何度も海外旅行に行くと慣れてきてやらなくなる9つのこと

初めての海外旅行時は、何もかも未知の世界で、ついつい細かい事までやってしまう。

だけど何度も海外へ行くとやらなくなることが増える。
遂には最小限の労力で海外旅行を済ませてしまう。

私が海外旅行でやらなくなった事を紹介する。




海外旅行前の準備

とにかく安い値段で海外へ行こうとする

昔の私は、安い航空券やホテルにかなりこだわっていた。

色々な航空券サイトを巡回して何度もフライト検索していた。
酷い時は一日で50回以上検索する時もあった。

それはホテル選びでも同じ。
とにかく安いホテルにこだわって値段しか見ていなかった。

だけど、今の私ならそんな基準で飛行機やホテルを選ばない。
とにかく安いモノを求めて必死になる自分がバカらしい・・・って思う。

「とにかく安いモノを買うぞ!」と頑張る以前に大切な事があるでしょ?

自分がやりたい海外旅行を実現させる。
それにお金をかけるのが正しいお金の使い方。

お金なんて、日本の会社で真面目に働けばいくらでも稼げる。

結局は真面目に会社で働いてそのお金で旅行に行ったほうが楽という話

海外旅行時は細かい事なんて気にしない。
稼いだお金をポーンと出して海外へ行く。

そっちの方が楽しい旅行になるよ。

行き先の情報を細かく調べる

旅慣れた私の場合、海外旅行前に調べる情報は3つだけ。

・空港から市内までの行き方
・ホテルの場所
・お金の単位やレート

これ以上は細かく調べない。
あとは現地へ行けばなんとかなる。

治安とかの細かい情報は、マイナーな国に行くときだけ調べるかな。

言語とか、現地の人の性格とか態度なんて、ネットで調べても本質は分からない。
そういう事は実際に現地に行かないと理解できないモノ。

それを知りたいから海外に行くんじゃないんですか?

私は日本で海外の情報はできる限り調べないようにしている。
細かく調べるだけ無駄な労力だと思っている。



旅行当日

パスポートに押されるスタンプを何度も見返す

一度も海外に行った事が無い人はパスポートのページは真っ白。

そういうページにパスポートのスタンプが押されると感動する。
ついついパスポートのスタンプが押されたページを何度も見返してしまう。

だけど今の私ならスタンプが押されたページなんてほとんど見ない。
入国審査を抜けた後で、押されたスタンプの日付が間違っていないか?をチェックする時位しか見ない。

むしろページがスタンプで埋まってしまうと「残りページは大丈夫か?」で心配になる。
パスポートにスタンプを押してほしくない!というのが私の本音。

パチパチ写真を撮る

昔の私は、わざわざデジカメを持って海外へ行っていた。

現地の珍しい風景が見つかる度にデジカメを取り出してパチパチ写真を撮っていた。

だけど次第に写真を撮るのが面倒・・・になってきた。
遂には珍しい風景を見かけても写真を撮らなくなった。

海外旅行でパチパチ写真を撮らなくてもいい3つの理由

海外で写真を一枚も撮らなくても、「思い出」という記憶は日本に持ち帰れるよ。

お土産を買う

まだ旅慣れていなかった頃は、「旅行=お土産を買う」という意識が強かった。
海外に行った時は必ずお土産を買って帰国していた。

だけど、何度も海外に行くにつれてお土産を買うのが面倒になってきた。

まずお土産自体が荷物になる。
あとは帰国時の税関申告書でお土産を考慮して書かないといけない。

だったらお土産を一切買わずに帰国しちゃったほうが楽じゃん!って気づいた。

海外旅行でおみやげは買わなくていい

今の私なら、お土産の代わりに海外現地からハガキを送っている。

空港とか観光案内所に行けばハガキと日本へ送る切手が簡単に買える。
お金もそんなにかからない。

ハガキを書き終えたらポストに投函するだけ。
旅行中は一切荷物にもならないので、オススメな「お土産」だよ

やたらと現地の人に話しかけまくる

海外旅行に行く前の私は中国語を勉強していた。

そして初めての海外旅行は台湾!

