語学書の入門書だと、会話文の下に挿絵が描かれている事が多い。
ニューエクスプレスのフィンランド語の場合、カオルちゃんが可愛いので紹介してみた。
なお、ノルウェー語の方は(ry
前回の記事
ダディクールはフィンランドとは関係な・・・
関係あったwwww
ムーミン(Muumi)www
※Muumi(ムーミ)は「ムーミン」のフィンランド語
最後に「n」を忘れたわけではないYO!
フィンランド語の入門書に出てくる女の子
入門書=ニューエクスプレス
「ニューエクスプレスって何?」
ってなった兄貴は以下を読んで、どうぞ。
女の子の名前はカオル
フィンランド語で書くとKaoru(カオル)
漢字だと「薫」かな?(すっとぼけ
フィンランド語は(日本人にとって)女の子っぽい名前が多いんで、
女の子であることをハッキリ示すために、今後は「カオルちゃん」と呼ぶ事にする。
はじめまして
語学書の最初のレッスンは「はじめまして」が定番。
第一課の舞台が空港って珍しいなぁ~(呆れ
カオルちゃんをナンパ案内しているのはミッコ(Mikko)と言う名前のフィンランド人
ミッコ(Mikko)は女の子っぽい名前だけど「漢(おとこ)」である
江田島平八 – ニコニコMUGENwiki – atwiki(アットウィキ)
こちらは~です
第2~4課あたりで、第三者を登場させて自己紹介し合うパターンが多い。
新しく出てきたメガネの人はユハと言う人
フィンランド語だとJuha
カオルちゃん可愛いよね~
目が点だけど。
家族の紹介
第5課までに、家族の話題が出てくることが多い気がする。
だけど現実では外国で家族を紹介されることって無いよね?(コネでもない限り)
真ん中のおばあちゃんマダムの名前はエーヴァ (Eeva)
写真をつかって「これ」「あれ」の表現を学ぶ
写真の真ん中が、カオルちゃん
左の金髪美女外人さんの名前は不明らしい。
Kaoru “Hetkinen! Tuota … tuota …”
カオルちゃん「ちょっと待って!ええと…ええと…」
なお、金髪美女外人さんの隣にいる女の子は
カオルちゃんの妹 (pikkusisko)
妹 (pikkusisko) もかわいい (söpö) !
このロリコンどもめ!
オカルト会こぼれ話~このロリコン共め!~「西洋妖怪バックベアード」
値段の表現
カオルちゃんが帰宅中に、アイススタンドへホイホイ寄るシーン
アイスクリームを渡している男は店員(myyjä)で名前は不明
語学書に出てくる名前が不明のおじさんは、他の例だと「運転手」「通行人」が多い
アイス(jäätelo)は、2つの玉(kaksi palloa)で3ユーロ(kolme euroa)
フィンランド語の場合、1以外の数詞の後に来た名詞は複数形にはならず、「単数・分格」になる。
「分割できる、分けられる」ので分格になるらしい
ん?今何でもするって言ったよね?
1「以上」ではなく1「以外」って言ったよね?
ゼロやマイナス、0.99999999や円周率πなどの無理数、虚数も分格なの???
ワイ「センセー、↓の後に来た名詞は単数・分格ですかー?」
上記の質問を、フィンランド語の先生にしたら嫌な顔をされる事間違いなしwww
週末の予定を相談するシーン
一人で週末の予定を立てるシーンは、語学書では見た事ないなぁ~
小説っぽくなって複雑になるからかな?
カオルちゃん…… おくち あんぐり!
動詞の「子音交替」が含まれている会話文になっている。
「子音階程交替」みたいな長ったらしい用語が出てきた時点で、何か恐ろしそうに感じる。
天気の表現
天気の表現は、言語によって様々。
アラビア語の場合は、主語を「天気」にして、その後に形容詞を置く。
اَلْجَوُّ مُمْطِرٌ
アルジャウウ ムムティルゥン
雨が降っている(その天気は、雨降りである)
フィンランド語の場合は、「雨が降る」を意味する動詞の三人称・単数だけで表せるらしい
Sataa (vettä)
(水が)降る
最後のカオルちゃんのセリフ
Ihmeは「びっくりだわ!」の意味
なんでアラビア語の話題が出たのかって?
フィンランドにも「アラビア」があるじゃないですかwww
「~しましょう」の表現
語学書では、命令形とセットで勧誘の表現を紹介することが多い
カオルちゃんと話している女性の名前はアンナ
フィンランド語だとAnna
「それはカロリー爆弾よ!」のセリフが、8年経っても印象に残っている。
フィンランド語だと
Se on kaloripommi!
接続詞「~ということを」を使った会話文
サンタクロース(Joulupukki)に会おう(提案
Kaoru : “Hän asuu Rovaniemellä, Lapissa, eikö niin?”
