ヘブライ語で何か書いてみたいなぁ～
と考えている兄貴向けの記事。
前回の記事
ボボボーボ・ボーボボの読み方
ヘブライ語の用語
ヘブライ語には活字体と筆記体がある
ボボボーボ・ボーボボに例えると？
一番上が、パソコンやスマホで表示されるヘブライ語。
真ん中と下は私の手書き。
最初の文字だけ書いて、あとは全部コピペした
まずは活字体から覚える
ヘブライ語の新聞、パソコンやスマホ等は「活字体」で書かれている。
語学書のテキストも、基本的には「活字体」を使う。
イスラエルの小学生は、まず活字体の書き方から覚えるらしい。
なので、活字体から覚えて♡
なんで筆記体があるの？
活字体だと、書くのに時間が掛かる文字がある。
その面倒くさい部分を省略したのが筆記体。
筆記体を覚えれば、ヘブライ語を書くスピードが上がるかもしれない
・・・のだが、無理して筆記体を覚えなくていい。
仮にイスラエルに留学して、先生の板書が筆記体であれば筆記体を覚えましょう！
だけど日本でヘブライ語テキストを使って独学するのであれば、活字体は覚えなくていい。
私だって英語を学んでから２０年以上になるけど、いまだに筆記体は書けない。
未だに 「abcde….」 のような面倒くさい書き方をしているけど、それで困ったことは一度も無い。
「筆記体ってカッコいいなぁ～」
って思う人だけが筆記体を練習すればいい。
本記事では「活字体」でヘブライ語を書く方法を説明する。
活字体って、どうやって書くの？
今まで紹介したヘブライ文字
בとוの2文字だけですね。
むしろ、たったの2文字でここまでヘブライ語を説明できるボボボーボ・ボーボボの偉大さが分かる。
ב＝子音「b」又は「v」
ו＝子音「v」
本記事ではヘブライ語の書き方を紹介するので、発音は忘れてもいい
(できれば覚えて欲しいんだけどな～)
活字体の書き方
בּוֹבּוֹבּוֹ־בּוֹ בּוֹ־בּוֹבּוֹ
の「בּוֹ(ボ)」を手書きで書く流れは以下。
בּ＝①②③ (③は点を打つ)
וֹ＝④⑤ (⑤は点を打つ)
ヘブライ語は右から左に向かって書くことに注意！
「בּ」→「וֹ」
の順番に書く。
「וֹ」→「בּ」
ではないよ！
「בּ」→「וֹ」
の順番です！
大切なことなので、2回言いました
書き順
ヘブライ語の語学書に示されている書き順の傾向は以下
上から下
右から左 (※日本語と逆)
漢字は複雑なパーツで構成されているので、書き順がハッキリ決まっている
だけど、ヘブライ語の文字はシンプルなので書き順はあまり気にしなくていい
例えば、「בּ」の文字なら・・・
先に中の点(ダゲッシュ)を打ってから、周りの線を書いてもいい。
自分が書きやすい！
と思う順番に書いてＯＫ
書き順は、あくまでも参考ね！！！
他にヘブライ語で使う文字はあるの？
「ヘブライ文字」は全部で２２個
なーんだ、
ヘブライ語はたったの２２個の文字しか使わないのかー
覚えるのが簡単だなー
・・・と思うかもしれない。
アレ、罠だよ。
あくまでも「ヘブライ文字」が22個しか無いのであって
ヘブライ語で使われる文字はもっとたくさんある！
ヘブライ「語」で使う文字は６０個くらい
「ダゲッシュ」の区別を考慮するともっと増える。
正確に数えたわけじゃないけど、大体2倍の40個くらいかな？
(とは言っても、中心に点を打つだけ)
追加で語尾に来ると形が変わるヘブライ文字が5個ある。
また、母音記号も覚えないといけない。
(１７個くらい？)
ヘブライ文字だけでなく、語尾の文字やニクダー(母音記号とダゲッシュ)も考慮すると、全部で６０個くらいになるかな？
まぁ、漢字２０００個と比べたら覚えるのが楽だけどな！
まずはヘブライ文字27個を紹介
「ヘブライ文字」は、語尾の形も考慮すると２７個ある。
文字自体は、残り３０個あると考えて♡
以下の赤枠が、２７個のヘブライ文字(活字体)
(google翻訳のキーボード)
へー、ヘブライ文字ってこんな感じなんだー！
って思ってもらえればいい。(まだ文字は覚えなくていい)
私が初めてヘブライ文字に触れたのが10年前だったなぁ～
(突然の 自分語り)
古代ギリシア語を勉強していた時に、何故かヘブライ語入りの例文があって
「なんじゃこりゃぁ！？」
「これ、宇宙の文字！？」
「え？アラビア語と同様に右から左へ読むの！？」
ってビックリしたのは、いい思い出。
ヘブライ文字(活字体)の手書きがこちら
赤枠、左から順番に
K,R,a(子音),T,V,N(語尾),M(語尾),F/P
赤枠、左から順番に
S/Sh,D,G,Kh/K,a(子音)
赤枠、左から順番に
J(ヤ行),Kh,L,Kh(語尾),F(語尾)
赤枠、左から順番に
Z,S,V/B,H,N,M,Ts,T,Ts(語尾)
ヘブライ文字の書き方 参考
イスラエルの小学生が覚える字体
参考文献
7ページにある
「ヘブライ文字の書き方」を引用した。
新たな文字ל(L)
