ホテルのユーザー評価や口コミは見なくても全然困らないです!

ホテルの情報を見た時に必ず出てくるのがユーザーのコメント

ある人は「いいね!」、もう一方の人は「最悪!」と書かれている。

結局、このホテルはいいホテルなの?悪いホテルなの?
と悩んでしまう。

そんな役立たずの口コミ情報は見なくてもいいよ。




ホテル予約の直前に確認すべき項目

クレカ決済の直前にチェックすべき内容を7個整理した。

経験者は語る!ホテル予約の直前でも落ち着いて確認すべき7つの項目

その中でユーザー評価や口コミは入れていない。

理由は簡単。
ユーザーのコメントは役に立たないから。

なぜユーザー評価や口コミは役に立たないのか?

ホテルの事を熟知していればユーザー評価は役に立つ

ホテルによっては、部屋の中にアンケート用紙が置いてある。

実際に泊った人からホテルの評価をしてもらう。
それを元に、改善しよう!

というのがホテルの人の考え方。

だったら「ユーザー評価は役に立つじゃん!」ってなると思う。

だけど、ユーザー評価を活かすためにはまずホテルの事を熟知しないといけない。

ホテルの事が良く分かっていない人が、いきなりユーザーのコメントを見ても改善できると思いますか?

アナタは野球のバッティングに関するコメントを活かせますか?

野球のバッティングで例を挙げる。

アナタは野球のド素人です。
当然、バットの振り方なんて全然知らない。

アナタは一回だけバットを振りました。

そしたら色々な人からコメントをいただきました。

コメントの内容は・・・
「バットの振り方、いいね!」のようなプラス評価もあれば、
「下手くそ!」みたいなマイナス評価もあった。

野球の知識が全くないアナタが、それらのコメントを読んだだけでバッティングの改善ができると思いますか?

無理だよね?
まず、「そのコメントが自分に役に立つのか?」すらも判断できない。

ホテルの事を熟知していないアナタはユーザー評価なんて役に立たない

別にアナタがホテル業界の人なら別に良いんだよ。

ホテルの事を熟知している人であれば、ユーザーのコメントが「役に立つか」を判断できる。
そういう人ならユーザー評価も有益な情報になる。

だけど、アナタはホテルの事を熟知していますか?

アナタが今見てるホテルの情報をスラスラ説明できますか?

部屋タイプは?
含まれている設備は?
チェックイン時間は?
チェックアウト時間は?
部屋の内装はどんなもの?

そんなことすら分からないのであれば、ユーザー評価を見ても役に立たない。
トイレの水が流れなかった!最悪!

というコメントがあっても、
そのホテルはどの部屋でもトイレの水が流れない

と判断することはできない。
もしかしたら、別の部屋に泊った人はトイレの水が正常に流れたかもしれない。

ユーザーのコメントは主観的。
コメントした人によって情報がコロコロ変わってしまうんです。



ユーザー評価よりもホテルの「仕様」を読みましょう

ITエンジニアの「仕様」

ITエンジニアが多用するセリフを挙げる。

これは仕様です。

つまり・・・
そのプログラムはお客様の言われた通りに作っています。
だからお客様がいくら文句を言っても無駄です!
そういう仕様になっているんだから仕方ねぇだろ!

っていう意味です。

ホテルの「仕様」

ホテルに泊まった人が

このホテル、水がなかなか流れない!
最悪!

と文句を言っても、フロントの人は
当ホテルでは元々水がなかなか流れない「仕様」になっております。
その対価としてホテルの宿泊代を下げています。

と言われた。

水がなかなか流れない理由で値段を安くしている。
アナタはその値段に満足して泊まった。

だから、いくらホテルの仕様に対して文句を言っても無駄なんです。

海外ホテルだったら、

ホテルの仕様をよく確認せずに泊ったお前の方が悪い!

と反論されるかもね。

ホテルの仕様こそが役に立つ情報

客観的な情報を探しましょう

ユーザー評価や口コミは主観的。
人によってコロコロ変わってしまう情報なので、役立たず。

逆に役に立つのが「ホテルの仕様」

言い換えると客観的な情報。
誰が見ても同じ答えになる事を「客観的」と言います。

主観よりも客観的な根拠に基づいた情報を集めたほうがいいよ。

「ホテルの仕様」をきちんと読みましょう

ホテルの詳細を見た時に、必ずホテルの仕様が細かく書かれている。
例えば・・・

ホテルの住所
チェックイン・チェックアウト日時,時刻
夜遅くチェックインする場合は?
部屋を予約した人の名前
部屋タイプ
含まれている設備
タバコOK?
税金、サービス料
無料wifi付きか?
朝食付きか?
追加のホテル料金
キャンセルする場合は?
ホテルの定員
お問い合わせの電話番号

こういう情報は、どのホテルでも必ず書かれている。

アナタがそのホテルに泊まるぞ!と決めてクレカ決済をしました。
つまり「ホテルの仕様」に対して100%納得したって事。

だから、当日にホテルに泊まった時に文句を言うのはダメ。

そういうホテルの「仕様」です!
って言い返されるだけ。

ユーザー評価は一切読まなくても問題ないけど・・・
「ホテルの仕様」くらいはしっかり読みましょうね!

それでもなぜユーザー評価があるのか?

人は感情に動かされる生き物

人は一度心を動かされただけで、簡単に行動に移してしまう。

例えば、ある映画にすごく感動した!
だからその気持ちを他の人と共有したい。

他の人は友達であろうが、全く知らない人であろうが関係ない。
とにかく自分以外の人に自分の気持ちを共有したい!

ツイッターやフェイスブック等で映画の感想をバンバン述べまくる。

そういう人が多いから、今ではツイッターやフェイスブックが流行っている。

人は理屈では動かない

先ほど、人は感情で動かされると言った。

逆に言えば、人は理屈では動かない生き物。

それはホテルでも同じ。
ユーザに対していくらホテルのスペックがすごいんですよ~って紹介しても予約してくれない。

例えば・・・

・ベットの面積は4平方メートルあるんですよ!
・ホテルから駅までたったの3分!
・100年の歴史があるホテル
・他のホテルよりも10%安い!

こういう情報はユーザがホテルを決める上での「決め手」にはならない。

何故なら、人は理屈では動かされないのだから。

人の感情を揺さぶるためにホテルのユーザー評価がある

ユーザー評価は、実際に泊った人の感想が書かれている。

その感想こそが、人の感情を動かす原動力になっている。

ある人のコメントを読んで心を動かされたら、そのホテルに泊まりたい!と思う。
ユーザー評価がホテルの「決め手」になる。

だから、(客観的に見ると)役に立たないユーザー評価が置いてあるんです。

主観的なユーザー評価よりもホテルの仕様で決めよう!

主観的な情報よりも客観的な情報の方が信頼性が高い。

後悔しないホテル選びをするなら当然「客観的な情報」の方が重要。
ホテルの仕様をよく理解して納得した上で予約するのが賢いホテルの選び方。

逆に、ユーザーのコメントにつられて衝動的にホテル予約してしまうのは危険。
身近な例で言えば「衝動買い」だね。

「衝動買い」で買った物は、大抵は全然使わない。
後悔した買い物になるケースが多い。

同様に、衝動的にホテル予約してしまったら・・
旅行当日にホテルに泊まった時にトラブルで嫌な思い出になるかもしれないよ!

ユーザーのコメントで心を動かされたから予約するぞ!

と思う前に、一度ホテルの仕様を確認しましょうね。