海外旅行だからと言って張り切って荷物を準備する人が多い。
特に海外で海で泳ぐとか、山登りをする等、ちょっとしたイベントがあるだけで荷物が増えてしまう。
でも実は海外で海や山に行くからと言って、特別な荷物を持って行かなくていい。
その例として、私が海外で山登りした経験を紹介する。
海外で日帰り登山をした時の荷物
ヘルシンキの郊外に行くとすぐに山がある
私は会社の夏休みに海外旅行でフィンランドの首都ヘルシンキへ行った。
ヘルシンキの市街からちょっとでも外へ行けば山があるような場所だった。
市内から電車とバスで一時間程度で山奥まで行けてしまう。
フィンランド旅行のある日は天気が良かった。
なので私はヘルシンキの郊外にある山へ行ってみるかーと決心した。
私が山登りに行く前の荷物は市内観光と全く同じ
山登りに行く前の私の荷物は今思うと信じられないくらい軽装。
市内観光と全く同じ荷物だった。
山登り用の荷物を持って行こう、なんて全く考えていなかった。
私が海外の山登りに行く時点での荷物は以下のような感じ
・小さなウェストバック
・５００mlのペットボトル１本
・コンパス
・パスポートやクレジットカード
・現金
服装は以下のような感じ
・ジャンパー
・Gパン
・ランニングジュース
雨具とかタオル、地図等、山登りに必須な道具は持ってきてない。
で、実際の山登りはどうだったの？
他の人から見たら、私の山登り装備はかなり無謀の装備のように見えたかもしれない。
でも余裕で山登りできた。
ヘルシンキ市内から電車に乗って郊外の街へ行った。
その町からバスに乗って３０分程度で山奥へ着いた。
バスに乗った後でバス内に山の地図があることに気が付いた。
地図を取ってどこのルートを歩こうかな～と考えた。
そう考えているうちに、あっという間にバスは終点へ着いた。
終点はすっかり山奥だった。
私はバスの終点で降りて、山下りのルートを歩いた。
山をどんどん下りて道中のバス停に乗って帰るルートを取った。
山下りで歩いた距離は体感では５キロメートル程度。
辛かったのは山下りの時よりもバス停までの道のり。
バス停までの道のりは２キロメートルもあった。
山下りで疲れていて、その上にまっすぐな道を歩くのは辛かった。
でも無事に道中のバス停までたどり着いた。
バスに乗って無事に街中まで帰れた。
山登りの間に使った荷物は何？
私が山下りの時に使った荷物は５００mlのペットボトル１本だけ。
水分補給は５００mlのペットボトル１本で全然余裕だった
他の荷物は一切使うことが無かった。
コンパスがなくても道の途中にひし形のマークが有ったので迷わなかった。
（一度マークを見失って迷いかけましたが・・・）
山の地図はバス内で入手できたので、持って行く必要はなかった。
おまけにフィンランドのヘルシンキは高緯度
なので夏でも山は涼しい。
山登り時は全然汗をかかなかったので、タオルも不必要だった。
蚊などの虫もいなかった。
なので虫よけスプレーも不要だった。
山登りをするようなイベントがあっても、特別な荷物なしで可能。
荷物の準備よりも重要なの２つの事
旅行で山に行くからと言って張り切って持ち物の準備をする人が多い。
だけど荷物準備をするくらいなら他の準備に時間を使ったほうが良い。
その準備内容は以下二つ
１．体力作り
２．情報収集
体力作り
体力づくりと言っても、本格的にジムに通ったりトレーニンググッズを買って体を鍛えなくてもいい。
海外旅行なら普段から歩く量を増やすだけで充分。
私は普段の通勤を利用して多めに歩く習慣がある。
そのおかげで山登り時はあまり疲れなかった。
情報収集
私は事前にヘルシンキ郊外の登山についてネットで情報を集めておいた。
例えば、以下の情報を調べてメモ帳にメモしておいた。
・山へ行くためのバスのルートは？
・山の中で歩くルートは？
・バス停はどこにある？
・他の人の服装はどうだったか？
結果、山の中にはひし形のマークがあるから道に迷うことは無い。
なので地図は不要と判断した。
しかも山中の道路にバスが走っている。
なので道路まで到着すればバスですぐに街中へ帰れる。
山登りの途中で雨が降ったらすぐにバス停まで引き返せばいいな。
なので傘やカッパ等の雨具も不要と判断した。
調べた結果、市内観光と全く同じ装備で山登りができそうだと判断した。
このように事前に調べておけば、持って行く荷物を減らせるし当日の不安を減らせるよ。
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ガイドブックやネットでは、色々な荷物が紹介されている。
だけど、その９割はアナタにとっては不要な荷物。
海外旅行に特化した便利グッスは不要。
「いつか使う」の「いつか」は一生来ないです。
私が海外旅行に行くときは荷物２０個だけ。
それでも旅行中に困った事は一度も無い。
快適に旅行できたよ。