「よーし!台湾で学んできた中国語を使うぞー!」
と張り切っていた。

台湾旅行中は中国語を使いたくてウズウズしていた。

ホテルの人に細かい事を質問したり、現地のお店の人に話しかけまくった。

あとは台湾のお寺に居る人とか本屋さんで日本語学習本を読んでいる台湾人に話しかけていた。

そんな風にして中国語を使えたのは良かったんだけど・・・

全く知らない人に話しかけるのは勇気がいる。
かなりエネルギーを使う。

旅行に慣れてくるにつれて「そもそも知らない人に話しかける必要あるの?」って疑問になった。

別に現地の人に話しかけなくても楽しい海外旅行はできるんだ!って気づいた。

無理して現地の人と話をしなくていい

それ以来、私は必要最低限の会話に抑えている。
それ以外は極力会話しないようにしている。

やたらと現地語を使いたがる

「現地語を使えば、現地の人の対応が良くなる」

それは海外旅行の経験が無い人にありがちな勘違い。

確かに現地語を使えば現地の人からの対応は良くなるだろうね。
だけど、それは海外に長期滞在しないと恩恵を受けられないんじゃないか?って思う。

短期の海外旅行程度ならぶっちゃけ現地語を使っても意味は無い。

海外旅行でまともに会話するのは、空港やホテルのカウンターだけ。

カウンターの人は外国人の対応に慣れている。
大抵は英語がペラペラ。

更に、「あ、この人は外国人だから英語で話そう」という反射神経が身に着いている。

そんなカウンターの人に対して自分から突然現地語を使われたらどう思う?

「えっと、英語で話すべきか?現地語で話すべきか?」で困ってしまう。

仮にカウンターの人から現地語でバーって話されても全然分からない。
結局は「英語プリーズ」ってなって余計な手間をとらせてしまう。

しかも現地語で話しかけても相手からの対応が特別に良くなるとは思えない。
ぜいぜい相手がちょっとだけ笑顔になった程度。

だから私の場合、海外旅行で使う言語は必ず「英語」にしている。
私は中国語や韓国語もできるけど、あえて「英語」を使っている。

地方のホテルだと、「check out」の英語すら分からない人もいる。
そういう場合だけ中国語や韓国語を使っている。

帰国後

疲れた顔で電車に乗っている日本人をバカにする

日本へ帰国した直後に帰りの電車に乗ると、周りは日本人だらけ。

なんか疲れ切った顔をした日本人を見ると「あ~、なんで日本人は元気が無いんだろうな~」と思ってしまう。

「だから日本人はダメなんだ!」と錯覚してしまう。

だけど、何度も海外に行くにつれて「外国人も日本人も同じ人間」って分かってくる。

確かに日本人と外国人は違う人種。

だけど会社で働いてお金を稼いで、そのお金で生きている。
そういう根本的な事は世界中にいるどの人間でも同じ。

別に日本人がダメな訳じゃない。

むしろ会社へ行って真面目に働く人の方がよっぽと賢いと思わないかな?

海外旅行の体験をやたらと他の人に話しまくる

旅行が終わった後も、まだ海外旅行の気分になって興奮している。

そのせいか、やたらと他の人へ「自分は海外へ行ったんだよ!」ってアピールしまくる。
例えば親や友達、会社の人に旅行体験を話しまくったりメールやLineで長文を打ってしまう。

だけど、何度も海外へ行くにつれてアピールしなくなる。

他の人に「俺は海外に行ったんだよ!」と主張しても疲れるだけ。

海外旅行は他の人に黙ってこっそり行ったほうが良い

だから、自分の旅行経験はひっそりと自分の心の中だけにとどめるようにしている。

自分が楽しかったから、それで充分。
他の人に話さなくてもいいや!と思っている。

まとめ

アナタの海外旅行ベテラン度

アナタは9つ中いくつ当てはまりましたか?

7~9個
 →ハッキリ言って海外旅行初心者
3~6個
 →何度か海外旅行に行って慣れてきた証拠
0~2個
 →貴様!海外旅行をやり込んでいるなッ!

別に、当てはまる数が少ないからって、海外旅行に慣れた偉い人じゃないからね。

海外旅行で嫌な思いをしたくない!

せっかくの海外旅行だから、嫌な思いはしたくない。
それは誰もが当然考えている事。

だけど、海外旅行に慣れていない人ほど嫌な思いをすることは避けられない。

過去の私も、今までの海外旅行で何度も嫌な思いをしてきた。
そういう嫌な体験は二度と味わいたくない!

だから今の私は過去の失敗パターンと言える行動をしなくなった。

その結果、やらなくなる事がこんなにたくさん出てくる。

旅慣れた人はこんな考え方で旅行しているんですよ!っていう話でした。

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