ヘブライ語の子音は全部紹介した。
ここからは未学習の母音記号を紹介していく。
前回の復習
ו(V)
子音は全部覚えた
以下が、ヘブライ語に出てくる子音
新たに紹介する母音記号
既に習った母音記号の復習
אֵは「e(エ)」と読むことは学習済。
ヘブライ文字の下に、点「・」が横に2つ並んだら「エ」になる。
ちなみに、この母音記号の名前は「ツェーレー・ハセル」
ツェーレー・マレー(e)
点「・」が2つ並んだ母音記号の後に、ヘブライ文字のי(ヨド)が来た場合
かつ、י(ヨド)に母音記号が付いていない場合、י(ヨド)は無音になる。
אֵי(e・エ)
上記のי(ヨド)は「読みの母」の役割を持つ文字と見なせる。
発音はどちらも「e(エ)」
「ツェーレー・ハセル」אֵと「ツェーレー・マレー」אֵי
は、どちらも点「・」が横に2つ並んでいる
だけど、発音はどちらも大体「e(エ)」で良い
「ツェーレー・マレー」は「ey(エイ)」と発音することもある
אֵי(e・エ)
は
אֵי(ey・エイ)
と発音するケースもある
ヘブライ語の語学書では「ツェーレー・マレー」の部分の読み方が
「ey(エイ)」と記載されているケースもある。
「e」と「ey」の区別がややこしくなるので・・・
本記事では「ツェーレー・マレー」の発音は「e(エ)」で統一する。
ツェーレー・マレー(e)を使う単語
3文字
אֵיךְ(eKh・エフ)=どのように
אֵין(eN・エン)=~が無い
בֵּית(BeT・ベト)=~の家
上記はבַּיִת(BaYiT・バイト)の「連語形」になっている。
4文字
אֵיזֶה(eZe・エゼ)=どの?どちらの?
אֵיפֹה(eFo・エフォ)=どこに?
אֵינַי(eNaY・エナイ)=私の両目
5文字
זֵיתִים(ZeTiM・ゼティム)=オリーブ
עָלֵינוּ(aLeNu・アレヌ)=私たちの上に
אֵלֵינוּ(eLeNu・エレヌ)=私たちへ
6文字
אֵירוֹפָּה(eRoPa・エロパ)=ヨーロッパ
סוּסֵינוּ(SuSeNu・スセヌ)=私たちの馬たち
רַגְלֵינוּ(RaGLeNu・ラグレヌ)=私たちの両足
לְפָנֵינוּ(LeFaNeNu・レファネヌ)=私たちの前に
8文字
סוּסוֹתֵינוּ(SuSoTeNu・スソテヌ)=私たちのメス馬たち
単語2つの組み合わせ
בֵּית־סֵפֶר(BeT SeFeR・ベト セフェル)=学校
直訳すると「本の家」
בֵּית־קָפֶה(BeT KaFe・ベト カフェ)=喫茶店
直訳すると「コーヒーの家」
בֵּית־עָם(BeT aM・ベト アム)=公民館
直訳すると「民の家」
בֵּית־חוֹלִים(BeT KhoLiM・ベト ホリム)=病院
直訳すると「病人たちの家」
בֵּית־כְּנֶסֶת(BeT KeNeSeT・ベト ケネセト)=ユダヤ教の礼拝堂
直訳すると「集会の家」
「ユダヤ教の礼拝堂」は「シナゴーグ」とも言う。
イスラム教で言うと「モスク」みたいな場所。
新たな母音記号 ~クブツ(u)