どの語学書を買うか悩むだけ無駄!一冊の簡単な本だけ極めれば充分です

新しい言語を始める時や、そろそろ新しい語学書が欲しい・・・

という人は、語学書選びに悩んでいる。

だけど、どれにするか悩むだけ無駄
悩むくらいなら、薄くて簡単そうな語学書を1冊だけ買えばいいよ。




今の語学書の事情

本屋さんの語学書コーナーに行くと、たくさんの語学書が並んでいるる。

英語は当然として・・・
他にも売られている言語を多い順に並べると、


・中国語
・韓国語
・ドイツ語
・フランス語
・スペイン語
・イタリア語

あとはロシア語とかブラジル・ポルトガル語、アラビア語、東南アジアの言語辺り。

大きい本屋だと、ヨーロッパの少数言語まで置いてある。

チェコ語、ハンガリー語、スロバキア語とか、いったい誰が買うんだよ・・・
って言う本まで置いてある。

マイナー言語まで扱う語学書シリーズ「ニューエクスプレス」にアイスランド語が出た時はマジでびっくりした。

最近は分かりやすく書かれている古典ギリシャ語やラテン語の語学書も増えてきたね。

語学書に書かれている内容はどれも同じです

どの語学書を買おうか悩んでいる人へ

例えば大学生の第二外国語として人気があるのはドイツ語や中国語あたり。

当然ながら、ドイツ語や中国語の語学書はたくさんの種類がある。
なので、どの語学書がいいのかな~で迷ってしまう。

そういう人向けに私からアドバイスする。


 書かれている内容はどれも同じ
 だから、どの本を選んでも大差ないよ!




語学書の内容はどれも同じなのは何故?

例えばドイツ語の語学書。

ドイツ語入門書だけでも100冊以上はある。

だけど、どの本でも説明している内容は「ドイツ語文法」

ドイツ語学習書なのにフランス語の解説ばかりする本なんて無いよね?

「ドイツ語」の学習書なんだから、ドイツ語の事を説明して当然。
それだけは100冊の本どれでも変わらない。

様々な本ではドイツ語文法を表現を変えて説明しているだけ。

例えば、ドイツ語の動詞活用は以下になる。

私は学ぶ ich lerne
あなたは学ぶ du lernst
彼は学ぶ er lernt
私たちは学ぶ wir lernen
あなたたちは学ぶ ihr lernt
彼らは学ぶ sie lernen

ドイツ語の語学書では、ほぼ必ずと行っていいほど動詞の活用が解説されている。

語学書によっては難しい活用表を使わずに、例文だけで紹介しているパターンもある。

本によって表現方法は違うけど・・・
結局はどの本でも「ドイツ語の動詞はこんな風に活用するんだよ!」って主張している。
だから、覚えるべきドイツ語の内容は、どの本でも同じになる。

それはドイツ語に限らず、中国語・韓国語・フランス語・イタリア語・スペイン語等の言語でも同じ。

「○○語」って書かれている本は、どれも同じ内容を説明しているだけ。

じゃあ、オススメの語学書って何なの?

オススメの語学書というものは存在しない

ネットでよくあるのが以下のパターン


・オススメの語学書は何ですか?
・私が今まで使ってきた中でオススメの語学書は~

だけど、オススメの語学書って何を基準に選んでいるの?

他の人の言う「オススメ」はアナタにとっての「オススメ」ではない。


・値段が安い
・値段の割には解説が細かい
・分かりやすく書かれている
・図が多い
・難読でもしっかり勉強すればかなり力が付く
・ネットには書かれていない文法が紹介されている

アナタが重視する基準と、ネットで書いた人の基準は一致するとは限らないよ

コストパフォーマンスを重視したければ、専門的な本がベスト

アナタがある程度ドイツ語の知識がある人なら、ドイツ語の専門的な本がベスト。

今の時代はネットでドイツ語を解説してるサイトが腐るほどある。
ドイツ語の基礎ならネットだけで充分間に合う。

でも、ネットだとドイツ語の専門的な内容までは扱っていない。
あったとしても、解説に間違いがある可能性が高い。

そんな時は、ドイツ語を専門的に解説した語学書が役に立つ。

例えば大学書林の「ドイツ語四週間」とか。

お金で時間を買いたければ入門の語学書がベスト

時は金なり!

時間があまりないけど、ドイツ語を短時間で効率よく学びたい!

という人はネットよりも語学書の方がいい。

ネットだと無料で学べるけど、ドイツ語の情報が散在している。

必要な情報を調べる時間がかかってしまう。
それに、間違えた情報やウソの情報も多い。

その反面、語学書は覚えるべき知識がページ順に並んでいる。
なので探す手間が省ける。

結果的には語学書を使ったほうが早く学べる。
時間を節約できる。

新たに言語を学ぶ人が買うべき語学書の3つの特徴

例えば、新たにドイツ語を学びたい!
と思う人が選ぶべき語学書の特徴を紹介する。

1冊だけ

ドイツ語の本は2~3冊も買う必要は無い。
1冊だけで充分!

色々なドイツ語の本で勉強したければ、図書館に行って本を借りればいい。

語学書をコレクションしたいのか?ドイツ語を覚えたいのか?

アナタはどちらをやりたいのかをハッキリさせたほうが良いよ。

薄い本

分厚い語学書だと、学ぶべき量が多すぎる。

途中で息切れて挫折するのが目に見えている。

なので、厚い本は避けるべき。
少なくとも大学書林の「○○語四週間」シリーズは止めたほうが良い。

大体100~150ページ程度の薄い本で十分。

白水社の「ニューエクスプレス○○語」程度の厚さが入門にちょうどいい。

発音がカタカナ読みで書かれている

新たな言語を学ぶときに壁になるのが発音や読み方。

まず、どう読むのかすら分からなくて嫌になって挫折するケースが多い。

アラビア語や韓国語等アルファベットを使わない言語は、特にその傾向が強い。

なのでまずはカタカナ読みが付いている語学書を選びましょうね。