自分に合わないお店はお金を払わずにさっさと去ろう

海外のお店は日本とは全く違う。
だから、不愉快な思いをするお店に遭遇する可能性も高い。

そういうお店だと分かった時点で注文せずにさっさと去るべき。

その理由を説明する。




海外のお店は当たり外れが大きい

海外のお店でも、マクドナルド等の有名チェーン店ならある程度は注文方法や食べ方が想像できる。

注文する商品が大きく写真で出ているし、英語メニューもあるし、衛生面もしっかりしている。
なので嫌な思いをする可能性は低い。

だけどローカルのお店をマクドナルドと同じ感覚で利用しようとすると外れを引く可能性が高い。
会計とか食べて良い場所とか全く予想できないからね。

基本的に観光客が多く来るお店は外れが少ない。
だけど、現地の人だけが行くようなローカルの店は外れが多いモノ、と思ったほうが良い

ローカルのお店はなぜ外れが多いのか?

メニューが全然読めない

当たり前だが、海外で使われている言語は日本語ではない。

読めない現地語がつかわれている。
メニューも当然、現地語で書かれている。

でも現地語だけだと全然読めない。
商品の写真も無い。
どんな商品なのか全くイメージできない。

メニューをよく見ると隅っこに小さく英訳が書かれている場合もある。
だけど英語の意味が分からなくて読めない…という場合が多い。

結局はどの商品を注文するか迷ってしまう。
英語メニューが無いお店の場合、店員さんに「英語メニュー、プリーズ」って言うと大抵は嫌な顔をされる。

誰に注文するのか分からない

海外のローカルお店では、誰が店員さんなのか分からない。

日本の場合、お店の店員さんは制服を着ていたりエプロンを付けている。
だからお店に入った瞬間、誰が店員さんなのか一発で分かる。

だけど海外のローカル店ではそんな制服っぽい服なんて着ていない。
店員さんは大抵は私服。

そして店員さんの態度も日本と比べたら酷い。
なのでこの人は店員さんなのか?客なのか?が全然分からない。

結局誰に注文すればいいの?ってなる。

私が中国のローカル店に入って注文した時の経験を紹介する。

中国の街中をぶらーって歩いていたらラーメン屋さんっぽいお店があった。
そのお店に入ったけど、店員さんが誰なのか全然分からなかった。

お店の外で椅子に座ってリンゴを食べていたおばさんがどうも店員さんっぽい恰好をしている。
その人に注文してみても相手は「???」っていう顔をされるだけ。

とりあえずお店の中に入って適当な客に声をかけて「この人が食べているもの一個」っていうジェスチャーをした。

そしたらスーツを着たおじさんがやって来て注文を受け付けてくれた。

「・・・え?スーツを着たおじさんが店員さんだったの!」
注文後に初めて誰が店員さんなのか分かった。

中国ではお店の店員さんでもエプロンを付けない。
会社勤めのスーツ姿の人が店員さんの可能性もある。

こういう風に、海外のお店では「誰に注文すべきか」が分からない。

知らない人に話しかけるのはけっこう勇気がいるんだよね。
もし話しかけるべき人を間違えると大抵は嫌な顔をされる。

会計はどこで済ませるのか分からない

会計の方法は日本でも海外でも同じ
大体以下の2パターンになる。

1.お金を先に払って商品を受け取る
2.商品を受け取ってからお金を払う

だけど全く知らないお店に入った時点では、どうやって支払いを済ませるのか想像できない。

会計のタイミングが分からないと怖くなるんだよね。

本来は商品を全部取ってからまとめて会計を済ませる店だった。
なのに、一個の商品を取った時点で店員さんへお金を払おうとすると大抵は嫌な態度をされる。

店員さんは嫌な顔をしながら「会計はこっち」ってジェスチャーされる。
海外の店員さんの接客ってこんなモンだよ。



自分が店で不愉快な思いをしたらさっさと去ろう

外国人なりの対応をしない店員さんもいる

私は海外のローカルなお店で嫌な思いをした経験が何度もある。

だけど、我慢して商品を注文してしまったお店もあった。
本当はお金を払わずにさっさとそのお店を去るべきだったな・・・と後悔している。

本来、お店に外国人が入ってきたら店員さんは外国人なりの対応をすべき。
例えばジェスチャーで伝えたりとか英語で話してくれたりとか。

でも、明らかに外国人だと分かるのにどうしても現地の人と同じように対応しようとする店員さんがいるんだよね。

「英語メニュー下さい」とお願いした時点で明らかに嫌そうな態度を示す人。
残念ながら、世の中には外国人への対応が全然できない店員さんもいるんだよね。

もしかしたら外国人が嫌いな店員さんかもしれない。
特に外国人が来ないようなローカルのお店ではその傾向が強い。

だけど外国人が多いエリアにあるお店でも、外国人だと分かった時点で面倒くさそうな態度を取る店員さんもいる。

私が嫌な思いをしたお店

私は韓国のソウルの中心街にある飲食店で注文する時にとても嫌な思いをした。

そのお店の雰囲気はマクドナルドと変わらないような感じ。
なので安心して入れた。

何か飲もうかな?と思ったけど、メニューが全部ハングル文字で全然読めない。
自分の注文の番になったら店員さんに「英語メニュー下さい」「私日本人」って英語で言った。

そしたら、店員さんは「もうっ!」って呆れた顔をされた。

その瞬間、私はとてもイラっときた。
あの時、そのまま注文せずにさっさとその店から出るべきだった。

でも、そのまま店から出てしまうと店員さんの気分を害するかな・・・、と気まずくなってしまった。
結局は我慢してその場でお金を払って注文した。

今思うと、ただの無駄遣いだったなぁ・・・と反省している。

自分にとっては気に入らないお店だと分かった時点で去ろう

世界中の全ての人に気に入られるお店なんて存在しない。
必ずお店の事を嫌う人も一定数存在する。

だから「あぁ、外れを引いてしまったなぁ・・・」と分かった時点でそのお店を去るべき。

お店に入ったら何かを注文する義務はない。
嫌な思いをされたけど、我慢してまでわざわざ店員さんと付き合わなくていい。

店員さんは外国人である自分に対して外国人相当の対応をしてくれない。
そういうお店はその程度のお店だった、とキッパリ見切って去ったほうが良い。

注文せずにお店から去ると確かに店員さんに嫌な思いをさせるかもしれないね。

でも別に店員さんに嫌われちゃってもいいじゃない。
もう二度とその店員さんと会う機会なんて無いんだし。

店員さんに嫌われることをためらわずにさっさとそのお店から出る度胸を付けたほうが良いと思うよ。