倉頡輸入法だと、普段の書き順とは全く異なる順番で組み立てる漢字もある。
そんな漢字を紹介する
前回の続き
倉頡輸入法の基本的な考え方を以下に整理した。
ちょっと難しい漢字の解説
「筐」→「竹尸一土」
2つ目の「尸」で「コ」の逆の箱を作る。
「臣」→「尸中尸中」
3つ目の「尸」で「コ」の箱を作る。
「馬」→「尸手尸火」
3つ目の「尸」が、「馬」の下側のハネる部分になる。
「也」→「心木」
まず、左側に「七」を作る。
次に右上に「ヤ」をくっつける
「民」→「口女心」
3つ目の「心」が右下の部品になる。
「成」→「戈竹尸」
まず、右上から作って、次に左下を作る流れ。
倉頡輸入法の場合、入力順番の優先は以下になる。
1.上から下
2.左から右
「戈」の右上に付いている点が「成」の漢字の中で一番上。
なので、「竹」よりも先に「戈」が来る。
「亦」→「卜中弓金」
2つ目は「はらい」のように見えるが・・・
「中」でまっすぐ直線を引く考え方になる。
「並」→「廿廿金」
2つ目の「廿」で、下の「一」もまとめて引いている。
「快」→「心木大」
2つ目の「木」で、右上の部品をまとめて書いている。
「冘」→「中月山」
縦棒「|」が「冘」の漢字の一番上に位置する。
よって先ほど説明した入力順番の優先より、
「月」よりも「中」の方が先になる。
「及」→「弓竹水」
これは初見では理解しにくいと思う。
3つ目の「水」で、右下の「又」をまとめて書いている。
小学一年生の漢字で倉頡を学ぼう(提案)