ヘブライ語の文字と音の結びつきを覚えよう-א(無音)

「a」の由来になっている、一番最初のヘブライ文字を紹介する。
無音だけどなwww




前回の記事

ל(L)

ヘブライ語の文字と音の結びつきを覚えよう-ל(L)

ここまで覚えたヘブライ文字

בּ = B

ל = L

וֹ = o

新たに紹介するヘブライ文字

アレフ

א

上記のヘブライ文字の名前は「アレフ(alef)」と呼ぶ。

 

英語のアルファベット
abcdef……

「a」に相当する文字

書き方

漢字で言うと、三画の文字になる。

 

なお、筆記体だと二画になる。

ICではない

「無音」を表す文字

א

の文字は「無音」を表す。
その文字に母音が付いた場合、単純に「アイウエオ」と発音する。

 

語中אが来ると、息を止めて音節を分ける働きを持つのだが・・・

本記事では、「無音」としてのאだけ紹介する




「א」を使った単語~その1

「אוֹ(o)」=「又は~」

以下の単語は「オ(o)」と読む

אוֹ

「又は~」の意味になる。
英語だと「or」になる

図で説明

 

最初に、無音の子音אが来る。

次に、母音וֹ(o)が来る。

 

「無音」のאに「オ(o)」の母音が付いた場合
そのまま「オ」と発音する。

「א」を使った単語~その2

「לֹא(Lo)」=「いいえ」

לֹא
「ロ(Lo)」と読む。

 

前回の「ל」記事で紹介した単語
לוֹ
と同じ発音になるが、意味は違うぞ!


לֹא →「いいえ」
לוֹ →「彼に~」


 

לֹאは、現代ヘブライ語の場合「Yes/No」における「No」の意味
日本語訳だと「いいえ」

そもそも「いいえ」って日本人はあまり使わない気がする

図で説明

最初のלの左上に点「・」がくっついている。
その点は、母音「オ(o)」を表す。

 

「לֹ」単体だと「ロ(Lo)」と発音する

 

次に来たאは、特に母音は無い
よって、無音になる

 

結果として
「ロ(Lo)」+「無音」→「ロ(Lo)」
になる。

ここまで覚えたヘブライ文字

子音

בּ=B
ל=L
א=無音

母音

וֹ=o
文字の左上に点「・」が付く=o

覚えた3個の文字を使った単語

まだ習っていない部分もあるけど、一応単語を紹介する。

אֲבָל

「アヴァル(aval)」と発音する。
「しかし」と言う意味の単語。

 

בּ(B)の中にある点「・」が消えて

ב
になると、「V」の子音を表す。

 

ボボボーボ・ボーボボの記事でもちょこっとだけ紹介したんじゃよ。

ボボボーボ・ボーボボで学ぶ現代ヘブライ語の読み方

次に学ぶ文字~ס(S)

ヘブライ語にある「ס(サメフ)」みたいな文字って、全部同じ「〇」じゃないですか!