会社の会議中に堂々とサボって外国語を勉強するノートを作ってみた

会社で仕事すると、どうしても偉い人の話を延々と聞かされる嫌な時間がある。

その代表例が会議。
あとは強制的に受けさせられる研修や朝礼、全体集会など。

そんな時間を自分の語学に充てる方法を考えてみた。




会社の仕事は、いかにサボれるかが重要

会社の仕事を常に真面目にこなそうとする人ほどうつ病になりやすい

私は会社のせいでうつ病になるのは嫌だ!
だから、常にうつ病の事前対策をしている

でも、うつ病の対策なんて全然難しくない。

 

こっそりサボる

それだけでいい。

会社の勤務中にサボるのも立派な仕事の一つです

仕事をサボる時間を有意義に使えないか?

私なりのサボる方法

私は,会社のオフィス内で一日中パソコンを使う仕事をしている。
その場合、以下のようなサボり方がある。


・歯磨きの為にトイレへ行く

・会社の周りを散歩

・窓ガラスの外を見る

・オフィスでできる運動をする

・会社用のパソコンで語学


会社用のパソコンでこっそり語学をする方法

私の場合、会社用のパソコンにこっそり「Anki」というアプリを入れている。

会社でヒマな時でもポーランド語をAnkiアプリで勉強する方法

Ankiアプリを使ってポーランド語の複雑な単語の変化を会社でこっそり覚えました!
(別に威張ることじゃないが)

ポーランド語の複雑な格変化を文法用語を使わないで説明してみた

でも会議中はどうやってサボるか?

私が長年悩んでいたのが、「会議中」のサボり方。

会議中だと、どうしても身柄が拘束されてしまう。


・サボるためにトイレに行きたくても行けない

・目の前にパソコンも無いから、内職もしにくい
(私は仕事でノートパソコン使わないので)

・眠くなっても寝れない
(目をつぶる位はできるが)


 

にもかかわらず、偉い人から同じ話を何度も聞かされる。
前にも聞いたような話を聞かされるから、余計に眠くなる。

他の人から意見を求められたら、以下のように答えてその場を切り抜けている。


「○○の認識でよろしいですか?(棒」

「へぇーそうなんですねぇー(棒」

「それでいいと思います(棒」


 

当然、下っ端の私の意見が会議で反映されることは無い。
だったら、別に私は会議に参加しなくてもいいじゃん!

会議中に偉い人の話を「聞いたフリ」をしながら、どうやってサボるか考えてきた。




会議中にサボる専用のノートを作ればいいじゃん!

会議中にこっそりノートに落書きしてもバレない

私の会社の場合・・・

会議中に自分専用のノートパソコンを持ち込んで、堂々と別の仕事をやっている社員が多い。

というか、それが当たり前の風潮。
でも、誰も注意しない。

・・・それだったら、仕事用のノートにいくら落書きしまくっても大丈夫だな!
と気づいた。

という訳で、私は会議中にノートの余白に落書きをして時間を潰すようになった。

会議前にノートに語学の内容をメモしておく

会議中に落書きをする習慣がついてきた。

すると、語学マニアの私は

ノートに語学の内容を書き写せばいいんだ!

と気づいた。

 

それ以来、会議前にいつも仕事用ノートの余白に語学の内容を書き込む習慣が付いた。
(本来は会議前に事前課題を書き込むべきなのだが)

今までノートにこっそり書き込んだ内容は以下


・ポーランド単語の複雑な変化表

・ポーランド語単語と日本語の意味 (例:wykorzystywać→使う)

・ロシア語の簡単なフレーズ

・ラテン語の格言 (例:”veni vidi vici”)


「こころぴょんぴょん」のラテン語訳を分析してみた

あとは、そのノートを会議室へ持ち込む。
当然、会議中はずっとノートを開きっぱなしにしておく。

語学関連のところだけ何度も繰り返し読めば、会議の時間を有効に使える。

会議中に語学をしても問題無し!

今まで会議中にノートにメモしておいた語学フレーズを何度も読んできた。

でも、他の人から注意されたことは一度も無い。

 

他の人は気づいていないフリをしているのか?
それとも、本当に気づいていないのかな???

 

という訳で、会議中に堂々と語学をしても問題無いようである。

語学マニアの私にとってはうれしい誤算(?)である。

会社内で作る語学ノートだと限界がある

会社の仕事中にこっそり書いておいた語学フレーズだと限界がある。

ぜいぜい、パソコンからこっそりWiktionaryにアクセスして
単語の意味や単語の変化・例文を書き写す位しかできない。

Wiktionary(ポーランド語版) wykorzystywać(使う)

「英語」の場合なら、ネットですぐに調べれる。
情報量も多く、例文も豊富でうらやましい。

 

だけど、ポーランド語のようなマイナー言語になるとネットだけでは情報が不十分。

当然、ポーランド語ー日本語のオンライン辞書なんて無い!

なので、仕方なくポーランド語ー英語のオンライン辞書を使う。
それでも、単語の意味がヒットしない事も多い。

結局はポーランド語ーポーランド語のオンライン辞書を使うハメになる。
・・・のだが、単語の意味がよく分からないし例文が無いことも多い。

 

マイナー言語だと、パソコンから得られるポーランド語の情報量が限られてしまう。

自宅でガチな語学ノートを作っておこう!

