小学五年生の漢字で学ぶ倉頡輸入法

小五ロリ 小学五年生で習う漢字の中で難しいなぁ~と思うケースだけ抜き出して解説する。




前回の記事 (小学四年生)

小学四年生の漢字で学ぶ倉頡輸入法

小学五年生で習う漢字

全部で193字。
小四よりも少し減っている。


圧 囲 移 因 永 営 衛 易 益 液 演 応 往 桜 可 仮 価 河 過 快 解 格 確 額 刊 幹 慣 眼 紀 基 寄 規 喜 技 義 逆 久 旧 救 居 許 境 均 禁 句 型 経 潔 件 険 検 限 現 減 故 個 護 効 厚 耕 航 鉱 構 興 講 告 混 査 再 災 妻 採 際 在 財 罪 殺 雑 酸 賛 士 支 史 志 枝 師 資 飼 示 似 識 質 舎 謝 授 修 述 術 準 序 招 証 象 賞 条 状 常 情 織 職 制 性 政 勢 精 製 税 責 績 接 設 絶 祖 素 総 造 像 増 則 測 属 率 損 貸 態 団 断 築 貯 張 停 提 程 適 統 堂 銅 導 得 毒 独 任 燃 能 破 犯 判 版 比 肥 非 費 備 評 貧 布 婦 武 復 複 仏 粉 編 弁 保 墓 報 豊 防 貿 暴 脈 務 夢 迷 綿 輸 余 容 略 留 領 歴


小学四年生までの知識で入力できるパターン

筆順を飛ばさないケース

余→人一木  [NG:人一木]

比→心心
史→中大

妻→十中女
在→大中土
再→一土月

易→日心竹竹
益→廿金月廿
耕→手木廿廿
述→卜戈十金
暴→日廿金水
墓→廿日大土

義→廿土竹手戈

 

脈→月竹竹女

 

殺→大木竹弓水
毒→手一田卜戈

 

上記が漢字の羅列にしか見えない兄貴は、小学一年生に戻って復習して、どうぞ。

小学一年生の漢字で学ぶ倉頡輸入法

筆順を飛ばすケース

大まかに3つに分けて紹介する


・2-3の法則
・2-2-1の法則
・2-2-1の法則の変則パターン (※2-1-2)


※「2-1-2」は、2つ目の塊のコマンドが一個しか無いケースね!
(四年生で学習済)

2-3の法則

漢字の塊を2つに分けれるケース

 

導→卜山木戈

上の「道」ごと1つの塊と考えている。

 

 

適→卜卜金月

 

費→中弓月山金 (NG:弓月山金)

 

備→人廿竹月

 

武→一心卜中一

 

確→一口人月土

 

版→中中竹水

 

液→水卜人大

 

演→水十一金
解→弓月尸竹手
基→廿金土
寄→十大一口
救→戈水人大
型→一弓土
減→水戈竹口
護→卜口廿人水
航→竹卜卜竹弓
災→女女火
際→弓中月人火
酸→一田戈金水
師→竹口一中月
資→戈人月山金
準→水土十
勢→土戈大尸
製→竹弓卜竹女
態→戈心心
提→手日一人
得→竹人日一戈
婦→女尸一月
編→女火竹尸月
務→弓竹人大尸
貸→人心月山金
質→竹中月山金
非→中一卜卜卜
(価)→人一田金
(険)→弓中人一人
(検)→木人一人
(雑)→卜木人土
(賛)→竹山月山金

 

以下は書き順の省略が難しいパターン

過→卜月月口

2-2-1の法則

漢字の塊を3つに分けれるパターン

 

潔→水手竹火

率→卜戈人十

築→竹一弓木

 

夢→廿田中弓

 

罪→田中中一卜

 

(属)→尸水田戈

 

衛→竹人木手弓
術→竹人戈金弓
燃→火月大火
(桜)→木月金女
(歴)→一竹木一

「2-1-2」のケース

修→人中人竹 (NG:人中人竹)

 

4年生でも解説したが、再度説明する。

「修」の漢字は3つのパーツに分けれる。

本来は2-2-1の法則なのだが・・・

2つ目の塊に入れるコマンド数は一個だけなので、特別に最後の3つ目の塊は「竹」の1個ではなく「竹」2個のコマンドを入れちゃっていいよ!

というのが「2-1-2」のケース。

 

2つの塊に分けて「2-3の法則」と見なして「人中」+「人竹」とするのはNG!

 




新たに学ぶ入力ルール

「心」のルール

「心」で「」(りっしんべん)を表せる

 

慣→心田十金

 

情→心手一月
快→心木大
性→心竹手一

「山」のルール

「山」で「」(てつ)を表せる。
絵文字ではない

 

逆→卜廿山

「中」のルール

「中」で「」(ころもへん)を表せる。

 

複→中人日水

 

ちなみに「」(しめすへん)は「戈火」で出す
(すでに学習済)

「女」のルール

「女」で「L」を表せる。

 

「山」と似ているが,違う!

「山」の場合は、以下図の青丸がカーブする、と考えてもいいかも。

 

「女」は、「L」の上に文字が入る。

例を以下に示す。

 

(断)→女戈竹一中 (NG:戈竹一中)

 

「難」のルール

まず、「難」を省略するパターンから。

以下を覚えているかな?

身→竹難竹(小学三年生で学習済)

 

これを踏まえて「謝」の場合は、
どこで「難」が省略されているか考えてみて、どうぞ。

 

謝→卜口竹竹戈

 

真ん中の「身」は、本来は「竹難竹」で出すのだが・・・

「謝」は3つの塊で分けれるから、2-2-1の法則より
2つ目の塊は最初と最後しか入力しない。

よって「竹竹」ではなく「竹竹」になる

 

 

あと、「臼→竹難」で「興」の上の部分を書くパターンもある。

興→竹難月金

 

「臼」を使うイメージが以下。

 

補足説明として・・・「興」は全体で1つの塊と考えている。
1つの塊だけの場合、最大4文字入力する。

1,2,3番目と最後だけ入力するので、以下になる。

興→竹難月(一口)金
※()は筆順を飛ばす箇所

漢字の組み合わせパターン

「戠」のパターン

」を含む漢字は2-2-1の法則になる。


2つ目の塊は「卜戈」 ※途中の「金」は省略
3つ目の塊は「日」


」→「卜戈日」で丸暗記した方が良い。

 

職→尸十卜戈日

 

識→卜口卜戈日
織→女火卜戈日

「象」のパターン

「象」の下の部分は「心人」で表す

 

象→弓日心人

 

像→人弓日人
※2-3の法則より、「心」が省略されている。

「犭」のパターン

」→「大竹」で表せる
なお、「」は「けものへん」と呼ぶ

 

 

(独)→大竹田中戈

 

犯→大竹尸山

「留」の上の部分を使うパターン

「留」の上の部分は「竹竹」で表せる。

 

留→竹竹田

 

貿→竹竹月山金

 

「構」の右の部分を使うパターン

「構」の右の部分は「廿廿月」で表せる。

 

 

構→木廿廿月

 

講→卜口廿廿月

「爿」のパターン

」は「しょうへん」と呼ぶ
」の部分は「女一」で表せる。


※「爿」→「山一」ではない!

 

(状)→女一戈大

小学六年生の漢字で学ぶ倉頡輸入法

いよいよ最後の学年!

小学六年生の漢字で学ぶ倉頡輸入法

小学五年生あたりから解説することがほとんど無くなってきた・・・