ウェールズ語講座その14~否定文の作り方

前回は、肯定文の色々な作り方を紹介した。
ついでに、疑問文の作り方もちょこっと説明した。

今回は否定文の作り方を紹介する。




前回の続き

ウェールズ語講座その13~現在形の色々な表現方法

まずは肯定文で復習!

例文


Rydw i’n rhedeg
ラドゥ イン フレデグ
私は走っている


単語リスト

Rydw(ラドゥ)=~です

i’n(イン)i+yn
i(イ)=私
yn(アン)=後ろの動詞をつなげる

rhedeg(フレデグ)=走る(動詞)

Rydw=「R」+「ydw」

Rydwの先頭「R」は、肯定文であることを示すマーク

 

「R」を取って「ydw」だけにすると疑問文になる。


Ydw i’n rhedeg ?
アドゥ イン フレデグ
私は走っていますか?


 

Rydw(ラドゥ)→Ydw(アドゥ)にするだけで
疑問文になる。




否定文にすると?

例文


Dydw i ddim yn rhedeg
ダドゥ イ ズィ マン フレデグ
私は走っていません


「Rydw」→「Dydw」

Dydw(ダドゥ)

「D」+「ydw」

に分解できる。

 

語頭の「D」否定を表す。

 

ウェールズ語で否定を表す単語は「dim(ディム)」
その頭文字「d」「ydw」の前にくっついている

と考えれば理解しやすい。

「i’n」の間に「ddim」を追加

「i’n」「i(私)」「yn(~の中に)」の省略形

 

主語「i(私)」の後に「ddim(ズィム)」を入れて否定を表す。

 

ちなみに「ddim(ズィム)」の元の形は「dim(ディム)」
「dim(ディム)」は否定を表す単語。

「Dydw」と「ddim」は省略不可

今まで紹介してきた肯定文の例文では、
いろいろな省略があった。

だから否定文でも省略できるんでしょ?

 

・・・と思うのだが、省略はしないらしい。

例えば、「ddim(ズィム)」を略して
以下のような否定文を作ることはできないみたい。


×:Dydw i’n rhedeg
×:ダドゥ イン フレデグ


 

初期段階では、否定するときに必ず

「Dydw」「ddim」

を付ける!

 

と覚えた方が良いんじゃないかな?
(適当)

まとめ

否定文を作る時は以下3点を守って、どうぞ


・「Rydw」→「Dydw」

・「i’n」の間に「ddim」を追加

・「Dydw」と「ddim」は省略不可


ウェールズ語講座その15へ続く

ウェールズ語講座その15~主語を「彼女」にした文