もっと情報量の豊富な語学ノートを会議中に持ち込みたい!
だけど、会社のパソコンから調べれる情報量は限界がある。

 

それだったら、自宅で「ガチな語学ノート」を作っておけばいいじゃん!

 

自宅なら、ポーランド語のようなマイナー言語の語学書も置いてある。
その語学書にある例文や詳しい説明内容をメモすれば「ガチな語学ノート」になる。

そうすれば、会議中に堂々と語学をして給料までもらえる。
最高じゃないか!
※本業は会議です

という訳で、会議中にサボる専用の「ガチな語学ノート」を作ってみた。

会議中にサボる専用の「ガチな語学ノート」の条件

会議をサボって語学をすることを考えると・・・
いつも使っている「普通の語学ノート」を持ち込むと怪しまれやすい。

 

私なりの「普通の語学ノート」は以下のような感じ。

ウェールズ語の場合

ウェールズ語学習用のマインドマップを作ってみた

グルジア語・アラビア語・ロシア語等の場合

語学書「ニューエクスプレス」を挫折せずに最後までやり遂げる方法

意味不明な文字の羅列に赤文字でびっしり書き込んでいる。

会議中に私の隣に座っている人は、私のノートパッと見ると怪しまれるだろう。

 

なので、会議中に堂々とサボる専用の「語学ノート」の条件は以下になる。


・文字は小さく書く

・当然、黒の一色だけ

・ペンではなく、鉛筆の芯で書く
(文字の色を薄くする)

・ノートのサイズは小さ目
(腕でノートの中身を隠せる)


会議中にウェールズ語をガチで学ぶノートを作ってみた

ウェールズ語って何?

以下を読んで心ぴょんぴょんして、どうぞ

「こころぴょんぴょん」のウェールズ語訳を分析してみた

ノートに書き写す対象の語学書

私はOxford社のウェールズ語ー英語辞書を使った。

裏はこんな感じ

厚さはこれくらい。

なんで語学書じゃなくて辞書なの?

会社の会議中に語学をやる場合、単語だけ覚えていると眠くなる。

「単語だけ」よりも、例文を読んでいたほうが眠くなりにくい気がする
(それでも眠くなるのだが)

なので、会議中に使う語学ノートは例文を集めたモノの方が良い。

 

しかし、ウェールズ語はポーランド語以上にマイナー言語。
当然、英語みたいに例文をまとめた日本語の語学書なんて無い!

日本語で書かれたウェールズ語の語学書は「ウェールズ語の基本」がある。
(と言うかそれしか無い)

 

そこに書かれている例文を会社の仕事「以外」の自由時間に何度も繰り返し読んでいる。

とりあえず100回読んで次の課へ進むようにしている。

 

だから、語学書に書かれている例文は読み飽きている。
会社の会議中くらいは、もっと新鮮な例文を読みたい!

 

だから、ノートに書き写す対象が語学書じゃなくて辞書になった。

書き写す例文にマーカーを引いておく

私はウェールズ語を学んで一カ月程度。(※独学です)

当然、辞書に書かれている長くて難しいウェールズ語例文は理解できない。
だから、文の構成を理解できるウェールズ語例文だけマーカーを引いておいた。

拡大するとこんな感じ

ピンクでマーカーを引いた箇所が簡単なウェールズ語の例文。
これ位のレベルなら、自力で文法を理解できるから勉強になる。

「簡単」とは言っても、英語しか知らない人にとっては意味不明な単語の羅列だが

会議をサボる専用の語学ノート

他の人から怪しまれないように、腕で中身を隠せるノートにしたい。
だから、私は小さ目のノートを使った。

参考までに、ペンと並べるとこんな感じ。

ノートを開くと、大量のウェールズ語ー英語例文が出てくる。

ノートの1ページだけ拡大するとこんな感じ

更に拡大。

ここまで拡大して、やっとノートの内容が分かるのである。

これなら会議中でも堂々と語学できるね!

辞書の例文をノートに書き写す作業の例

ウェールズ語ー英語辞書から、マーカーで引かれた例文のみをノートに書き写した。

「fydda i byth yn sal」「I’m never ill」を書き写した結果が以下

あくまでも、会社の会議中に使う物。

なので、ペンではなくシャープペンシルのみで書いた。
文字サイズは小さくする事も心がけた。

 

ちなみに書き写したウェールズ語例文を文法的に解析すると以下になる。


fydda i byth yn sal
ヴァザ イ ビス アン サル

・fydda = 私は~である(英語のI am)
・i = 私
・byth = 決して~しない
・yn = その(英語のthe)
・sal = 病気

「fydda」は「bydda」が軟音化した形(b→f)
「bod(~である)」の直説法・未来形・一人称・単数
文法上は未来形だが、現在の習慣を表している

Wiktionary bydda


この語学ノートを使って会議に参加する

辞書から大量に書き写したウェールズ語例文ノートを会社の会議室へ持ち込む。
会議中は、仕事の話を「聞いているフリ」をしながら語学ノートの方を真剣に読む。

これだけで、会社の会議の時間を有意義に使える。
なんと素晴らしいことであろうか!

 

ちなみに、この語学ノートは会議以外の業務時間でもこっそり使える。


・朝礼の時に立ちながら語学ノートを読む

・仕事でヒマなときに読む

・昼休みに読む


会議用の語学ノートを一度作っておけば、仕事をサボる万能ツールにもなるね。