ホテルのチェックイン時にフロントの人から部屋の鍵をもらうよね。
その時に、鍵と一緒に部屋番号が書かれた小さな紙も渡される場合がある。
その紙も鍵と一緒に携帯することをオススメする。
その理由を説明する。
鍵とセットで渡される部屋番号が書かれた小さな紙とは?
チェックインするときにフロントの人から渡される鍵は大体3つのタイプに分かれる。
1.ドアノブの穴に差し込んでぐるぐる回して開ける金属タイプ
2.ドアのそばの穴に入れ込むカードキー
3.ドアにタッチするカードキー
その内、1.の金属タイプの鍵の場合は部屋番号が書かれた小さな紙は無い。
鍵のストラップに部屋番号が書かれているからね。
でも2,3のカードキーは、大抵の場合は部屋番号が書かれていない。
カードキーで開けられるドアは宿泊客ごとに変わるからね。
そういうカードタイプの鍵だと、カードキーを見ても部屋番号が分からない。
なので宿泊客に部屋番号が分かる手がかりを用意する必要がある。
それが部屋番号が書かれた小さな紙。
その紙はカードキーにすっぽり入るサイズで表面に部屋番号が書かれている。
他にもチェックアウト時刻やカードキー取扱上の注意点も書かれている。
部屋番号が書かれた小さな紙も携帯すべき2つの理由
小さな紙自体は鍵の役割を果たさない。
なので別に持ち歩かなくてもホテルの部屋に入れる。
だけど小さな紙も携帯すべき。
その理由は2つ。
1.朝食を食べる時に必要になる
2.自分の部屋のドアが開かなくなったときに必要になる
朝食を食べる時に必要になる
ほとんどのホテルでは部屋番号の紙を持って行かなくても食堂に入れる
部屋番号が書かれた小さな紙を携帯すべき大きな理由がホテルのサービスを受ける時。
特に食堂へ行って朝食を食べる人が多いと思う。
朝にホテルの食堂フロアへ行って朝食を食べる時は、鍵だけでなく部屋番号が書かれた小さな紙も一緒に持って行ったほうが良い。
大抵のホテルでは素通りで食堂に入れる。
もし係員から何かの確認を求められたら、自分の部屋番号と名前を言えばいい。
だけど、ごく少数のホテルでは部屋番号が書かれた小さな紙が無いと食堂に入れないホテルがある。
ロシアのホテルでは食堂に入るのに部屋番号の紙が必要になる
私がロシア旅行中に四つ星のホテルに泊まった。
・・・のだが、運悪く融通が利かないホテルに遭遇してしまった。
そのホテルの鍵タイプはカードキーで部屋番号が書かれていなかった。
なので、部屋番号の紙も一緒に渡された。
その次の日の朝、朝食を食べるためにホテルの食堂へ行った。
そしたら食堂の人がずっと自分をにらみつけていた。
「ああ、鍵を見せないと食堂で食べれないのかな?」と思って部屋のカードキーだけを見せた。
そしたら、食堂の人は「ノーノー」っていう身振りをされた。
そして部屋番号が書かれた小さな紙を私に見せて「部屋番号が書かれた小さな紙を持ってこい!」って言われた。
しかも横柄な態度でね。
「それが客に対する態度なのか・・・」と思って少しイラっときた。
結局は自分の部屋に戻った。
部屋番号が書かれた小さな紙を持ってもう一度食堂へ行った。
小さな紙を見せたら、すんなり食堂に入れてくれた。
結局は無事に朝食を食べれた。
よく見たら、周りの韓国人も同様に「小さな紙を持ってこい!」って注意されていた。
何度も客に注意するくらいなら食堂の入り口のそばに「部屋番号が書かれた紙が必要です」の掲示くらい作ればいいのになぁ・・・
ロシア人って業務改善する気が無いのかなぁ・・・?と思った。
自分の部屋のドアが開かなくなったときに必要になる
私は今まで自分が泊まっているホテルの部屋番号を忘れたことは一度も無い。
一人旅なので、全部自分で考えて行動する。
ホテルに入って自分の部屋を探して入るステップまで全部自分でやる。
なのでホテルの部屋番号や部屋の場所を覚えていて当然。
・・・だけどチェックアウト時間が近づくと、なぜかドアが開けられなくなることがある。
何度もカードキーをドアの穴に差し込んだり磁気に当てても赤いランプが光り続けるだけ。
そうなると「あれ?フロアとか部屋番号を間違えたかな?」と心配になる。
そういう場合は部屋番号の紙が役に立つ。
まず、自分の部屋番号が間違えていないかチェックできる。
部屋番号を間違えていないにもかかわらずドアが開かなくなったと確認できたら一度フロントへ戻る。
そしてフロントの人にカードキーと部屋番号の紙を渡して「ドアが開かない」って伝えれば、すんなりドアロックを解除してくれる。
海外では特にフロントの人とのコミュニケーションが面倒になる。
だから部屋番号の紙さえあれば、そういう面倒な作業を省ける。
フロントの人からもらう部屋番号の紙は一見不要なモノに見えるけど、ホテル内で何かトラブルがあったときにすぐに自分の部屋番号を伝えられる。
ホテル滞在中は重要な資料として携帯するのも悪くないかと思うよ