彼(サンタさん)は、ラップランドのロヴァニエミに住んでいるんでしょう?
フィンランドの最北に位置する県、ラップランド(Lappi)の中にロヴァニエミ(Rovaniemi)という町がある
赤の四角で囲んだところがロヴァニエミ(Rovaniemi)
北緯66度の位置らしい・・・(アイスランドとほぼ同じ)
「~へ」「~から」の表現
カオルちゃんと話しているメガネをかけた男はユハ(Juha)
向格(~へ)と離格(~から)を使った会話文
それとは別に「第3不定詞」という恐ろしそうな文法も説明されている。
ニューエクスプレスのフィンランド語の場合、文法を詰め込みすぎじゃないですかねぇ・・・
動詞の三人称複数語幹の後に maan / mään をくっつけると「~するために」の意味になるらしい。
例:
he syövät (彼らは食べる)
→syö + mään
→syömään (食べるために)
カオルちゃんはキノコ狩りする(意味深
「キノコを狩る」は käydä sienessä (キノコの中へ訪問する)
※sieni = キノコ
語尾に-ssäがくっつく時、sieni→siene+ssä に変化する。
阿部さん(右下を見て)「ウホッ!いい男…」
フィンランドではキノコ (意味深) を自由に狩ってOK
なぜならば、jokamiehen oikeus (自然享受権、万人権)の考え化があるらしい。
フィンランド語をきれいさっぱり忘れても、なぜか
jokamiehen oikeus
だけはスラスラ言えるから不思議。
料理をするシーン
エーヴァおばあちゃんが、ブルーベリーパイ(mustikkapiirakka)を焼いている所
キノコと同様、ブルーベリー(mustikka)はフィンランドではよく採れる食べ物らしい。
いろいろな複数形を学ぶための例文。
なのに、文法解説の中には
物質名詞と個体名詞の違い(単数)
の項目がある。さっき複数形の説明をしたよね?
体調が悪いシーン
入門書では、体調が悪いシーンがよく出てくる
語学書に出てくる主人公、いつも体調崩してんな
体調が悪いカオルちゃんに対して、アンナが「家で休まないといけないわ」と言っているシーン
「~しなければならない」と言う時は、 täytyy を使うらしい。
比較の表現
カオルちゃんと話している人は、店員(myyjä)で名前は不明。
形容詞の比較級を作る時は、語幹+mpi
最上級は-inになるらしい。
アラビア語と違って、フィンランド語は珍しく比較級・最上級の印が付くから嬉しい
iso(大きい)なら、比較級はisompi(より大きい)
最上級はisoin(最も大きい)
なーんだ、(母音変化の複雑なルールは置いといて)簡単じゃん。
なお、アラビア語(とヘブライ語)は比較級・最上級の形が無い
なので定冠詞や前置詞、数や語順で説明するしかない。
関係代名詞を使った会話
入門書の最後あたりに「関係代名詞」がよく出てくる。
入門書では説明の都合上「関係代名詞」が出てこない場合もあるし、
逆に半分の10課よりも前のところで早くから「関係代名詞」が出てくるケースもある(例:古典ヘブライ語)
上記は、夏至祭(juhannus)のシーン
Kaoru “Ihanaa.On hauska viettää juhannusta!”
カオルちゃん「素敵だわ。夏至祭を過ごすのは楽しいわね!」
フィンランド語のまとめ
カオルちゃんは可愛い(小並感
店員「3ユーロになります」
カオルちゃん(3ユーロを取り出して)「こちらです、どうぞ」
店員「ありがとう、さようなら!」
カオルちゃん「さよなら!」
Hei hei! (ヘイヘイ)
で「さようなら」の意味になる。
なお、ノルウェー語の方は
ニューエクスプレスの場合、陽子(ようこ)ちゃんが出てくる。
うーんこのー
ノルウェー語の挿絵にも、カオルちゃんを出してくれないかな~
ノルウェー語なのに、なぜか「OK」と言うヨウコちゃん
OK(オーコー)というノルウェー語があるらしい。
「ノルウェー人の飲酒習慣」について調べているヨウコちゃん。
フィンランド語なら「フィンランド人のコーヒー習慣」かな?
しつこいけど、カオルちゃんを(ry
国旗はフィンランドの青十字にしよう(提案
私の方で描いてみた↓
「母音調和」の次に挫折するのは「子音階程交替」
ニューエクスプレスのフィンランド語をパラパラ読むと、
「子音階程交替(しいんかいていこうたい)」
という恐ろしい文法が出てくる。
さらーっと文法を読んでもさっぱり分からない
子音階程交替を理解しないまま次のページ以降を読み進めると・・・
これ以降の文法説明が全然分からない。
私の頭の中は
「ウホ?ウホホ?ウッホホ?ウホウッウホホ?ッホホウホホホウホウホ?」
な状態
ので、私の方で子音階程交替の所だけをしっかり読んで整理してみた。