日本からヨーロッパへ直行便で行く人は、ほぼ必ずロシアを通過する。
(乗り継ぎの場合は除く)
じゃあ、ロシアの「どこ」を通過するのか?
の疑問は、ほとんどの人が知らないだろうと思うので調べてみた。
ロシアには83個の州に分かれている
ロシアの州面積ランキングを作ってみた
ロシアの東側(日本の方)に行けば行くほど、
州の面積も大きくなる。
ヨーロッパ行きフライトのルート
私が経験したフライトのみ紹介する
デンマーク行き
東京→デンマークのフライトはこんな感じ
ほとんどがロシアを通過している事が分かる。
帰りも大体同じルート
ポーランド行き
東京→ポーランドのフライトはこんな感じ
このフライトも、やっぱりロシアを通ってしまう。
帰りも大体同じルート
【参考】ローマ→香港のフライト
ローマから香港へ行くフライトはこんな感じ
こちらはロシアを通らない。
(と言うより、ロシアを避けている?)
ロシアのどこを通るのか?
東京→パリのフライトで考えてみる
ヨーロッパ行きフライトで一番人気があるのはパリ
(だと思う)
東京→パリのフライトルートは大体以下のような感じ。
日本から出発
日本の東京(TOKYO)から出発!
まず日本海を渡るルートになる。
ヨーロッパへ行く前は韓国や中国を通ると思ってた
ロシア突入!
ロシアに入って、最初に通るのが多分こ↑こ↓
ウラジオストク市がある州ですね。
もしかしたら通らないかもしれない。
(中国を避けるため)
中国の東北の向こうを渡る
中国の東北にあるハバロフスクを渡る形になると思います。
世界最大の面積を持つ州
インド程度の面積を持つ州を通過する。
世界第二位の面積を持つ州(?)
クラスノヤルスク地方ですね。
一番北側の州
東京から飛び立って5~6時間あたりで
フライトルートの一番北を通る。
その州がヤマロ=ネネツかな?
コミケではない
ここから、南下してヨーロッパへと向かっていく。
(ロシアもヨーロッパだけど)
この時に通るのがコミケ・・・
じゃなくてコミ共和国。
なんか名前の長い州
モスクワの北にある州を通る
残念ながら、モスクワ上空は通らないようだ。
フィンランドのお隣の州
フィンランドは有名だと思う。
だけど、フィンランドの隣にあるロシアの州はほとんど知られていない。
(というか、知っていたら逆に怖い)
その州の名前が「カレリア」ってなんか覚えやすくない?
ここまで行くのに8時間かかる。
東京→パリ行きフライトの70%くらいがロシアじゃないかな?
(適当)
ヨーロッパへ突入!
正確にはロシアのウラル山脈を越えた時点でヨーロッパなのだが
ヨーロッパ行き直行便の場合、ほぼフィンランドを通る(と思う)
ここまで9時間かかる。
ここらへんでフライトマップを見ると
「あー、もうフィンランドかー」
「ヨーロッパへ入ったんだなー」
と分かって嬉しくなる乗客が出てくる。
でも、ロシアもヨーロッパだからね!
(二回目)
北欧好き女子に大人気の国
たったの10時間でここまで行ける。
かがくのちからってすげー!
フランスのパリ行きフライトの場合、スウェーデンの南部を通ると思う。
ここまで来るとテンションが上がる日本人が続出する。
通るか微妙な国
デンマークは通るかどうか微妙だけど、あえて掲載した。
(小さな国だけど、海も含めるとかなり広い)
オランダ・ベルギーは多分通らないと思う
この機会にデンマークという国も覚えて♡
おっぱいぷるんぷるん
ドイツで有名なヒトラーの
und betrogen worden
ウント ベトローゲン ヴォルデン
が日本人は「おっぱいぷるんぷるん」と聞こえるらしい。
「おっぱいぷるんぷる~ん」ではないらしい
ドイツ語学習者が怒りそうなドイツ紹介である。
ちなみに私はお隣のポーランド語学習者。
ポーランド語には詳しいけど、ドイツ語の事は全然分からない。
やっと目的の国へ!
おふらんすへ突入!
フィンランドに入ってから、たったの2~3時間でフランスに入れる。
「ヨーロッパって狭いなぁ~」
「ロシアって広いなぁ~」
と実感できると思う。
まとめ
ロシアを通る長時間フライトは退屈
東京→ヨーロッパ行きフライトの場合、
フライト時間の半分以上がロシア上空になる。
ロシア上空だと、フライトマップを見ても
「あ~、今はロシアか~。」
「だけど、どんなところか分からない・・・」
程度の知識だと、フライトが退屈である。
ロシアの地理を学ぼう!
ロシア上空のフライト中でも楽しむ方法は簡単。
ロシアの地理を勉強すればいい。
一度勉強して覚えてしまえば
「今は世界最大のサハ共和国か!」
「ロシア最北端のネネツかな?」
「フィンランドの隣のカレリアかな?」
と分かる。
それだけでも楽しい!
だって、実際にその場所に居るんだから!
長時間フライトを少しでも楽しく過ごすなら
ロシア地理も知っておくといいかもしれないよ!
以上、地理マニアおじさんからのアドバイスでした。