「こころぴょんぴょん」のアフリカーンス語を分析してみた

オランダ語から生まれた言語に定評のあるアフリカーンス語にも訳されている。

そのアフリカーンス語はどうやって翻訳したのかを分析してみた。





「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」とは?

色々な言語で翻訳された「こころぴょんぴょん」を解読してみた

そもそもアフリカーンス語って何?

話されている場所

「アフリカーンス語」の名前の通り、アフリカで話される言語。

とは言っても、アフリカ全土で話されているわけじゃない。

アフリカの南で使われている言語です。

googleマップ

アフリカーンス語は、一応南アフリカ共和国の公用語になっていまる。

だけどアフリカーンス語は公用語として機能していない。
事実上の公用語は英語だってはっきりわかんだね

元々はオランダ語から派生した!

今から400くらい年前にオランダ人は南アフリカを植民地にしていた。

そこにオランダ人が住んでいた。

江戸時代の日本で言えば、オランダ人が長崎の出島に住むような感じ。

 

んで、オランダ人は当然オランダ語を話していた。

当時の南アフリカの人々から見たら、オランダ語は全く異なる言語だった。

 

にもかかわらず、何故かオランダ語が南アフリカの人々へ広まった。

オランダ語が南アフリカの人々へ感染した、という感じ。

 

オランダ語が南アフリカへ感染して生まれた言語が「アフリカーンス語」です。

でも、言語学的に見るとオランダ語の方言の1つという意見もある。

「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」のアフリカーンス語訳


Ah^~ my hart sal spring^~
アハ^~マイ ハルト サル スプリング^~


参考までにオランダ語訳も紹介する。


Ahh^~ Mijn hart zal hoppenh^~
アハ~ メイン ハルト ザル ホッペ~


「こころぴょんぴょん」のオランダ語訳を分析してみた

アフリカーンス語の発音方法

「h」=「ハァ」

「ハ」と「ア」の真ん中の音

Ah=ア

hart=ルト

「y」=「アィ」

口を小さく開けて「アイ」と発音する

my=マ




アフリカーンス語を分析するとこうなる

「Ah」=「アハ」


Ah^~ my hart sal spring^~
アハ^~マイ ハルト サル スプリング^~


ちなみにオランダ語だと「Ahh」になっている。
何故かは分からない。

「my」=「私の」


Ah^~ my hart sal spring^~
アハ^~マイ ハルト サル スプリング^~


英語の「my」とは別物です!

アフリカーンス覚書(my)

「hart」=「心」


Ah^~ my hart sal spring^~
アハ^~マイ ハルト サル スプリング^~


「hart」は「心」の意味を持つ名詞。

オランダ語の「hart」から来ている。

アフリカーンス語 hart

なお、アフリカーンス語の名詞に「性」は無い。

「sal」=「~するだろう」


Ah^~ my hart sal spring^~
アハ^~マイ ハルト サル スプリング^~


「sal」は英語の「will(~するだろう)」に相当する単語。

オランダ語の「zal」から来ている。

アフリカーンス語 sal

「spring」=「ジャンプする」


Ah^~ my hart sal spring^~
アハ^~マイ ハルト サル スプリング^~


「spring」はオランダ語の「springen(ジャンプする)」がもとになっている。

オランダ語の「springen」→アフリカーンス語の「spring」になった感じ。

オランダ語 springen

なお、アフリカーンス語の動詞は人称の影響を受けない。

つまり「私」「あなた」「彼」のどれでも動詞の形は同じになる。

アフリカーンス語訳のまとめ


Ah^~ my hart sal spring^~
アハ^~マイ ハルト サル スプリング^~


を日本語に直訳すると


アハ^~私の心がジャンプするだろう^~


「ジャンプする」という動作を未来の出来事として翻訳されていることが分かる。