小学生の最後の学年と言うことで・・・
内側にある漢字パーツを飛ばすルールを理解して卒業しよう!(提案)
なお、中学生の漢字(ry
前回の記事 (小学五年生)
小学六年生で習う漢字
全部で191字。
小五よりも少し減っている。
胃 異 遺 域 宇 映 延 沿 恩 我 灰 拡 革 閣 割 株 干 巻 看 簡 危 机 揮 貴 疑 吸 供 胸 郷 勤 筋 系 敬 警 劇 激 穴 券 絹 権 憲 源 厳 己 呼 誤 后 孝 皇 紅 降 鋼 刻 穀 骨 困 砂 座 済 裁 策 冊 蚕 至 私 姿 視 詞 誌 磁 射 捨 尺 若 樹 収 宗 就 衆 従 縦 縮 熟 純 処 署 諸 除 承 将 傷 障 蒸 針 仁 垂 推 寸 盛 聖 誠 舌 宣 専 泉 洗 染 銭 善 奏 窓 創 装 層 操 蔵 臓 存 尊 退 宅 担 探 誕 段 暖 値 宙 忠 著 庁 頂 腸 潮 賃 痛 敵 展 討 党 糖 届 難 乳 認 納 脳 派 拝 背 肺 俳 班 晩 否 批 秘 俵 腹 奮 並 陛 閉 片 補 暮 宝 訪 亡 忘 棒 枚 幕 密 盟 模 訳 郵 優 預 幼 欲 翌 乱 卵 覧 裏 律 臨 朗 論
内側にある漢字パーツを飛ばすルール
概要
外側のパーツを最後のパーツとして扱うルールがある。
二年生で学んだ「図」の繁体字「圖」を例に、説明する。
(圖で、筆順を飛ばすルールを説明しやすいので)
圖(図)→田口卜田
「圖」の書き順イメージが以下
上記の灰色丸が省略するコマンド
内側にあるパーツをわざわざ入れない
「圖」は、全体で1つの漢字の塊と考える。
なので、本来は 1,2,3番目と最後の4コマンドだけ入力するハズ
圖→田口卜(田)口 ※4番目の「田」は省略
だけど、倉頡では
「内側にある漢字パーツを飛ばす」
というルールがある。
内側にある漢字パーツ「口」をわざわざ入れなくても「圖」という漢字は確定できるよね?
だったら最後の「口」は飛ばして問題ないよね?
むしろ、4番目の「田」の方が「圖」漢字確定の為に重要な情報なの!
という理由で、内側にある漢字パーツを飛ばしているのだと思う。
倉頡コマンドを調べて、不自然に漢字パーツを飛ばしている箇所があったら
「なぜこのパーツは入力せずに飛ばしているのか?」
を考えるといいよ!(詳細な説明放棄)
参考サイト
上記の説明は以下サイトをパクった参考にした。
「月」の中の文字を飛ばすケース
敵→卜月人大 [NG:卜口人大]
左下の「古」を飛ばしている。
亂(乱)→月月山 [NG:月水山]
左下の「又」を飛ばしている。
「廿」を飛ばすケース
論→卜口人一月 [NG:卜口人一廿]
右下の「卄」を飛ばしている。
「手」を飛ばすケース
痛→大弓戈月 [NG:大弓戈手]
右下の「手」を飛ばしている。
「田」の中の文字を飛ばすケース
腦(脳)→月女女田 [NG:月女女大]
右下の「メ」を飛ばしている。
尊→廿田木戈 [NG:廿一木戈]
上の「酋」の下側の「一」を飛ばしている。
新たに学ぶルール
「難」のケース
五年生の「謝」でも出て来たけど、再度復習。
射→竹竹木戈
左側の「身」コマンドは「竹難竹」だけど・・・
漢字の塊を「身」と「寸」の2つに分けて2-3の法則を適用している。
「身」の部分は最初と最後しか入力しないので
「竹(難)竹」→「竹竹」
になる。
次は、新しい「難」のルールを紹介する。
濟(済)→水卜難
「齊→卜難」で丸暗記!
イメージは以下
もし「齊」を「難」を使わずに無理やり入力した時のコマンドは以下になるかな?
