前回は、肯定文の色々な作り方を紹介した。
ついでに、疑問文の作り方もちょこっと説明した。
今回は否定文の作り方を紹介する。
前回の続き
まずは肯定文で復習!
例文
Rydw i’n rhedeg
ラドゥ イン フレデグ
私は走っている
単語リスト
Rydw(ラドゥ)=~です
i’n(イン)=i+yn
i(イ)=私
yn(アン)=後ろの動詞をつなげる
rhedeg(フレデグ)=走る(動詞)
Rydw=「R」+「ydw」
Rydwの先頭「R」は、肯定文であることを示すマーク
「R」を取って「ydw」だけにすると疑問文になる。
Ydw i’n rhedeg ?
アドゥ イン フレデグ
私は走っていますか?
Rydw(ラドゥ)→Ydw(アドゥ)にするだけで
疑問文になる。
否定文にすると?
例文
Dydw i ddim yn rhedeg
ダドゥ イ ズィ マン フレデグ
私は走っていません
「Rydw」→「Dydw」
Dydw(ダドゥ)は
「D」+「ydw」
に分解できる。
語頭の「D」は否定を表す。
ウェールズ語で否定を表す単語は「dim(ディム)」
その頭文字「d」が「ydw」の前にくっついている
と考えれば理解しやすい。
「i’n」の間に「ddim」を追加
「i’n」は「i(私)」+「yn(~の中に)」の省略形
主語「i(私)」の後に「ddim(ズィム)」を入れて否定を表す。
ちなみに「ddim(ズィム)」の元の形は「dim(ディム)」
「dim(ディム)」は否定を表す単語。
「Dydw」と「ddim」は省略不可
今まで紹介してきた肯定文の例文では、
いろいろな省略があった。
だから否定文でも省略できるんでしょ?
・・・と思うのだが、省略はしないらしい。
例えば、「ddim(ズィム)」を略して
以下のような否定文を作ることはできないみたい。
×:Dydw i’n rhedeg
×:ダドゥ イン フレデグ
初期段階では、否定するときに必ず
「Dydw」と「ddim」
を付ける!
と覚えた方が良いんじゃないかな?
(適当)
まとめ
否定文を作る時は以下3点を守って、どうぞ
・「Rydw」→「Dydw」
・「i’n」の間に「ddim」を追加
・「Dydw」と「ddim」は省略不可
ウェールズ語講座その15へ続く