL・ラヘル)=ラヘル(女の名前)
「ラヘル」は「ラケル」とも書く。
חを使った固有名詞は、日本語訳だと「カ行」で表記されることもある
חָזָק(KhaZaK・ハザク)=強い
חַיָּל(KhaYaL・ハヤル)=兵士
חַלָּשׁ(KhaLaSh・ハラシュ)=弱い
חָמֵשׁ(KhaMeSh・ハメシュ)=5(女性形)
חֶדֶר(KheDeR・ヘデル)=部屋
חָדָשׁ(KhaDaSh・ハダシュ)=新しい
חֹדֶשׁ(KhoDeSh・ホデシュ)=1カ月
אֶחָד(eKhaD・エハド)=1(男性形)
חָגַג(KhaGaG・ハガグ)=彼はお祭りを祝った
חָדַל(KhaDaL・ハダル)=彼は止めた
חוֹל(KhoL・ホル)=砂
חִזֵּק(KhiZeK・ヒゼク)=彼は硬くした
↑は、ピエル態の動詞
חַיָּה(KhaYa・ハヤ)=生き物
以下の単語は、先ほどと発音が同じだけど意味やスペルが異なる。
חָיָה(KhaYa・ハヤ)=彼は生きた
ちなみに
הָיָה(HaYa・ハヤ)=彼は~であった
似ている単語があるので注意!
חַיִל(KhaYiL・ハイル)=力(ちから)、軍隊
חַלָה(KhaLa・ハラ)=病気になる、弱い
חָרָה(KhaRa・ハラ)=熱くなる
4文字
מִזְרָח(MiZRaKh・ミズラフ)=東
יָחִיד(YaKhiD・ヤヒド)=1つの
アラビア語だと、以下に相当する。
وَاحِدٌ(Wa-KhiDun・ワーヒドゥン)
חוֹלֶה(KhoLe・ホレ)=病気の
בָּחוּר(BaKhuR・バフル)=若い男性
אָחוֹת(aKhoT・アホト)=姉妹、看護師
חוֹמָה(KhoMa・ホマ)=城壁
5文字
סְלִיחָה(SeLiKha・セリハ)=すみません
直訳すると、「許す事」
元は、パアル態の動詞である
סָלַח(SaLaKh・サラハ)=彼は許した
から来ている。
מַתְחִיל(MaTKhiL・マトヒル)=始める
מִקְלַחַת(MiKLaKhaT・ミクラハト)=シャワー
חוּמוּס(KhuMuS・フムス)=フムス(食べ物の名前)
ひよこ豆をペーストにした食べ物が「フムス」
בָּחוּרָה(BaKhuRa・バフラ)=若い女性
אָחוֹרָה(aKhoRa・アホラ)=後ろへ
これまでに覚えたヘブライ文字
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新たなヘブライ文字 ~נ(N)