ר(レシュ)と似ているד(ダレト)を紹介する。
ついでに、「弱ダゲシュ」も。
前回の復習
新たに紹介するヘブライ文字
ד(ダレト)
ד
上記のヘブライ文字の名前は「ダレト(dalet)」
「誰と」ではない
書き方
二画で書く。
一画目 : 左から右へ「線」を描く
二画目 : 上から下へ「線」を描く
あえて曲げる箇所は無い。
(筆記体は曲げまくるけど)
前に習った ר(レシュ) と混合しないように注意!
読み方
日本語で言うと、ダ・デ・ド
子音「d」を表す
「ד」を使った単語
יָד(YaD)=手
以下の単語は「ヤド(YaD)」と読む
יָד
「手」という意味の単数名詞。
「ד」と同じ発音をする「דּ」もある
先ほど紹介した
יָד
にある
ד
は「弱ダゲシュ」と呼ぶ点「・」が付いていない。
一方で、「弱ダゲシュ」付きの
דּ
を使う単語もある
「弱ダゲシュ」って何?
同じヘブライ文字でも、発音を区別する記号
「弱ダゲシュ」無しのヘブライ文字「ダレト」が以下
ד
上記は子音「D(ダ)」を表す
一方で「弱ダゲシュ」有りのヘブライ文字「ダレト」が以下
דּ
上記は、古典ヘブライ語では子音「Dh(ダ)」を表す
先ほどのדの真ん中あたりに、小さな点「・」が付いているね。
この点を「弱ダゲシュ」と呼ぶ
ちなみに「ダゲッシュ」は「ダゲシュ」と同じ意味。
現代ヘブライ語では、どちらも「D」と読む
「弱ダゲシュ」付きの「ダレト」
דּ
は、本来は「Dh(ダ)」だったのだが・・・
今のヘブライ語はדと同様に「D(ダ)」と読む。
דּ=ד
と考えてOK
弱ダゲシュ付きのדּを使った単語
דּוֹלָר(DoLaR)=ドル
以下の単語は「ドラル(DoLaR)」と読む
דּוֹלָר
アメリカのお金の単位「ドル」の意味
ちなみに、イスラエルのお金の単位は「シェケル」
通貨記号は₪
図で説明
一文字目は、「弱ダゲシュ」が付いたד(ダレト)
דの場合、「弱ダゲシュ」が付いても発音は変わらない
なのでדּは「D」と読んでOK
דֶּלֶת(DeLeT)=ドア
以下の単語は「デレト(DeLeT)」と読む
דֶּלֶת
「ドア」の意味を持つ単数名詞
これまでの復習と、新たなヘブライ文字
これまでに覚えたヘブライ文字
黄色が、今まで覚えたヘブライ文字
これまで8個覚えてきた。
灰色は、未学習のヘブライ文字
あと23個
あと23個も記事を書くのか…(汗
新たなヘブライ文字~ ג(G)