齊→卜 尸竹 金中 竹女 中中一一
「亡」のパターン
亡→卜女 [NG 卜山]
一方,「七」は「十山」で表すので紛らわしい…
[NG 七→十女]
「亡」は繁体字の場合
三画目をカーブではなく角で書くと考えて「女」を使うのだと思う。
他の例:
忘→卜女心
「蔵」のパターン
「蔵」の繁体字は「藏」
「藏」の下の部分は「戈女竹一」と考える。
藏(蔵)→廿戈一尸
「藏」は、漢字の塊を3つに分けて「2-2-1の法則」を適用している。
2つ目の塊に相当するのが「戈女竹一」の部分。
2つ目の塊は最初と最後しか入力しないから「戈一」になる。
他の例も紹介する。
臟(臓)→月廿戈尸
「臟」は、漢字の塊を左と右の2つに分けて「2-3の法則」を適用している。
2つ目の右側の塊は
最初と、その次と、最後
の3個だけ入力する。
右側の塊の最初のコマンドは「廿」
その次が、「戈女竹一」部分の最初の「戈」
「女竹一」の部分は省略されている。
ちなみに、最後のコマンドは「中」ではなく「尸」になっている。
先ほど説明した
「内側にある漢字パーツを飛ばす」
ルールを適用している為、「尸」の中の文字は無視している。
・・・ここまで理解できたかな?
現在の兄貴の感想:
言葉で理解するよりも実際に倉頡コマンドを入力して慣れた方が早いから・・・(震え声
「処」のパターン
「処」の1~3画目は「竹水」で表す。
「弓人」ではない事に注意!
處(処)→卜心竹水弓 [NG 卜心弓人弓]
「垂」のパターン
前に学習した「乗」と似たパターン
垂→竹十廿一
郵→竹一弓中
漢字の塊を2つに分けて「2-3の法則」を適用している。
(左側の途中のコマンド「十廿」は省略)
小学五年生までの知識で入力できるパターン
これは難しいかな?と思うケース
衆→竹廿人竹人
漢字の塊を上下の2つに分けて「2-3の法則」を適用している。
承→弓弓手人
「承」全体で1つの塊と考えて、最大4個のコマンドにしている。
(もし省略しない場合は弓弓手木人)
勤→廿一大尸
左側の塊をフルに入力すると「廿中手一」
(先ほど説明した「垂」と類似)
策→竹木月
卵→竹竹尸中戈
胸→月心山大 [NG:月心大山]
最後の「凶」の部分の順番に注意!
「凵」の部分から先に書く。
片→中中一中 (NG:中中一弓)
「片」全体で1つの塊と考える。
(1,2,3番目と最後だけ入力)
蒸→廿弓水火
上と下の2つの塊に分けて「2-3の法則」を適用していると思われる。
(3つの塊に分けている、と言う見方もできるが・・・)
純→女火心山 [NG:女火十山山]
班→一土戈中土 [NG:一土中中土]
段→竹十竹弓水
左側の塊をフルに入力すると「竹卜卜十」
券→火手尸竹 [NG:火金尸竹]
卷(巻)→火手尸山 [NG:火金尸山]
全体で1つの塊と考えるパターン
1,2,3番目と最後だけ入力する
尺→尸人
冊→月廿
我→竹手戈
並→廿廿金
系→竹女戈火
善→廿土廿口 ※繁体字
2-3の法則
漢字の塊を2つに分けるケース
蠶(蚕)→一山日中戈
嚴(厳)→口口一一大
誤→卜口口女大 ※繁体字
聖→尸口竹土 ※繁体字
前に習った「望」と同じく、
下の部分は「王」ではないことに注意!
值(値)→人十月一 ※繁体字
覽(覧)→尸田月山山
將(将)→女一月木戈
譯(訳)→卜口田中十
拜(拝)→竹手一手十
裝(装)→女土卜竹女
錢(銭)→金戈戈
專(専)→十戈木戈
權(権)→木廿口土
收(収)→女中人大
補→中戈十月 [NG:中戈十手]
骨→月月月
熟→卜戈火
宅→十竹心
乳→月木山
紅→女火一
姿→戈人女
背→中心月
株→木竹十木 [NG:木人木]
遺→卜中一金
裏→卜田土女
危→弓一尸山
傷→人人日竹
敬→廿口人大
劇→卜人中弓
憲→十手一心
呼→口竹火木
刻→卜人中弓
奏→手大竹大
暖→日月一水
腸→月日一竹
秘→竹木心竹
奮→大人土田
閉→日弓木竹
棒→木手大手
幕→廿日大月
看→竹手月山
密→十心竹山
源→水一竹火
盛→戈尸月廿
優→人一月水
除→弓中人一木 [NG 弓中人一金]
署→田中十大日
疑→心大弓戈人
警→廿大卜一口
穀→土木竹弓水
裁→十戈卜竹女
磁→一口廿女戈
就→卜火戈大山
貴→中一月山金
縮→女火十人日
臨→尸中人口口
賃→人土月山金
党→火月口竹山
糖→火木戈中口
認→卜口尸戈心
延→弓大竹卜一
2-2-1の法則
漢字の塊を3つに分けるケース
激→水竹尸大
俳→人中一卜
郷→女竹日戈中
誕→卜口弓大一
中学一年生の漢字で学ぶ倉頡輸入法
漢字検定4級レベルらしい
たったの一年間で300字以上も覚えるのか・・・(汗