ウェールズ語講座その8~形容詞を使った文

「私は疲れた・・・」をウェールズ語で言ってみましょう!




前回の続き

ウェールズ語講座その7~もう1つの「私は~です」の表現

今回は形容詞

例文


Rydw i’n flinedig
ラドゥ イン ヴリネディグ
私は疲れています


英単語で並べると「Am I in tired」

直訳すると「私は疲れている状態の中にいる」
みたいな感じ。

Rydw(ラドゥ)=私は~です

詳細は「その5」を参照して♡

i’n(イン)=i(イ)+yn(アン)

詳細は「その6」を参照して♡

 

ちなみに、今回紹介する「yn(アン)」

「’n」 + 名詞

の場合と同じ

「’n」 + 動詞とは別物

flinedig(ヴリネディグ)=疲れた

形容詞の例。

もともとは「blinedig(ブリネディグ)」の形。

その形容詞の前に「yn(アン)」が来ているので,
「軟音化(なんおんか)」が起こって

blinedig→flinedig

の形へ変わっている。
(単語の最初が「b」→「f」になる。)

 

まぁ、この段階では「軟音化」について理解できなくてもOK。

とりあえず、この場合は「flinedig(疲れた)」を使うんだな~
の認識でOK




「yn + 形容詞」で混乱しやすい点

叙述のyn

先ほど紹介した例文をもう一度示す。


Rydw i’n flinedig
ラドゥ イン ヴリネディグ
私は疲れています


「私は~です」の場合・・・

「私」と「形容詞」で文を並べている。
それをつなぐために「’n=yn(アン)」を挟んでいる。

この「yn(アン)」「叙述のyn」と呼ぶ。

 

前回紹介した

「’n」 + 名詞

の時の「‘n=yn(アン)」「叙述のyn」

「yn + 形容詞」だと副詞になる

「’n」で省略しない「yn(アン)」の後に形容詞を置くと、
それらのカタマリは「副詞」扱いになる。


yn flinedig
アン ヴリネディグ
疲れている~


「叙述のyn」と「副詞を作るyn」の違いに注意!

もう一度整理する。


「’n」 + 形容詞=叙述のyn

「yn」 + 形容詞=副詞を作るyn


だから「yn(アン)」は厄介なんだよ!

ウェールズ語講座その9へ続く

ウェールズ語講座その9~ynを使った副詞の作り方