今から1000年前に使われていた英語にも翻訳されている。
その「古英語」を分析してみた。
目次
「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」とは?
そもそも古英語って何?
三行で説明すると?
・西暦400年~1100年あたりに使われていた言語
・イギリスのイングランドで使っていた
・今の英語の元となった言語
英語と古英語の違いは何?
「イギリス」のウィキペディア記事を古英語と英語で比較してみた
古英語の文章は、イギリス人よりもドイツ人の方が理解できるらしい。
「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」の古英語訳
A^~min heorte hoppaþ^~
ア^~ミーン ヘオルテ ホッパス^~
古英語の発音方法
基本は現在の英語と同じ
今の英語風に読めばOK.
自信が無い方は日本語のローマ字とおりに読んで、どうぞ。
「þ」=「ス」
今の英語「think(スィンク)」の「th(ス)」の発音が古英語「þ」に相当する。
なお、「þ」の文字はアイスランド語でも使われています。
hoppaþ=ホッパス
古英語を分析するとこうなる
「A」=「あ~」
A^~min heorte hoppaþ^~
ア^~ミーン ヘオルテ ホッパス^~
古英語の「あぁ^~」は「A」
一方、今の英語は「Ah」
古英語は、なぜ「Ah」ではなく「A」と訳したのか・・・?
実は古英語の「Ah」は「しかし~(but)」の意味もある。
「あ~」と「しかし」の混合を避けるために、あえて「A」と訳したんじゃない?(適当)
「min」=「私の」
A^~min heorte hoppaþ^~
ア^~ミーン ヘオルテ ホッパス^~
表記上では「min」だが、発音するときは「i」を伸ばして「ミーン」と発音する。
「min」で「私の~が」という意味になる。
もう少し詳しく説明するゾ~
「min」の後に「heorte(心が)」という名詞が来ている。
「heorte(心が)」は「女性名詞~が」として分類される。
だから「min」も「女性名詞~が」の形なっているよ!
「heorte」=「心が」
A^~min heorte hoppaþ^~
ア^~ミーン ヘオルテ ホッパス^~
「heorte」は「心が」という意味を持つ女性名詞です。
「hoppaþ」=「ホップする」
A^~min heorte hoppaþ^~
ア^~ミーン ヘオルテ ホッパス^~
「hoppaþ」は「彼はホップする」という意味の動詞。
1.
「ホップする」という事実を言っているだけなので「直説法」
2.
こころぴょんぴょんの主語は「心(heorte)」
よって、人称は「3人称」
3.
「心」の数は1個だけ。
なので「単数」
4.
「ホップする」は今の動作だから「現在」
なお、古英語は進行形があったけど使われていなかった模様。
古英語訳のまとめ
A^~min heorte hoppaþ^~
ア^~ミーン ヘオルテ ホッパス^~
を日本語に直訳すると
あぁ^~私の心がホップする^~
英訳だと
My heart will be hopping.
で「ホップする」という動作を進行形で表している。
それに対して古英語は「ホップする」という動作を進行形で明示していない。
これ以上深く考察すると長くなるから、ここまでにしておこう。