ニコニコ大百科にある「こころぴょんぴょん」の記事を見ると世界中の全言語に翻訳されている。
スケベニンゲンで有名なオランダ語にも訳されている。
そのオランダ語はどうやって翻訳したのかを分析してみた。
目次
「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」とは?
そもそもオランダ語って何?
オランダ語はオランダだけでなくベルギー北部でも話される言語。
オランダ語はドイツ語と良く似ている言語。
ところで、日本人の人気言語は「英語」だよね?
みんなTOEICの点数を上げるために英語を必死に勉強している。
だけど、江戸時代はオランダ語が大人気だった。
オランダから入ってきた学問を「蘭学」と呼んでいた。
「蘭学」は日本人にとって最新の知識だった。
それを学ぶ人を「蘭学者」と言う。
蘭学者は「蘭学」を読むためにオランダ語を勉強していた。
江戸時代の人は、英語なんて全く興味なかった。
人々が学ぶ言語って、結局は流行なんだね。
「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」のオランダ語訳
Ahh^~ Mijn hart zal hoppenh^~
アハ~ メイン ハルト ザル ホッペ~
オランダ語の発音方法
オランダ語の発音は、文字通りに読まないケースがドイツ語よりもちょっとだけ多い。
「ij」=「エイ」
「ij」は「イジ」とか「イィ」ではなく「エイ」
手書きで「ÿ」と書くこともある。
Mijn=メイン
「enh」=「エ」
語末の「en」は弱く発音する。
つまり「en」=「ェ・・・」みたいな感じ。
hoppenh=ホッペ
なお、「en」の後の「h」はタイプミスだと思います。
(オランダ語「hoppen」はあるけど「hoppenh」は無い)
オランダ語を分析するとこうなる
「Ahh」=「アハ」
Ahh^~ Mijn hart zal hoppenh^~
アハ~ メイン ハルト ザル ホッペ~
「Ahh」は感嘆詞。
何故か「h」が2つ続いている。
「Mijn」=「私の」
Ahh^~ Mijn hart zal hoppenh^~
アハ~ メイン ハルト ザル ホッペ~
「Mijn」は英語の「My」に相当する単語。
ちなみにオランダ語で「私」を「ik(イク)」と書く。
「hart」=「心」
Ahh^~ Mijn hart zal hoppenh^~
アハ~ メイン ハルト ザル ホッペ~
「hart」は英語の「heart」に相当する。
ちなみに、オランダ語の名詞は全て「中性」です。
「zal」=「=するだろう」
Ahh^~ Mijn hart zal hoppenh^~
アハ~ メイン ハルト ザル ホッペ~
「zal」は英語の「he will」に相当する。
「hoppenh」=「ホップ」は誤訳?
Ahh^~ Mijn hart zal hoppenh^~
アハ~ メイン ハルト ザル ホッペ~
「hoppenh」の語末の「h」は多分タイプミスです。
「hoppenh」→「hoppen」として解読する。
「hoppen」は名詞「hop(ホップ)」の複数形
・・・あれ?おかしいなー?
先ほどの「zal」は英語で言う「he will」
だから、「zal」の後には動詞が来る必要がある。
おそらく、google翻訳に英語「will be hopping」を入れた結果のオランダ語をそのままコピペしたのだと思う。
オランダ語の修正案
「my heart」も付けて翻訳してもらうと・・・
「hoppen」ではなく「springen(スブリンゲ)」が出てくる。
「springen」は英語で言う「jump」という動詞の不定詞。
「infinitive」が不定詞です。
これなら「zal」の後に「動詞」が来るね!
オランダ語を修正すると以下のようになる
(と言うか、google翻訳結果)
Ahh^~ Mijn hart zal springen^~
アハ~ メイン ハルト ザル スブリンゲ~
オランダ語訳のまとめ
とりあえずオランダ語の間違いは目をつぶって・・
Ahh^~ Mijn hart zal hoppenh^~
アハ~ メイン ハルト ザル ホッペ~
を日本語に直訳すると
アハ~ 私の心がホップするだろう
個人的な事なんだけど・・・
オランダ語「zal(ザル)」の単語の響きってカッコイイと思わない?
本記事の教訓
google翻訳に入れる時は、きちんと全文を入れようね!
ダメ:「will be hopping」
OK:「my heart will be hopping」