海外に居る期間は短くてもいい

海外に行くだけでも飛行機代が高い。
ヨーロッパやアフリカ,アメリカ,南米だと飛行機の直行便で軽く10万円は超える

人生で二度と来る機会は無いから,あなたは気合が入って海外の滞在期間を伸ばそうとしていませんか?

滞在期間が長いからといって楽しめるわけではない

滞在期間が長いとたくさんの観光地や建物,景色を見て回れる
海外で経験できる量が増えるから楽しくなるよね。

その反面,以下3つのデメリットがあるよ

  1. 旅行に飽きる
  2. 旅行疲れがたまる
  3. 食費や滞在費がかかる

1.旅行に飽きる

人間とは不思議な物で,いったんやりたい事を達成してしまうと,楽しい感情が急に薄れていく。
やりたい事を達成する前はすごく楽しみにしていたのにね・・・

例えで言うと,ビールの最初の一杯はとてもおいしい。
でも,ビール二杯目以降を飲んでも一杯目みたいにおいしく感じないよね。

海外旅行もビールの例と同じ。
旅行の最初のうちはとても楽しい。
ずっと行きたかったところに行けて満足

でも,旅行期間が延びるににつれて,海外旅行が日常になってしまう
すると,旅行の楽しい感情が薄れていく。

海外に長期滞在すると,帰国直前になって「あ~やっと日本に帰れる~」って何度も考えるんじゃないかな?



2.旅行疲れがたまる

旅行中はどうしても日本に居るよりも無理して行動しがち。
普段は歩かない人も,海外に行くと軽く十倍は歩くと考えて良い。

また,海外の環境は日本とは違う。
常に新しい風景を目にする。
新しい事ばかり頭に入ってくるとそれだけ疲れてしまう。

それが積み重なると,旅行の最後は疲労がとても大きくなっている。
旅行中は疲れを感じにくい。
しかし帰国して家に戻ってしまうと,海外旅行の緊張が一気に解けてすごく体が重く感じて起きれなくなる。

私が6泊7日で2つの国に行ったときは,海外旅行中は疲れを溜めないようになるべくホテルでの休憩をはさんでいた。
しかし,帰国して家のベットで寝たら,いつの間にか15時間も爆睡してしまったよ。

それくらい海外旅行中は疲れがたまる。
海外ではいくらホテルで休んでも見えない疲れは取れない。

疲れを取れるのは安心できる日本の自宅しかないと思っている。

3.食費や滞在費がかかる

海外に長く居ると,それだけお金がかかる。

海外で安全に,疲れを溜めないで過ごすためには,どうしてもホテルで泊まらないといけない。

海外の食事は外食中心になってしまい,高くなってしまう。
そんな贅沢な生活を長期間続けるとお金がかかる。

高い航空券の元を取ろうとして食費や滞在費にかけるお金を増やそうとしていませんか?



海外に長く滞在した私の失敗例

私の初めてのヨーロッパはフランスのパリ。
再び行く機会は無いから,思い切って連休ギリギリの滞在期間にした。

そして,実際にパリに行きました。
最初は見たいところを歩き回れて旅行の満足度は高かった。

しかし,パリ旅行の最後の方は,自分の見たいところを見つくしてしまい,暇になってしまった・・・
なので適当にパリのトラムや地下鉄に乗ってぐるぐるパリ市内を回って時間つぶしした。
パリ旅行の終盤はあまり満足度が高くなかった。

もうちょっと帰国する日時を早めにずらしても良かったかな・・・
ホテル代の無駄だったなぁ・・・と後悔している。

海外に居る期間を無理に長くしない

せっかく高いお金をかけて遠くまでいくんだから,滞在期間は長くしなくちゃ!!
あなたはそう無理していませんか?

遠くまで行ったから滞在期間も長くしないといけないわけではない。
さっさと見回りたい国なら,1~2泊でも充分だよ。

世界一周やバックパッカーを考えているならまず短い期間で海外に行ってみよう

世界一周やバックパッカーをするためにはたくさんのお金と時間が必要になる。
時によっては仕事を辞める必要もある。

仕事を辞めて,世界一周しよう!!
と判断する前に,まずは1週間~2週間程度,海外に行ってみるといい。

実際に行くと海外に長く居れば楽しいわけじゃないっていうことが分かると思うよ。

「あれ?俺が日本に居たときはずっと海外に居る事に憧れていたけど,実際に海外旅行を長くやっていると飽きるてくるなぁ・・」

海外旅行というものは,長く海外にいるのではなく,たまに海外にいく。
それが海外旅行を楽しむコツだよ